子どもに頼ると気持ちも楽になる
子育てしながら毎日の家事って大変!
私は学生の頃、疲れたら何もしないでベッドの上でだら~っとしていました。気ままに本を読んだり、小さなことから大きなことまでとことん悩んだり。
結婚して子どもが生まれると、その時間はなんて幸せだったんだろうと思います。
毎日の家事って、疲れたからや~めたっ!と投げ出してしまうことができません。夜、次の日の献立を考えて、朝ごはんを作りながら夕飯の下準備をしてと、頭の中で考えてから寝ることが今では当たり前になりました。
子どもが赤ちゃんの頃は悩み事をする時間すらなく、1日動き回ってベッドに入る頃には疲れて寝る毎日でした。
それでも、あれもしてこれもしてと、毎日必ずやらなくてはいけないことが大変に思える日もあります。
そんな私の対処方法は、お兄ちゃんが1年生になった頃から少しずつお手伝いをしてもらうようにお願いをしたことです。
朝のゴミ捨て1つでもこんなに楽になる
変なこだわりもあり、毎朝子ども達が起きてくる前に自分の身支度や掃除、朝ごはんの準備を全て終わらせてからでないと落ち着きません。
バタバタするのが嫌なので、子どもも余裕を持って起こし、学校へ行くまで時間が余りまったりする時間がを持つようにしています。
お兄ちゃんが1年生になった頃から家事の中でも頼みやすいと、毎朝ゴミ捨てをお願いすることにしました。
ゴミ捨て場は家からも見えるので何回かは窓から覗いて見て、大丈夫だとわかってからはずっと子どものお仕事になりました。
現在では弟も一緒に行き、さらにお隣のお庭の金魚の餌係に任命されたと言うことで、楽しそうにお手伝いをしています。
私が行っても2分ほどなのですが、1つやらなくてはいけないことがなくなるだけでとても気持ちが楽になりました。
お願いしてもいい?
我が家では、お兄ちゃんの部活で毎日、夜のうちに体操服を洗って乾かさなくてはいけないことがあり、夜に洗濯機を回します。皆がお風呂に入り、私が入ったタイミングで洗濯機を回し、上がった後に干していました。
お兄ちゃんが5年生の時に、「洗濯物をお願いしてもいい?」と聞くと、はじめは干し方もわからずできないと言っていたのですが、少し教えると「やってみる」と言ってくれました。
それまでは洗濯物の時間に合わせてお風呂を上がっていたのですが、お兄ちゃんに頼むことにより1人でゆっくりお風呂に入る時間ができ、リラックスできるようになりました。
干しかたも、袖が中に入っていたり、型崩れしそうな時もありましたが毎日教えることで少しずつ上手になっていきました。
普段は夜だけ干してもらっていたのですが、今では休日も私が何か他の家事をしていると進んで洗濯物を干してくれるようになりました。
子どもたちは頼もしい存在
1人であれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と思っていた家事ですが、いつの間にかお手伝いができるほど子どもは成長していました。
今では買い物で重いものを持ってくれたり、「あれがない!」と言うとお使いに行ってくれたりします。
1人でやってもそんなに時間がかからないことでも、1つやらなきゃいけないことがなくなるとそれだけで気持ちが軽くなります。そして、お手伝いをしてくれる子どもに対しても温かい気持ちになります。
子育てをしていると、ただお世話をしているだけでなく、どんどん心や体が成長して、親を助けてくれる存在に変わっていくことを感じました。
まだまだお世話することの方が多いですが、大変な時は、ママのお手伝いができるように少しずつ色々な家事を教えていこうかなと思っています。
家事と育児に悩んでるママも、ぜひ子どもに「手伝って」と伝えてみてくださいね。