授乳後のおっぱいが痛い!その原因と対処法
授乳後におっぱいが痛い!
授乳後の乳管の中に母乳が残っていることが原因ですが、その痛みを予防するためには、どうすれば良いのでしょうか?
授乳後におっぱいが痛い原因は母乳のつまりが原因!
画像出典:PhotoACより
授乳後におっぱいが痛いのは、乳管の中にまだ母乳が残っており、その飲み残しのせいなんです!
母乳が通る乳管の中で母乳が残っていると、強烈に痛む場合があります。
乳管の中にずっと母乳が残り続けていると、ドロドロとした母乳がしこりとなり、乳腺炎が引き起こされてしまうことも。
またママの疲れがたまって免疫力が低下していると乳腺炎になりやすく、おっぱいのつまりが原因で、ママの健康が損なわれてしまうことがあるので、赤ちゃんに最後までおっぱいをしっかり飲みきってもらうようにしてくださいね。
飲み残しのケアは、どうすれば良い?
おっぱいの中に母乳が残らなければ、おっぱいの痛みや乳腺炎のリスクを減らすことが出来ます。
おっぱいの中に母乳が残らないためにも次の方法であかちゃんにおっぱいをあげてみてください。
1.ベッドなどに赤ちゃんを寝かせる
2.飲み残しのしこり部分が赤ちゃんの下あごにくるようにする
3.身体を赤ちゃんが寝ている下に向けておっぱいを飲ませる
少し苦しい体勢になるかもしれませんが、おっぱいを飲ませる体勢を工夫してできるだけ飲み残しが解消できるようにしてくださいね。
食べ物が原因で乳腺炎になることはありません!
一昔まえは、ママが甘いものや脂っこいものを食べ過ぎたせいで、母乳がつまりやすくなり、乳腺炎になるのではと考えられていました。
しかし、食べたものが原因で乳腺炎とはなりません!
甘いものや脂っこいものを食べても(食べ過ぎるのは栄養バランスが乱れるためおすすめできませんが)、乳腺炎になりやすくはなることはないので安心して、許される範囲で好きなものを食べてくださいね。
おっぱいのつまりが気になる時は助産師さんなどに相談を!
あまりにもおっぱいのつまりが痛かったり、しこりが残るようなら、乳腺炎になる前に助産師さんなどに相談するようにしてくださいね。
またおっぱいのつまりのせいで、おっぱいが痛くなるだけでなく、熱っぽくなることもあるので、そういった身体症状が表面化してきた時には、なるべく早く病院へ受診するようにしてくださいね。