【イヤイヤ期】がやって来た!本当に叱るべき3つのポイント
1歳半頃から始まる子どものイヤイヤ期。
なんでも自分でやりたがるけど、思い通りにできなくて癇癪を起こしてしまったり、ヤダヤダばかり言われて親もヘトヘトになってしまう時期ですよね。
びっくりするような行動をすることも多く、「ダメなことはきちんと叱らないと!」と一日中叱りっぱなしになっていませんか?
今回は、何でもかんでも怒るのではなく、イヤイヤ期の本当に叱らなければいけない場面を、3つのポイントにして紹介したいと思います。
その1【危険なことをした時】
まだ何が危険かをわかっていない時期は、「◯◯をすると危ないよ」と、日頃から教えなければならないことは沢山ありますよね。
いきなり道路に飛び出したり、火や熱いものに触ろうとするなど、大きな怪我や命の危険に繋がることはしてはいけないことです。
一方で、公園で高い所に登ろうとするなどの発達からくる行動は、いつでもフォローできる態勢で見守ってあげることも必要です。
その2【人を傷つけるようなことをした時】
お友達のことを叩いたり噛みついたりするなど、体に怪我をさせてしまう行動や、「死んじゃえ!」など相手の心を傷つける言動はしてはいけないことです。必ずやめさせ、叱る必要があります。
この時期は手が出やすい時期ですので、近くで見守り、手が出そうになったら「ダメ!」と教えましょう。
その3【人に迷惑をかけた時】
静かにしなければならない場所で騒いだり走り回ってしまうなど、社会のルールやマナーが守れない時はその都度教えてあげなければいけません。
何度言っても聞かない場合は「ダメ!」と強く叱りましょう。場合によっては子どもを連れてその場から離れることも必要です。
おわりに
いかがでしたか?
本当に叱らなければいけない場面というのは案外少ないのかもしれません。
叱りすぎると子どもはそれに慣れてしまい、本当に叱りたい時に効果がなくなってしまいますし、何より叱る側も疲れてしまいます。
ドタバタ走り回ったり、自分でやりたいとダダをこねたりと、我慢させたくなってしまうことも沢山ありますが、実はこれも発達の一過程。公園で思い切り走らせてあげたり、自分でやりたいということはできる限り尊重してあげられると良いですね。
なるべく3つのポイントの叱る場面にならないよう、回避する工夫をしつつ、発達からくる行動は「今はそういう時期」と理解して、叱り過ぎを防ぎましょう。
そうは言っても親にも感情がありますから、イライラしてしまう時だってあると思います。
そんな時は子どもと少し離れてみたり、自分にご褒美をあげてみたりと、悩み過ぎず息抜きをしながらこの時期を乗り越えていきましょう!
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