サツマイモがスイートポテトに大変身

毎年幼稚園の秋の遠足の芋ほりで、収穫してくるサツマイモ。
サツマイモを使った食べ物、皆さんは何を思い浮かべますか?天ぷら、ふかし芋、焼き芋などいろいろな料理が頭に浮かびますね。
まさに食欲の秋です。

私はこの時期にいつも子どもとサツマイモを使って、一緒に作るおやつがあります。そのおやつはスイートポテトで子どもに大評判です。

今回は、芋ほりで収穫してきたサツマイモを使った、スイートポテトの作り方を紹介します。

 

収穫したサツマイモでスイートポテトをつくろう

<材料>
サツマイモ 1本
マーガリン 20g~30g
砂糖    20g~30g
牛乳 20ml~50ml
卵黄 つや出しのために使います。

<道具>
ボール
すりこぎ棒
オーブン
電子レンジ
耐熱皿や銀紙

<作り方手順>
1.サツマイモを1口サイズに切り、水に3分つけておきます。
2.電子レンジでサツマイモがやわらかくなるまで温めます。

3.柔らかくなったサツマイモをすりこぎ棒でペースト状になるまでつぶします。

4.サツマイモがペースト状になりましたら、牛乳、砂糖、マーガリンを加えて混ぜます。マーガリンは3でサツマイモをつぶしている間に電子レンジを使って溶かしておきましょう。

5.均等に混ざりましたら、耐熱皿や銀紙にペースト状にしたサツマイモを一口サイズにして置きます。
6.一口サイズに置いたサツマイモに卵黄をぬります。
7.オーブンで200度で20分ぐらい焼いたら出来上がります。

収穫したサツマイモの食べごろ

収穫したサツマイモはいつが食べごろでしょうか。私は他の野菜と同じく、収穫したてが一番美味しいものだと思っていました。
しかし、サツマイモの農家の人のお話では、泥のついた状態でサツマイモを、2日から1週間ぐらい干して食べると甘味が増して美味しくなると教えていただきました。だから、今では子どもが遠足で芋を持って帰ってきたらすぐ食べないで、泥のついた状態で最低2日たってから食べるようにしています。
子どもは収穫してきたサツマイモをすぐに食べようとしますが、美味しいサツマイモを食べたいなら2日から3日待とうねと、いつも説得して食べさせています。
もしくは、収穫したてのサツマイモを1本だけ選んで子どもに食べさせ、2日後2日間泥をつけておいたサツマイモを同じように料理をして子どもに食べさせて、味の比較をさせたことがありました。

味の比較
<収穫したてのサツマイモ>
パサパサしていて、美味しくないです。

<2日から1週間泥を付けた状態で干したサツマイモ>
甘くて、ホクホクしていて美味しいです。

オーブンで焼いたサツマイモの味を比べると、最も味がわかりやすいです。
美味しいサツマイモが食べたいのであれば、必ず泥をつけた状態でサツマイモを2日から1週間干してから食べてみましょう。

 

収穫したものを料理して食べるメリット

1.自分の手で食べ物を手に入れたので、食べ応えがあります。
汗水たらして手に入れただけあって、食べ物そのものに愛着がわき、苦手の食べ物でも自ら進んで食べるようになります。

2.料理する楽しみが生まれます。
1つの食材でも、料理方法は1つではありません。もし、苦手な食べ物だった場合どうすれば食べやすくなるか考えることができ、この料理法は駄目でも、別の方法の料理方では食べれらる場合があります。苦手が好きになったりします。

3.手作りおやつは栄養満点
子どもは、1度にたくさんの栄養をとることができません。しかしたくさんの栄養をとらないといけません。
だから、10時のおやつや3時のおやつの時間が必要で、その時間を利用して3度の食事だけではとることができない栄養をとります。
つまり、子どもにとってのおやつは食事の1部なのです。今回紹介したスイートポテトは子どものおやつにふさわしい、サツマイモを用いた栄養満点のおやつです。

10月から11月はサツマイモの収穫シーズンです。

芋ほりやスーパーでも安価で手に入りやすい時期であると思われます。是非、休日などの休みを利用して、子どもと一緒にスイートポテトをつくってみてはいかがでしょうか。

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