オリジナル入学グッズー子どもとぶきっちょママのオーダーメイド―

はじめに

慌ただしかった今年も年末に入りました。
年長組のお子さんを持つお母さんの中には、そろそろ入学用品について考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

思えば数年前、幼稚園や保育園の入園グッズ作りに奮闘したものですよね。最近では、見学がてらバザーに行き、手作りのお弁当袋や手提げを購入できるようになったとはいえ、入園グッズは手作りがまだまだ主流で、裁縫の苦手なお母さんは苦労されたのではないでしょうか。

苦労して作った方も、もっと頑張れば良かった、と後悔している方もいると思います。なにしろ、小学校では幼稚園や保育園に比べて、手作りをしなければならない雰囲気は少なく、ほっとする半面淋しくなることもあるのです。可愛いアップリケや刺繍を、もっと頑張っておけば良かった、と私も思ったものでした。でも大丈夫。

今回は、お子さんにも参加してもらえる、手作り入学グッズのアイディアをご紹介します。

材料選びと下絵のチェック

小学校入学の頃ともなると、子どもの好みもはっきりしてきます。特に男の子は、入園当時は喜んでくれていたのに、リスやウサギの柄はもう赤ちゃんぽくて嫌だ、ということも出てくるかもしれません。
こうなると、ママ主導での選び方は卒業になってきます。代わりに、お子さんの好みを聞いてみてはいかがでしょうか。

男の子なら、恐竜やクワガタなどかっこいい生き物にしてみたり、女の子ならちょっとおしゃれなリボンモチーフなんかも良いかもしれませんね。私は息子に、どんな柄が良いかを聞き、一緒に選んだ布や糸を使って、下絵からオリジナルの刺繍をしました。息子の出番はと言うと、下絵を描く段階でチェックしてもらったのです。

この生き物はこんなポーズが良い、こんなしっぽの曲がり方はしていない、など、意見を言うことで参加してもらいました。子どもなりのこだわりが生かされた、プチ・オーダーメイドですね。たかが模様一つかもしれませんが、自分の得意分野を生かし、ママと一緒に手作りできるというのは、良い思い出になると思います。

子どもの作品をモチーフに

次におすすめしたいのが、子どもの作品をモチーフに、ママが手作りするというものです。
特に、折り紙作品などは、アップリケで再現しやすいかもしれません。我が家では、昆虫の折り紙作品を元に、折り紙ケースにフェルトを使ったアップリケをしました。

自分のお気に入りの作品が、オリジナルの入学用品として残るというのは、子どもにとっても嬉しいものではないでしょうか。何年か経って、親子で当時を振り返る時にも、思い出作りに役立ってくれることと思います。難しい場合には、子どもの拾ってきた葉っぱやどんぐりのイメージを再現するだけでもOK。技術は二の次で良いのです。世界に一つしかない作品から生まれた、これまた世界に二つとないデザインなのですから。

子どもに下絵を描いてもらう

最後におすすめするのは、ほぼ完全な子どものオリジナル。つまり、子どもに下絵を描いてもらい、針と糸を使う部分のみ、ママが担当するという方法です。

お子さんの落書き、どんどん溜まっていきますよね。オリジナルの怪獣らしきものに、よく分からない宇宙人、突飛なデザインのドレスにお城など、本当に想像力の達人としか言いようがありません。これらの落書きを、布に直接チャコペンでしてもらい、ママが刺繍やアップリケをするのです。落書きできる、と思いきや、下絵を描いて参加していたというわけです。子どもも好きなものを思う存分描くことができ、それらはママの手によって、素敵な作品に変身するという、二度楽しい方法です。

おわりに

刺繍やアップリケなどの手芸は、私も含めた不器用ママにはハードルが高いもの。幼児期には喜んで使ってくれていた子どもも、好みがはっきりするにつれ、いろいろと難しくなってきます。

それでも既製品を買って済ませるのではなく、何かしてあげたいというお母さん、そんな時期だからこそ、お子さんの好みやこだわり、大人には思いもよらないような、時には大胆なアイディアに頼ってしまいましょう。技術は二の次、個性満載・アイディア重視のオリジナルグッズで、世界に一つしかない宝物のような思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

作って楽しく、使って嬉しい、振り返れば懐かしい、素敵な時間を思う存分楽しんでくださいね。

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