ワンオペ育児の解決策は「チーム育児」にあった! チーム育児の実践法とは?
ママ1人で、子育てに関する業務をすべて行う――ワンオペ育児は、ただでさせ負担が多い育児をママ1人に背負わせるため、精神的な負担が大きく、ほんとうに大変です!
そんなママの負担を軽減するために、今提唱されているのが「チーム育児」です。
チーム育児って何? ワンチームで子育ても家族でいっしょに頑張ろう
画像出典:PRTIMES:夫婦はチーム!ワンオペ育児問題は「チーム育児」で解消!? 「チーム育児」をしていない家庭は90%!妻の家事負担は夫より平均10個多いと判明。より
チーム育児とは、ワンオペ育児の両極にあたるもの。
チーム育児とは夫婦で子育てをするだけではなく、お互いのキャリアややりがいを尊重しあい。家事と育児の分担を行いながら、”2人”で子育てをする育児スタイルのことです。
「なんだ、そんなこと当たり前のことでしょ?」と思われるかもしれませんが、ピジョン株式会社が行った調査によると、90%の家庭が「チーム育児ができていない」という結果に!
パパがまったく家事や育児に参加していないということことではありませんが、パパがこなす家事・育児のタスク数は平均1.98とママがこなす平均タスク数12.07に比べると、遥かに少ないのが現状のようです。
※アンケート参考『ピジョン 育児イマLABO調べ』参考
チーム育児を行うには? チーム育児のはじめ方
いきなりパパに「チーム育児やって!」と言っても、パパ側は正直何をやって良いのかわかりません。
チーム育児を行うためには、具体的に次のようなことをお互いに話し合ってみてください。
- ・1日の育児と家事のやるべきこと(できれば書き出す)
- ・お互いの仕事時間や負担など
- ・どの作業ならやれるのか?
- ・苦手な作業は何か?
その上で仕事やお互いの時間配分、やりがいなども考慮して役割分担するのがおすすめです。
お互いに尊重し合う。そして100%を求め合わないのが大事!
ワンオペ育児をチーム育児に変えるためには、パパや周りの人の協力が必要不可欠です。
そして、もう1つここで大切なことが”お互いに100%を求め合わない”ということ。
ママからすれば、パパの家事や育児について「ここはこうして!」「こんなの全然だめじゃない!」と言いたくなるところはいっぱいあるでしょう。
しかし、そこをぐっとこらえて「手伝ってくれてありがとう」「さすがパパ!」と褒めてあげること(もちろんパパもママに対して感謝の気持ちを伝える)が大切です。
お互いに100%を求め合ってしまうと、家事も育児もだんだんと”負担”にしかなりません。
あくまでチーム育児は、お互いの負担を減らす役割分担ことが目的。あまりにも雑な家事や育児は問題ですが、ある程度の「できない」はお互いに許容してあげないと、チーム育児は続きませんよ!