
何もしない午後、絵本と過ごす贅沢な時間:忙しいあなたへ贈る、心の余白の見つけ方
2026年2月13日
カーテンを開けると、午後のやわらかな光が部屋を満たします。
窓辺の椅子に腰かけ、お気に入りの絵本を手に取る。
今日は、何もしない午後を過ごしてみませんか。
「何もしない」午後がくれる、心の栄養
毎日、時間に追われるように過ぎていく日々。
常に何かをしていなければならない、そんな気持ちに駆られることはありませんか?
でも、たまには立ち止まって、「何もしない」時間を持つことも大切です。
イタリアには「ドルチェ・ファール・ニエンテ」という言葉があります。
「何もしないことの甘美さ」という意味で、積極的に休息を楽しむライフスタイルのことです。
絵本を読むことは、そんな「何もしない」時間を過ごすための、心地よい入り口になります。
絵本の世界に浸ることで、心が解き放たれ、新たな発見や感動に出会えるかもしれません。
絵本と過ごす「何もしない」午後:おすすめの過ごし方

まずは、お気に入りの絵本を選びましょう。
表紙の絵柄、色使い、物語のテーマなど、直感で惹かれるものを選ぶのがおすすめです。
次に、心地よい場所を作ります。
窓辺のソファ、日当たりの良い場所、お気に入りの椅子など、リラックスできる空間を整えましょう。
温かい飲み物を用意したり、アロマを焚いたり、好きな音楽をかけたりして、五感を満たすのも良いでしょう。
準備が整ったら、絵本の世界に浸りましょう。
物語をゆっくりと味わい、絵をじっくりと鑑賞し、登場人物の気持ちを想像するなど、自由に楽しんでください。
絵本がくれる「余白」:おすすめ絵本

バージニア・リー・バートンの『ちいさいおうち』は、時間の流れや変化を受け入れることの大切さを教えてくれます。

ちいさいおうち
バージニア・リー・バートン/石井 桃子
岩波書店(1981年)
ISBN: 978-4-0011-5106-0
丘の上に建っていた小さなおうちが、街の変化とともに取り残されていく様子は、どこか寂しげでありながら、力強くもあります。
佐野洋子さんの『100万回生きたねこ』は、愛と死、そして自己肯定感について考えさせられる物語です。

100万回生きたねこ
佐野 洋子
講談社(1977年)
ISBN: 978-4-0612-7274-3
100万回も生きて、自分のことしか愛せなかったねこが、最後に愛することを知り、静かに息を引き取る姿は、胸に深く刻まれます。
サン=テグジュペリの『星の王子さま』は、大切なものを見つけるためのヒントを与えてくれます。

星の王子さま
いもとようこ/アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
金の星社(2024年)
ISBN: 978-4-3230-3632-8
王子さまの言葉は、シンプルでありながら、私たちに大切なことを思い出させてくれるでしょう。
想像力を刺激してくれる一冊なら、モーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』も外せません

かいじゅうたちのいるところ
モーリス・センダック/じんぐう てるお
冨山房(1986年)
ISBN: 978-4-5720-0215-0
絵本のような暮らし:日常に「絵本のような」瞬間を
北欧デザインの哲学であるヒュッゲは、「居心地が良い」という意味。
お気に入りの絵本をインテリアに取り入れてみましょう。
表紙を見せて飾ったり、テーマごとに並べたりするのも素敵です。
絵本のタオルや靴下、キーホルダーなど、絵本グッズを活用するのも良いでしょう。
日々の暮らしの中に、絵本の世界を取り入れてみませんか。
何もしない午後の絵本時間。それは、あなただけの特別な時間です。
慌ただしい日常から少し離れて、絵本の世界に浸ることで、心の余白を取り戻し、新たな発見や感動に出会えるかもしれません。
さあ、お気に入りの絵本を手に取って、あなただけの「絵本のような暮らし」を始めてみませんか?