サイエンスお菓子~振るだけでできるアイスクリーム~
お菓子作りを実験で楽しんじゃおう♪
考え方・見方を変える事で子どもに興味を持ってもらっちゃおう。
「お菓子作りをしようね!」だけでもワクワクするのは間違いないですよね。ただそれたけではもったいない!!
少しの工夫で研究者のような気分が味わえちゃうのです。
サイエンスおかし作りのポイント
2つ~3つくらいのどうして?なぜ?の疑問ポイントを作りそれを話し合い考えながらお菓子作りを楽しんでいきます。
今回は、アイスクリームを作ります。
我が家のサイエンスポイント
子どもの疑問・・・大人の回答
疑問A かき氷と違う口ざわりなのはなぜ?・・・水を固めた物を削るのが、かき氷。アイスは材料を混ぜ合わせ、沢山泡立てる事で空気が入り、それを冷やし固めることで柔らかな口どけになります。(泡立てにポイントを置いていきましょう)
疑問B 冷蔵庫に入れないで冷やせる方法は?・・・塩と氷がキーワード!塩には氷がとけるスピードを速くするという性質がある。急激に氷が溶けだす事で温度は0℃よりもすぐに下がっていくので凍らせられるのです。アイスは-5℃で固まります。塩を多くすることで-20℃にも下げられるようです。
子ども達から出た疑問に一緒に考えて行きましょう。しかし、少しだけ大人にも知識を入れてなくては行きません。そこで、疑問に出たキーワードをPCなどで一緒に検索し答えが見えたら作っていきます。もし答えが出ていなくてもやってみてから見つけて行くのもいいでしょう!
早速つくってみよう
材料・道具(2人分)
●牛乳150ml ●生クリーム75ml ●砂糖40㌘ ●たまご1個 ●バニラエッセンス2~3滴
●ボウル ●泡だて器 ●氷600㌘ ●塩200㌘ ●ジップロック大・小 各一枚
●バスタオル
作り方
1. ボウルに卵をわり黄身と白身を良く泡だて器で混ぜていきます。
2. 1.のボウルにたまご・生クリーム・牛乳・砂糖・バニラエッセンスを入れ混ぜる。
※疑問A 沢山混ぜて泡をいれてくようにしましょう。
アイスクリームの元はこれで完成です☆簡単でしょ!
冷蔵庫を使わない冷やし方
3. 沢山混ぜたら、ジップロック大に氷・塩を入れ少しの水を入れましょう。
4. 2.のアイスクリームの元をジップロック小に注ぎ入れしっかりとこぼれないようにしめましょう。
5. 3.のジップロック大に4.のジップロック小を入れてしっかり閉めます。
子どもが冷蔵庫に変身☆
冷蔵庫の冷やすモーターの役割がフルことになるよと伝えてみて下さいね!
6. 5.をバスタオルに包み中身が固まるまでフリます。※室温にもよりますが5分以上あきらめずに振ってみよう!!
7. 中身が固まったらできあがり!
8. 好きなように盛り付けて召し上がれ♪
まとめ
いかがでしたか?難しそうと感じましたか?
いつも当たり前に食べている物や何気なく使っている物にサイエンスが必ず隠されています。また、一度その物になぜ?と問いかける事で違う見方や発見ができます。その経験がお子さんの成長に欠かせないエネルギーになるかもしれません。是非楽しんでみてください。