新型コロナとインフルエンザの同時流行に備える
2020年、21年は新型コロナにも、インフルエンザにも注意しなければならない、大変な秋冬になりそうです。
すでに2020年9月4日に厚生労働省では「来月中に検査体制を整備する」としており、すでに新型コロナとインフルエンザの同時流行に医療機関などは備えを始めつつあります。
発熱したら、コロナ?インフル? まずはかかりつけ医に相談を
画像出典:PhotoACより
厚生労働省では、発熱があり。新型コロナかインフルエンザに感染したかわからない時には「かかりつけ医」や「身近な医療機関」に、まず電話で相談する体制を整えるとしています。
これまでは新型コロナに感染したかもしれない、という時には保健所や帰国者・接触者相談センターに電話をしてから、PCR検査をという流れでしたが、10月からは地域の医療機関に電話で相談する流れになるようです。
(2020年9月7日現在ではしっかりとした体制がまだ整っていない)
すでに新型コロナとインフルエンザの同時流行に対する備えが各都道府県レベルで進められています。
新型コロナの検査費用は全額公費、つまりタダです!
新型コロナなのか、それともインフルエンザにかかってしまったのか。
仮に電話で医療機関に相談した際に、新型コロナの可能性が高いとなった場合、検査費用がいくらかかるのか戦々恐々としているママたちも少なくないのではないでしょうか?
ご安心ください、新型コロナに感染したかどうかを調べるPCR検査などの、各種検査は「公費」ですべて賄われます。
つまり、検査費用は全額国が負担します。
治療や検査のお金のことで心配な方も、国のお金で賄われるので発熱が出たりして、不安になったりした時は、まずはかかりつけ医や地域の医療機関に電話で相談するようにしましょう。
予防接種をすることも、新型コロナから身を守ることに!
インフルエンザの流行のタイミングで、同時流行する可能性が高い新型コロナ。
だからといって、インフルエンザの予防接種が不要というわけではありません。
例年通り、インフルエンザも命を奪いかねない恐ろしい病気であることに変わりはありません。
また予めインフルエンザワクチンの予防接種を受けておくことで、新型コロナに感染したかどうかがわかりやすくなるというメリットもあります。
だから、これまで通りの感染予防に加えて、例年通りのインフルエンザワクチンの予防接種も同時に行うようにしてくださいね。