コロナで影響を受けた高校生にも学費等の支援が受けられます!
新型コロナウイルスにより経済的に影響を受けた子どもたちに対して、さまざまな支援策が講じられはじめています。
今回は高校に通うお子さんに対しての支援策である、4月からスタートした「高等教育修学支援新制度」についてご紹介します。
「高等教育修学支援新制度」とは?
画像出典:PhotoACより
2020年の4月からスタートした「高等教育修学支援新制度」とは、住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生を対象に「授業料・入学金の免除、減額」と「給付型奨学金の支給」が行われる制度のことです。
申し込み案内は、今在籍している学校から受け取ることができます。
※給付される給付型奨学金の金額に関しては、お子さんが在籍している学校にお問い合わせください。
「高等教育修学支援新制度」の対象者
- ・父母などが新型コロナウイルスの影響で収入が減少した
- ・高校生である自分が新型コロナウイルスの影響でアルバイトの収入が減った
- ・今まで生姜金や授業料らの減免を受けていなかった
- ・2019年度に高等教育修学支援新制度を申し込めなかった
上記に当てはまる方が「高等教育修学支援新制度」の対象者となります。
多くの高校生が「高等教育修学支援新制度」の対象者となるので、小さなお子さんと高校生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、この機会に「高等教育修学支援新制度」を活用するようにしてください。
申請方法はまず学校!次にネットで奨学金の申込みを
- 1.学校から申し込み案内をもらう
- 2.申し込み案内を確認し、書類を揃える
- 3.在籍している学校に必要な書類を提出する
- 4.インターネットを使って奨学金の申し込みを行う
高等教育修学支援新制度の申し込みの流れは上記の通りです。
なお、必要となる書類に関しては新入生、在学生によって提出書類や期間などが異なるので、在籍している学校の指示に従うようにしてください。
貸与奨学金を利用中の方も利用額の増額が可能です!
すでに高等学校で勉強するために「貸与奨学金」をもらっている学生も、さらに支援が必要であれば利用額の増額を申し込むことが出来ます。
ただし、利用額には上限があることと、あくまで「借りているお金」であることは変わりませんので、ご注意を!