「自分で調べようとする姿勢」~公園で出逢った蝶々について学ぶ~

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虫取りシーズン到来です!

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緑豊かな季節になりましたね。今年も桜がきれいに咲きましたが、お花見は楽しまれたでしょうか。

桜が散り始め、我が家の子どもたちは昆虫探しに夢中になり始めました。
お天気が良い日は、虫取り網を持って近くの公園へ。

まだまだ姿を見せない虫も多いですが、舞っていく蝶を一生懸命追いかけています。

これまでザリガニやオタマジャクシを捕まえてお家でお世話したことはありましたが、
短命である昆虫を捕まえた時は、一度虫かごに入れて観察し帰宅する前に放してあげていました。
今回は捕まえた蝶をいったんお家に持って帰ることにしたのです。

「蝶々」について学ぶためのことでした。

出逢った蝶々について学ぶ

公園で一生懸命追いかけて捕まえた蝶々を、虫かごに入れて一度家に持って帰ってきました。
まずは蝶々の名前を図鑑で調べてみることにしたようです。

まだ一人で字をすべて読んで、どこに何が載っているのか見つけることは難しいので、そこは私たちも一緒に行います。
虫かごで元気に舞う蝶を図鑑で見つけると大喜び!何度も見比べては、嬉しそうにお父さんに自慢していました。

さっそく、次はご飯をどうやってあげたら良いのかの話し合いが始まりました。

子どもたちはキッチンペーパーに砂糖水を含ませて置いておくことにしました。
袖を濡らしながら一生懸命、蝶々のご飯を作ってあげる姿に少し感動しました。

夜、寝る直前まで虫かごの前で蝶々に語り掛け、
「明日、お母さんのところに帰ろうね」と言った息子が本当に愛おしかったです。

これなに?という好奇心

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2歳3歳になると、「これなに?」「それなに?」と質問攻めになりますね。
会話がすべてそれなので、少し大変ですが、色々なものに興味を持っている証拠。とても嬉しいことです。
好奇心がどんどん大きくなるこの頃は、成長の段階ではとても大切な時期。
沢山学んで、沢山のことを知り、脳がいつも活性化されている重要なときなのだそうです。

忙しい時に質問があったり、今説明したばかりのことをまた何?と聞かれると参ってしまいそうにもなりますが、
子どもだから適当でもいいだろうと流して答えず、
この頃の「なに?」という問いかけには、ひとつひとつしっかりと答えてあげることが大切なのです。

まだ幼い間は全ての答えを吸収できるわけではないかもしれませんが、
子どもたちなりに必死に理解しようと努力し、子どもたちなりの答えを見つけてくれるはずです。

そして、大人がいつもちゃんと答えを返してあげることで、
成長したとき、自分で答えを見つけようとする子になってくれるのではないでしょうか。
その手ごたえのようなものを、今回の「蝶々について学んだ」ことで私は少しつかんだ気がします。

自分で調べようとする姿勢

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今回、蝶々について一度持って帰って図鑑で調べると言ったのも、
どんなものを与えれば良いのか調べるといったのも、3歳半の長男でした。

また、公園で蝶々が寂しそうだからと咲いていたお花も採ってきたのですが、
私が何も言わなくても、植物図鑑でそのお花の名前を調べようとしていました。

答えを見つけるためにはまだまだ親の手が必要ですが、
彼が自分で答えをさがそうとしている姿に、大きな成長を感じました。

これなに?それなに?と質問攻めが始まったころ、私は長女出産直後でドタバタの毎日でしたが、
私のできる限りの力で彼と同じ目線に立って、その問いの答えを探そうと努めてきました。
それはいつも母が私にそうしてくれたからでした。

この頃の子どもたちは、なんで同じこと何回も聞くの~と天を仰ぎたくなるほどですが、
いつも同じトーンで、子どもたちの問いにすぐに返せる答えならわかる言葉で答え、難しい質問なら一緒に調べていくことが大切なのだとい思います。
そう心がけてきた今「わからなかったら調べてみよう」という気持ちが長男の中に生まれてきたのではないかと感じています。

インターネットで何でも調べることができる時代。スマフォがあればその場ですぐ答えが出ますが、
必死に図鑑で出逢った自然に触れようとする彼の目の輝きを、ずっと応援していきたいと思いました。

一緒にスマフォの画面をのぞくより、一緒に本を開いて、一緒にひとさし指を出して、一緒に答えを探す方がずっと、触れ合い、感じあう時間が親子で持てると思います。

子どもたちが好きなものを自分で知りたい!と思う気持ちを、生み、育むお手伝いを
私たち大人も共に、楽しみながらやってきたいものですね。

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