中小企業経営、個人事業主、フリーランスママ向けコロナ対策「持続化給付金」

※2020年4月10日現在

中小企業を経営しているママや個人事業主、フリーランスとして働くママ、パパは(飲食店、店舗の有無問わず)は、事業全般に広く使える給付金の対象となります。

もらえる金額は2020年4月10日現在で、法人として登録している場合は200万円まで。個人事業者、フリーランスなどの場合は100万円までを支給される予定です。

新型コロナウイルス対策として創設された『持続化給付金』について

画像出典:PhotoACより

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として経済産業省では次の方を対象に『持続化給付金』の支給を行うことを決定しました。

◆『持続化給付金』の対象となる方

  • ・中堅・中小企業経営者
  • ・フリーランス
  • ・個人事業主 など

 

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策の『持続化給付金』の対象は”自分で会社、お店、フリーランスとして働く人”が対象です。

サラリーマン、パート、アルバイトの方には別の支援制度(学校休業等対応助成金・支援金など)があります。

経済産業省では「幅広い」と書かれているので、水商売の方も対象になる可能性があります。

『持続化給付金』はいくら貰えるの?

4月10日現在、いくら貰えるのかはまだ確定していませんが「2020年中の売上が50%以上減少した月の売上から計算することを基本とする予定」となっています。

給付額=(前年の総売上(事業収入))-(前年同月比-50%月の売上×12か月)

例えば、19年度の売上が500万円あったけれど、20年度の売上が250万円に下がった場合は、この持続化給付の対象となり、次の金額が貰える見込みです。

 

  • ・法人:~200万円
  • ・個人:~100万円

 

法人の場合は、最大200万円。個人の場合は最大100万円が給付されますが、実際に貰える金額は売上の減少額によって異なるので、すべての人が全額給付を受けいれられるワケではありません。

『持続化給付金』の申請方法は?

電子申請か郵送での申請になる見込みです。

電子申請、郵送での申請が難しい場合はクラスター対策を行った特別窓口が設立される予定です。

『持続化給付金』のお金は、何に使える?

コロナ対策として支給されるお金の使用用途は事業全般に広く使える給付金となっています。
減少した売上の補填や支払い、設備投資など、幅広く使えるのが持続化給付金の強みです。

『持続化給付金』の問い合わせ先は?

『持続化給付金』の給付は、まだ正式には決まっていません。(4月10日現在、補正予算が通るまで正式な発表ではありません)

なお、持続化給付金の問い合わせ先は『中小企業 金融・給付金相談窓口:03-3501-1544』です。

中小企業、個人事業主、フリーランス向けの無利子・無担保融資もあります!

新型コロナウイルスで、売上が激減してしまった中小企業、個人事業主、フリーランスなどの方向けの給付金制度として『持続化給付金』についてご紹介させて頂きました。

経済産業省では、給付金以外にも「経営相談」「無利子・無担保融資」や各種補助金などの対策も行う予定です。

「納税の猶予の特例」や「電気・ガス料金の支払猶予等」もありますので、関連記事にてそれぞれの猶予措置についてもご紹介させて頂きます。

[参考]『新型コロナウイルス感染症により影響を受ける中小・小規模事業者等を対象に資金繰り支援及び持続化給付金に関する相談を受け付けます』|経済産業省より

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