子どもと行こう!名古屋市美術館「シャガール展」。
名古屋市美術館に行ってみよう。
名古屋市美術館は、名古屋栄にもほど近い都心にある緑豊かな白川公園内にあります。
美術館建物は建築家、黒川紀章の代表作としても有名です。
すぐ隣には名古屋市科学館もあり、名古屋の観光スポットとしてもおススメです。
入場当日に名古屋市交通局の「一日乗車券」や「ドニチエコきっぷ」を提示することで入館料金が割引になるので上手に利用しましょう。
特別展「シャガール展:三次元の世界」
名古屋市美術館では、2018年2月18日(日)まで特別展「シャガール展:三次元の世界」が開催されています。
シャガールといえば色彩豊かな絵画をイメージする方が多いと思いますが、今回のシャガール展は陶器や彫刻などが数多く展示されていました。今回約170点の出品作品のうち、3分の1が彫刻と陶器とのことでした。
立体作品の多くは晩年の1950年代以降、シャガールが60歳代半ばに集中して作られたようです。
立体作品と合わせて、立体作品のために描かれた下絵などの展示もあり、綿密に考えて制作されていることがわかります。
今回は、子どもにも分かりやすいように展示作品の横に子ども向けの解説の掲示がありました。
会場では家族連れの姿も多くみることができました。
まだ小さな子どもの場合、絵画を見て楽しむことは難しいかもしれませんが、子ども向けの本などもいくつか出ているので、美術館へ出かける前に読んでおくと親子でより一層、美術館を楽しむことができるのではと思います。
・シャガールの絵本―空にふわり (小学館あーとぶっく) 結城昌子
本物を見て学んで楽しもう!
会場に図録の見本が置かれていました。
図録を見てから、本物の展示を見に行くのも面白いです。
絵画の色は印刷物での再現が難しいので、ぜひ展示されている本物の絵画の色彩を見て感じほしいと思います。
彫刻は写真では彫りの部分が陰になっていることがおおく、これも実物でないと分からない所が多いです。ぜひ実際に本物を見て欲しいと思います。
「名古屋市美術館」 http://www.art-museum.city.nagoya.jp/
<休館日>
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
4月18日~4月28日、6月27日~10月6日(改修工事に伴う休館)、12月5日~12月13日、12月29日–1月3日、2月20日~3月2日
<開館時間>
午前9時30分~午後5時、5月5日、11月3日を除く金曜日は午後8時
(いずれも入場は閉館の30分前まで)
<アクセス、公共交通機関>
- 地下鉄東山線・鶴舞線「伏見駅」下車、5番出口から南へ徒歩8分
- 地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車、2番出口から北へ徒歩7分
- 地下鉄名城線「矢場町駅」下車、4番出口から西へ徒歩10分