「絵本のつみき」スイミーへのこだわり

親子の時間研究所では、今までたくさんの「絵本のつみき」を作ってきました。
今までに12種類の絵本から、それぞれのキャラクターの世界をそのまま遊べるように、絵本のシーンを切り取ったような積木のセットや、キャラクターの積木を作り、絵本のシーンを真似たごっこ遊びや、指先の刺激にも良いバランス遊びなどをはじめ、いろいろな方法で楽しんでいただいています。

そんな中今までにない新しい「絵本のつみき」として生まれたのが、パズルもできてつみき遊びもできるスイミーのつみきなのです。

今回は、その「絵本のつみき」を企画し、デザインを行っている、親子の時間研究所の企画部のスタッフにインタビューし、この「絵本のつみき」がどうやって生まれたのかを聞いてみました。


親子の時間研究所 松倉

こんにちは!今日は、パズルにもなるスイミーの「絵本のつみき」がどうしてできたのか教えてほしくてお邪魔しました!よろしくお願いします!

企画部 なお

はーい!なんでもきいてくださ~い!

松倉

早速なんですが、今回のつみきは絵本のシーンがそのまま積木になった印象が強いので、それが手に取れるのは特別感がありますよね。絵本がそのままつみきになった感じで、しかも木製のフレームに収まっているのがとってもかわいいですね!

なお

そうなんです。積木で遊ばない時も、インテリアとしてオシャレに飾れるように、木製トレイにもこだわりました!

松倉

なるほど!だからオシャレなんですね!
まさにおもちゃだけというのにはもったいないくらいオシャレです!

なお

嬉しいです!

松倉

しかも!パズルとしても遊べるというのが、新しい発想で面白いですね!

なお

スイミーの「絵本のつみき」は、インテリアとしても、パズルとしても成立する積木に仕上げるのに苦労しました。実はこれ、いろんな形や魚の積木を並べるとスイミーと赤い魚たちが泳いでいるように見えるんです!

積木でスイミーの絵本の雰囲気を再現することもできるし、お城などを作ることができるように、ピースの形にもすごくこだわりました。ピース数も実際は14個しかないのですが、数が多くボリューム感のある印象になるような形状にもしているので、遊びごたえもあると思います!

工場から届いた「絵本のつみき」スイミーが予定通りに仕上がっているか確認しています

松倉

確かに…14ピースと聞いて驚きました!意外と少ないんですね。ピース数だけで言うと1歳半くらいの子どもが遊び始めるパズルのイメージですが、このつみきは大人でも楽しいです。

なお

小さい子が絵合わせで遊べるように、木製トレイと積木の間にパズルの完成イメージのガイド紙を作りました。お子さんが一人で遊べるように持ち手を少し大きめにして、そのまま積木を持ち上げることもできます!

松倉

わ!本当ですね!これなら小さい子もピースが取り出しやすい!実際に4歳の息子に遊ばせてみましたが、最初のピースを取り出すのに苦労していました。これは便利ですね!

なお

絵合わせ遊びはお子さんにもオススメですが、ぜひ大人の方にも遊んでいただきたかったので、完成イメージのガイド紙がない状態で絵合わせパズルができるようになっています。年齢に合わせた遊び方ができるようにガイド紙を取り外しできるようにしたのも、理由の一つです。

松倉

しかも!このパズル両面で絵柄が違いますよね!パズルも両面、積み木も両面で遊べる!両面ともすごくかわいい絵柄で、お店で見たら思わず手を伸ばしてしまうと思います。

なお

絵本スイミーのように、水彩の優しいタッチを実際に表現しています。絵本からそのままスイミーたちが出てきたように感じてほしくて、とてもこだわって苦労しました。

松倉

水彩画の感じがたまらなくかわいいです。これが積み木として遊べるのは、なんだかとてもお得な感じがしますね。かわいいのに楽しい。実際に私も積み木を手にしながら、無意識に魚が泳いでいるイメージを膨らませながら積んでいました。

なお

積木の不思議な魅力ですね!

松倉

子どもへはもちろんですが、大人へのプレゼントにも素敵ですね!

なお

インテリアとしてもかわいいと思ってもらえるように意識して作りました!木製のトレイもインテリアとしてオシャレに、ぱっと見たとき額縁として見えるようサイズや淵の太さにもこだわっているんです。

松倉

この積木ひとつで、本当にいろんなことができるんですね!

なお

一般的な積木よりは少しお高い印象を受けると思うのですが、それに見合うだけの豊富な遊び方と、ギフトとしてもらったら嬉しく感じれるように、手に取った時の高級感も大切にしました。ぜひお子さんに限らず、大人の方へのギフトにもオススメしたいです。

松倉

ご年配の方や、指先などのリハビリをされている方にもいいのかもしれませんね。
この積木は、子どもが成長した後のママの思い出にインテリアとして飾っておくこともできそうなのがとても素敵ですよね。思い出の品を増やしたくないけど、捨てられない。
だけどこの積木なら大きくないし、飾れるので、罪悪感なく思い出を日常の中におしゃれに飾っておくことができます。その頃には積み木の角もほころんでしまったり、かじった後が残っていたりするのでしょうが、ママにとってはそれが大事な思い出なんだと思います。


「絵本のつみき」スイミーは今までにないタイプの、子どもも大人も一緒にいろんな楽しみ方ができる積木でした。
お子さんの出産祝いやお誕生日、絵本が好きな方へのプレゼントにもオススメの積み木です。

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