子どもにとって「遊び」は栄養!

子どもにとって遊びは、大人の遊びとは少し違います。
子どもたちは遊びを通して、いろんなことを勉強していき、吸収していきます。

実は子どもたちにとって遊びとは「ごはん」と同じように、毎日の心のエネルギーとなる大事なものなんです。

遊びは生きるチカラを学ぶこと


画像出典:PhotoACより
子どもにとって走ったり、ジャンプしたり、積み木を組み立てたり、これらのことはすべて子どもにとって「遊び」です。

そして、この「遊び」とは、子どもたちが「やりたいからやっている」という自主的なことなのです。

大人のように「大会優勝を目指す!」「高得点を取るぞ!」「ストレス発散するぞ」というものとは、違います。
あくまで「楽しいかやっている」ということなのです。

ただし、この楽しいからやっている遊びは、長い目で見ると子どもの血肉となり、成長した時の「生きる力」や「学ぶ力」になります。

親からすると「また遊んで!」とイラッとしてしまうこともありますが「生きる力、学ぶ力を育んでいるんだな」と思えば、そのイライラも少しは収まるかもしれませんよ?

子どもは一人ひとりやりたいことが違います!

子どもは、ある程度の年齢になるまで、それぞれに好きなことをして遊びます。
その姿は、大人からすると協調性がないように見えてしまいますが、その遊びに熱中して周りが見えていないだけなのです。

それに子どもは一人ひとりやりたいことが違います。小さい内は無理して、他の子に合わせて遊ばせるのではなく。その子が「やりたい」と想う遊びを思う存分やらせてあげることが大事ですよ!

「やんちゃな遊び」と「悪いこと」は別物!

大人からすると、いたずらにしか見えないやんちゃな子どもの遊びは、決して「悪いこと」をしているワケではありません

子どもにとって、やんちゃな遊びは「発見」だったり、「実験」だったり、その遊びを通じて大発見をしているつもりなんです。

ただ、今の時代なかなか子どもが自由に遊べる場所がありません。やんちゃな遊びが出来るように、幼稚園や保育園を頼ったり、あえて広い公園に足を運んでみるなどの工夫は必要かもしれませんね。

大人がすることは最低限の安全を確保すること!

子どもたちは自由に遊ぶことで、いろんなことを学んでいきます。

しかし、それゆえに夢中になりすぎてしまって、周りが見えなくなることもしばしば……。
でも、子どもが夢中になっている時は、意外に事故が起きにくいことが判明しています。

子どもがケガをしたりする時は、大人と同じく、油断した時。

そうなる前の安全を確保するのが大人の出番です!
危険物を取り除いたりして、子どもの安全を確保し、必要以上に手助けしないこと。

大人が無理に手助けすることで、子どもの力量を超えてしまい、ケガをしてしまうことがあります。

なにかしてあげたい時でも、子どもの成長と安全のために、必要なときだけ見守るよう心がけてくださいね。

[参考1]『生きる力を育む 子どもの遊び』|すくすく子育て

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