「春の訪れ」を絵本でもっと楽しく!

こんにちは。
ママライターのまるやまひなです。いよいよ4月がスタート!
暖かくなって桜も咲いてきましたね。
私の自宅付近はちょっとしたお花見スポット。
息子と成長を追ってきていた桜が開花して
「さくら、パッてしたね!」
とふたりで大喜びしています。

今回のコラムは、そんな様々な生命が目覚める4月に、親子で読みたい絵本をご紹介します。

『二十四節気(にじゅうしせっき)』を知る

それでは紹介を・・・
とその前に、日本の暦についての豆知識!

日本では1年を12ヶ月、さらに半分にした24の季節の節目があります。
この24の節目は『二十四節気』と呼ばれていて、種まきなどの農耕や生活の節目を正しく知る暦として昔から重宝されてきました。

4月の二十四節気は・・・
●4日頃〜 清明(せいめい)
日本全国で桜が咲き始める頃。やわらかな春風と明るい日差しで、人も動物も樹木もエネルギーが漲る時期。
●20日頃〜 穀雨(こくう)
「春雨が降って百穀を潤す」という意味があり、様々な穀物に実りをもたらす雨が降り始める頃。茶摘みや田植えも始まります。

この時期は、近所の田んぼに米の苗代を見に出掛けています。

白米大好きな息子は
「おこめのあかちゃんいたね」
と興味津々です。
大きな子どもたちなら、田植え体験も楽しそう!
こんな日を知るのは親子ともに面白いですね。

コミュニケーションのきっかけとしても、ぜひ活用してみてください♪

春に読みたい絵本を紹介!

【満開の桜が待ち遠しい!】『さくらがさくと』

作者:とうごうなりさ 
出版社:福音館書店

この絵本は、横長で大きめサイズ。
ページいっぱいに桜並木が満開になっていく様子はとても美しく、大人が読んでもぐっと惹き込まれる1冊です。

息子には内容は難しかったのですが
「さくらさいてるね!」
「すずめきたね」
「⚪︎⚪︎もさくらまつりする」
と、人や生き物の様子を楽しんでいました。

桜の成長に合わせて、並木道の下を通る人々の装いや生活が変化していくのも、見どころです。

【お散歩がしたくなる】『はるかぜさんぽ』

作者:江頭路子 
出版社:理論社

江頭路子さんのおさんぽシリーズ春編です。
春の生き物や自然にちょんっと触れていく可愛いストーリーで、息子もお気に入りの1冊。

いつも読み終わった後は
「さくら、ちょんっしにいきたい」
とお散歩に誘われています(笑)

お散歩やピクニックの前に読むとウキウキしてくる絵本ですよ♪

【春はどんな模様になる?】わたしのワンピース

作:西巻茅子 
出版社:こぐま社

1969年の刊行から今でも愛されるベストセラー絵本!
ワンピースの模様が変わっていく様子が魔法のように不思議で、私自身が子どもの頃から大好きな1冊です。
また、最後は星模様に落ち着くという展開は「模様=経験」をたくさんしながら少しずつ「星=自立」へと向かう様子を描いているともいわれています。

今回は絵本の読み聞かせと同時に、紙をワンピースの形にくり抜いて、春の空や草花で模様集め!
「そらになった」
「こっちもやってみようー」
とあちこち探し回っていました。

紙とハサミがあればすぐできる自然遊び!
お時間のある時に試してみてください。

絵本と一緒に春を満喫♪

自然に触れたり見たりするのが楽しくなる春。
絵本は、その導入や振り返りにもおすすめです!

「〇〇くんもみつけたい!」
と好奇心や興味を膨らませたり
「こうえんでたんぽぽちょんしたね」
と楽しい記憶を思い出したりしながら
ぜひご家族で春を満喫してください♪

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