音読が苦手…疲れていて読めない…。おすすめ短いお話の絵本
子どもに本を読んであげたい。でも、長い文章をすらすら読むのは大変ですね。それに、仕事で疲れた日はあんまりたくさん読んであげられない。
そんなママに便利な、すぐ読める絵本の紹介です。
5分もかからずに読めてしまったり、文字数が少ないお話だったらそれほど苦痛ではないのでは。
お子さんが気に入ってくれる楽しいものを厳選しました。
大人が読まないと子どもは本を読まない
絵本を読んでもらうのが楽しい。
こういう体験をしていないと、子どもは本を好きになりません。自分の子どもには本をたくさん読んでほしい。そう願っていても、お父さんお母さんが楽しんでいなくては、子どもにすぐ伝わってしまいます。
小さな子ほど、自分のお母さんが疲れていたりするのがよくわかるものです。
だから、疲れてだらだら本を読んでいるとすぐばれます。つまらないつまらない、とぐずりだすかもしれませんね。
せっかく読んであげているのに、なんでそんなことを言うの。と腹を立てるさらに悪循環に。だからこそ、簡単に楽しく読めるらくちん絵本をストックしておいてほしいのです。
短くても楽しいお話絵本5選
1文が短かったり、短いお話がたくさん載っていたり、リズムよく読んでいける絵本を紹介します。
シリーズになっているものもありますから、揃えてあげてもいいですね。
本屋さんに行って「今日は〇〇絵本の新しいのを買おう!」と誘っても楽しいですよ。
どんどこももんちゃん
自らも子育てをする傍らで、絵本作家として活動を始めた作者の人気シリーズです。
「どんどこどんどこどんどこ」
というセリフが続く、シンプルなストーリーなので楽しく読めます。
同じキャラクターのももんちゃんが登場する「ももんちゃんあそぼう」シリーズも数多く出版されています。
お気に入りの一冊を探してみてください。
1分えほん
短いお話が複数掲載されている絵本で、「今日はここまで」と区切ってしまうことが出来る優れものです。
長いお話が読めない時でも、これなら大丈夫。続きはまた明日と言って本を閉じることが出来ますね。
1、2歳向けのものと0、1歳向けのものがあり、赤ちゃんにも読んであげることが出来ます。
おやすみなさいこっこさん
寝かしつけにぴったりな絵本です。
どうしても眠りたくない小さな女の子のこっこさんに、おやすみを言うまでの短いお話が、優しい挿絵とともにゆっくり進んでいきます。
寝る前にはこの本を読む、と決めておくと、スイッチ効果も期待できます。
お風呂に入ったあとに読む、というナイトルーティーンにしてもいいですね。
サンドイッチサンドイッチ
思わず食べたくなってしまうおいしそうな挿絵が特徴の、サンドイッチを作る絵本です。
同じ作者の作品に、お弁当を作る絵本もあります。こちらもおすすめです。
ワンフレーズごとに材料を足していくので、一言が短く読み疲れません。
食べ物への興味を養うという観点からも、有益な一冊です。
ととけっこうよがあけた
「ととけっこうよがあけた」
というフレーズを繰り返し、農場の動物たちを起こしていくわらべ歌絵本です。
独自のリズムを付けて読んであげると楽しいですよ。
歌を歌うように読み聞かせると、神経が落ち着いて寝付きやすくなります。
無理せず、楽しく親子の時間に
絵本の読み聞かせには、知能や精神の発達にとってメリットが多いといわれています。
なので、できるだけ親子で楽しい気持ちで読んであげてほしいものです。
疲れていてどうしても読めないとき、喧嘩になってしまうのは残念です。
本を読んでいるときお母さんは不機嫌だった、という思いでが出来てしまうと読書好きの子どもにはなってくれないからです。
出来るだけすぐに読める本をたくさんストックしていたら、何冊か読んでもストレスになりにくいですよ。