パペットを使った育児
皆さんは毎日の育児で、何に困っていますか?
私は子どもたちが言うことを聞いてくれないとついついイライラしてしまいます。
ですが、「私の言うこと」は自分の都合であることも多いなと反省することも多々あります。
「子どもは親の所有物ではない。」という言葉を本で見たことがあり、そのとき私ははっとしました。
子どもが反抗するということは、自分の意志をはっきり持ち始めているという成長の証でもあります。でも、反抗されると、子どももエネルギーを使うでしょうが、それを受け止める親だってとてつもないエネルギーを使ってぐったりしてしまいますよね。ではどうしたら少しでも子どもと親がポジティブに楽しく過ごせるだろうかと考えました。
伝え方一つで伝わり方が違います!
息子が2歳の時に、ディズニーのキャラクターが大好きで、お店でディズニーのパペットを見つけた時にとてもうれしそうにしていたので購入して、パペットを使って話しかけていました。
パペットはぬいぐるみとはまた違い、頭や腕などを自由に動かすことができるので、子どもも楽しそうでした。
私はパペットが子どもに話しかけるようにして子どもに「一緒にやろうよ。」「~してくれたらうれしいな!」という提案やお願いをする形で、子どもと接するようにしてみました。
以前は否定の言葉ばかり使っていたのですが、言い方を変えると子どもの反応が変化していることに気づきました。
例えばお出かけする前にお着替えをなかなかしてくれない時は、
「お着替えしないとお出かけしないよ。」ではなく、「お着替えが終わったら、楽しいところにお出かけするよ!どこでしょ♪」というように否定する言い方ではなく、着替えたら楽しいことが待っているよというポジティブな言い方をするように心がけています。
歯磨きもスムーズに
歯磨きって小さい子はとても嫌がりませんか?
そんな時にもパペットは大活躍してくれます。パペットが磨いてあげるというように話しかけ、パペットに歯ブラシを持たせて磨きます。そうすると、子どもはとっても嬉しそうに、嫌がることなくスムーズに口を開けてくれます。
パペットって小さい時期だけかなと思っていたのですが、私の予想を反し、5歳になる息子は今でもパペットが大好きで、パペットの言うことは私が言うことよりもとても素直に「うん!いいよ。」と聞いてくれます。話しているのはどちらも私なのですが・・・不思議ですよね。
子どもとの接し方は様々
パペットの力は偉大だなと感じる毎日ですが、何よりも子どもの笑顔が増えました。パペットを使用するようになってイライラすることが大幅に減り、言い方ややり方を少し変えるだけで、子どもの反応はこうも違うのかと驚かされています。
子どもによって反応はそれぞれだと思いますが、みなさんもぜひ、子どものお気に入りのキャラクターのパペットを使った育児、取り入れてみませんか?