子育て世代のママが語るトイレ2つの必要性
私の家にはトイレが1つしかありません。最近私はこのことに困っています。
旦那と2人だけならトイレ1つでも不自由に感じることはなかったのですが、子どもが生まれたらそうはいかなくなりました。たかがトイレの数と思うかもしれませんが、トイレが1つしかないがためにイライラしてしまうことがあるのです。
今となっては家にトイレが2つ必要と思うことが多くなりました。なぜトイレが1つしかないことにイライラしてしまうのか、トイレが2つあるとどんなメリットとデメリットがあるのかお話ししたいと思います。
トイレが2つあることのメリット
1.トイレ待ち(通称トイレ渋滞)が起こりません。
トイレが2つにあることで、朝の急いでいる時間帯などに家族どうしでのトイレ待ちの状態が無くなります。
トイレに行きたい時誰かが入っていてイライラしたことはありませんか?トイレに行きたい時に限って家族の誰かが大きい方をしているのはよくあるあるです。
〈我が家のトイレ渋滞で起きたトラブル〉
次女はぎりぎりまでトイレを我慢している子です。次女がトイレに行きたい時に限って、長女がトイレで大きい方をしていました。次女は長女がトイレから出てくるのを待ちきれずおもらししてしまうことがありました。トイレが2つあれば次女はおもらししなかったのにと思いました。特にトイレトレーニング中はトイレが2つあると便利ですね。
長女と次女が同時に大きい方と行きたいと言ってきたことがありました。どちらも譲るのは嫌だとわがままを言ってきたので長女がトイレで、次女はおまるで大きい方をしたこともありました。
2.家族が風邪やノロウイルス、腸炎などの病気になった時うつる可能性が低くなります。
インフルエンザの流行する時期や、ノロウイルスや腸炎など、家族が感染症に掛かった時はなるべく接触を避けたい所ですよね。
そんな時トイレが2つあれば、別々で使用できるので感染症がトイレ1つの時にくらべて防ぐことができます。
3.階段を使わずにトイレに行けます。
1階と2階に1つずつトイレがあることで、階段を使わずにトイレに行くことができます。夜中トイレに行きたくなった時など、暗い中わざわざ階段を使って行く必要もありません。寝ぼけていて階段から転落したなどの危険も起きません。お年寄りや小さいお子さんがいる家庭などは特に心配です。
4.前の人が使用した後の臭いが嫌など、ストレスを感じる必要が少なくなります。
トイレが1つだと、どうしても前の人が使用した後の臭いを気にしながら、我慢して用を足さなければなりません。思春期や年頃の娘さんがいる家庭などは、父親の使用した後のトイレは入りたくない!と言われてしまうこともあるでしょう。2つあれば、お互いにストレスを感じることもありません。
私も中学校や高校時代、大きい方をした後は大量に消臭剤や芳香剤をまいていたことを覚えています。私が大きい方をした後に家族の誰かに入られて臭いて言われるのがすごい嫌でした。
今でも旦那の大きい方の後は匂いが残ってしまうので入りたくないと思うことが何度もあります。最近、長女が旦那の大きい方の後入ることを嫌がり、叫びたおすのでトイレが2つあればこんなことにならないと思うことはあります。
トイレが2つあることのデメリット
1.設置費用がかかります。
単純にトイレが1つ増えるわけですから、費用はかかってきます。トイレは1つ設置するのに約20万円~30万円くらいかかります。(配管工事や内装工事を含む)さらに、照明などの細かい出費もかかります。ただし、これはトイレが1つの標準仕様の家の場合です。ハウスメーカーによっては、初めからトイレは2つが標準仕様という場合もあります。その場合は、逆に1つにするとその分、安いです。
2.設置のスペースが必要です。
トイレの一般的な広さ(スペース)は1畳です。それより少ない0.75畳や1.5畳設ける人もいます。0.75畳~1.5畳あれば、収納スペースを設ける、リビングや寝室、子ども部屋を少しだけ広くすることが可能です。都市部の場合、土地が狭いのでトイレ2つ設置するのにスペースの確保が難しくなってくる場合があります。
〈洗面所にトイレを設置〉
狭小住宅などでは、限られたスペースの有効利用のために、洗面所とトイレを同じ空間に設置してトイレを2つにしている家がありました。トイレと洗面所は同じ水回りという事もあり、境になる壁を無くせる分、狭い空間にも納める事ができます。どうしても、狭小住宅などでトイレが2つ必要な場合、手段として洗面所にトイレを設置はありかもしれません。
3.トイレ掃除の負担が増えます。
トイレ掃除の手間が増えます。トイレを使用していなくても、換気扇からホコリが入る、床や壁は汚れますので、やはり定期的な清掃などの手間はかかります。
4.スリッパやトイレマット、便座カバー、掃除用具などを2つ分買う必要があります。人によってはスリッパやトイレマットなどの備品にもこだわりがあると思います。トイレが2つあることで、トイレ用品を2セット分買いそろえる必要があるため出費が増えてしまいます。
マンションはトイレ1つは当たり前
一戸建てと違って、マンションは平面で作られている通り面積に限りがあります。限りある面積だからこそ困っていることの1つとして、トイレが1つしか設置できないことがあげられます。マンションの間取りは代表的には、「センターイン型」と「田の字型」があるのですが、どちらの間取りにも、基本的にはトイレは1つしかありません。
よく私が見かける新築マンションのチラシでトイレが部屋の中に2つ装備されているところを、いまだに見たことがありません。
トイレを2つほしいのであれば、マンション購入を諦めるしかありません。トイレで住宅購入を決める訳ではありませんけど、普段の生活の中では、とてつもなく重要なポイントになってきます。
一戸建てであれば、1階と2階にトイレを用意している住宅も少なくはありません。
まとめ
家族の人数が多い家庭や小さな子どもやお年寄りなどトイレを我慢することが難しい人が家族にいる場合はトイレが1つしかないマンションを買う、住んでしまうと後々ストレスになる事が考えられます。
私の家もマンションなのでトイレが1つしかありません。しかし、よく夜なる前や朝の忙しい時間帯にトイレの争奪戦が起きる、トイレ後の匂いなどでけんかになることがあります。また、子どもが感染症胃腸炎にかかることがあるのでトイレが2つあれば良いと思うことが今まで何度もありました。
トイレが2つある幸せは、想像しただけでもうらやましいです。マンションが一戸建てより優っているところは、トイレに関しては、2つあることを前提とすれば、一戸建てのほうが圧勝でしょう。
私がマンションに住んで後悔したことはやはり私はトイレ問題でした。
家族が4人いる場合は、トイレが2つあった方が便利だと思うことがたくさんあります。
トイレは1つ?2つ?スペースと費用はかかりますが、それ以上にトイレが2つあるメリットはたくさんあると思います。トイレのことを考えて将来マンションに住むか戸建てにするか考えてみるとよいかもしれませんね。