トイレトレーニングのやり方と年齢別のコツを体験談を交えて解説
トイレトレーニングの開始時期・やり方を歳ごとに解説します
トイトレの開始時期はお子さんの性格やママやパパの状況(兄弟など、まだまだ手が掛かり心のゆとりがなかったりなど)によってさまざまですが、まずは4つの『トイトレ』開始に最適なポイントをご紹介します。
1.一人で歩ける
一人で歩ける事は、トイレに行くという意思表示が出来ますよね。また、歩くことで脳への指令も成長しスムーズな排泄の指令を出せる事にもつながります。
2.おしっこの間隔が2時間以上開く事
まずは、膀胱が大きくなり溜められるようにならなくてはなりません。これは、練習で出来る事ではなく、体の成長で備わっていきます。おしっこの間隔が2時間以上なら準備は万全!スタートしてみましょう。
まだ、間隔が狭いのであればトイレに連れて行く回数も多くなり、子どももママもパパもストレスになってしまします。もう少し待つ方がいいでしょう。3.春の暖かい時期スタートがおすすめ
寒い冬などは厚着になるので、着替えが一苦労です。また、大人も同じですが寒さでトイレが近くなりますよね。ママやパパ、お子さんのストレスを考えたら、おしっこの間隔が長くなりやすく、薄着で過ごせる春~夏を開始時期とした方が良いでしょう。
春に失敗を沢山して経験を積ましてあげる事で間隔をつかみ、夏は汗もかくためおしっこの間隔がもっとも長くなります。その時期で成功体験を積ませ、個人差はありますが寒くなる秋口にだいたいは完了というような流れが親子共に負担も少ないのでおすすめです。4.トイレに行く意思を言葉や仕草で伝えられる事
子供が自発的に「出た」「チッチ」など言葉で伝えたり、ママやパパの手などを引っ張ってトイレに行こうと仕草で伝えられるようになることが必要です。時間を見て、ママが抱っこしてトイレに連れて行き、たまたま排泄できてもトイトレ卒業まで時間がかかってしまいます。トイトレ完了には子どもの自発的な行動や自律がトイトレには重要なのです。
ママや、パパが自律や行動の促しをサポートすることはできます。トイレに関する絵本や動画、遊びの中で教えるなど、楽しめるサポートがおすすめです。
最低限この4つのポイントがクリアしていればトイトレの開始時期と言えるでしょう。
やり方のポイントを3つご紹介します。
トイトレのやり方は子どもに合っている方法で、進めてあげれば大丈夫です。
1.トイレを意識させましょう
トイレってなに?おしっこの?など意識を持たせてあげましょう。絵本は効果的☆2.トイレに慣れてもらいましょう
トイレのイメージは子どもからすると怖かったりしますよね。
そこで、トイレの中を楽しくなるような雰囲気に工夫をしてあげます。キャラクターの物を飾る、シールが貼れるなどしてみて下さい。3.定期的にトイレに誘う
トイレに誘ってもトイレで排泄が出来ないかもしれません。それでもいいのです!何度か誘ううちにタイミングが合い、トイレで排泄できるようになってきます。できた時はいつも以上に大げさにほめてみて下さい。
この3つのポイントを少しだけ意識して、その子に合ったやり方でトイトレをやってみましょう。
トイトレの期間は子どもや家庭環境によって様々です。周りのお子さんがトイトレが完了していても、焦る必要はありません。十人十色ですから、ママやパパの焦りでスムーズに終わらなくなってしまう事もあります。ドンと構えていましょう。
早い子では1、2週間ぐらいで、完了してしまいますが、半年以上かかる子もいます。平均して1ヶ月~3ヶ月を目安に考てみましょう。
また、3か月以上が辛い場合は、一度やめてみてもいいかもしれません。
辞めたことにより、気持ち悪さを訴えたり、間をあける事で感覚の成長によりスムーズに完了出来ることもあります。マニュアル通りではなく、その子に合わせたトイトレを見つけて行きましょう。
もしも、トイレ嫌いになってしまったり、失敗したとしても焦らずに次のチャンスを待っても全然大丈夫でしょう。
失敗が続きダラダラとトイレトレーニングをしている時は、少し期間をずらしましょう。
もしかしたら、子供の膀胱が未発達で、おしっこのコントロールができていない可能性があります。
トイレトレーニングの期間はマニュアルなどはなく、絶対に意識しないでトレーニングをすれば大丈夫です。
2歳未満から始めるトイトレ
男の子も女の子もこの時期はまだ膀胱が未熟なので、根気が必要なトイトレになるでしょう。しかし、言葉の理解が出来ている子どもにはできないことはありません。ゆっくり焦らず、怒らずを意識して進めて行きましょう。
まずは、おしっこを認識させていきましょう。絵本やDVDなどで意識してあげる事が大切です。
1~2歳から始めるトイトレ
まだ、膀胱が未発達・おしっこの認識が乏しいこのことを念頭に置きながら根気強くトイトレを進める事は可能です。ママやパパがトイレに行くときに「ママ、おしっこ」と一緒にトイレに行ってみましょう。
その時、おまるを近くに置き乗り物感覚で座らせてあげてもいいですね。1歳半からはおまるを使用すると効率がアップするようです。おまるに座ることが楽しいと思ってきたら、時間を見ながらオムツを外して座らせます。そこでたまたま出たら、たくさんほめてあげましょう。
根気強くトイトレをしていけばおまるで成功出来るはずです。ストレスが無いように始めて行くことが成功の近道です。また、オムツを外してみると良い!という記事を目にしますが、この時期には私はお勧めしません。
まだ、おしっこや気持ち悪いという認識が薄いと、漏れたおしっこで水遊びをしてしまうことが多々あります。これでは、ママやパパがイライラとストレスを感じつい怒鳴ってしまいます。お互いに良いトイトレにはなりません。また、2歳児はイヤイヤ期なので、スムーズにいかない事も沢山あります。後始末も大変なので、焦らずタイミングをみつけていきましょう。
2歳以上から始めるトイトレ
2歳以上のトイレトレーニングのポイント
この時期が最も適切だと言われているトイトレの年齢です。イヤイヤ期も落ち着きだし言葉の理解力もあるので、スムーズに完了できるでしょう。
3つのポイントをご紹介。
1.生活のリズムの見直し
生活のリズムをしっかりと正してあげることで排泄のリズムを正すことができます。
2.オムツを捨てて可愛い!かっこいい!トレーニングパンツに
捨てる前に子どもにしっかりオムツとバイバイさせましょう。お兄さん・お姉さんになる事がうれしいこの時期にはもってこい!トレーニングパンツの登場です。
3.排尿リズムと失敗と成功の経験をさせましょう
失敗もほめます。「この時間におしっこが出たね。次はトイレでしてみようね」と声をかけママやパパが時間を確認し次は成功へと導いてあげます。ここで、大人が排泄の手掛かりにもなるので、叱ってはいけません。
また、この時期から目立つのは女の子と男の子の成長の違いです。
女の子は体や言語の理解力の成長がグーンと伸びるのでスムーズなトイトレ完了となりますが、男の子は女の子に比べてゆっくりマイペースな成長の子が多く見受けられます。また男の子は、尿道が長い為、おしっこの間隔がつかみにくいと言われています。
男の子のトイトレについて男の子に見られるおしっこのサイン
● おちんちんを触ることがあります。
● 股をぎゅっと閉じたり、足をもじもじさせたりします。
このようなしぐさは、「おしっこがしたい」と感じているサインなのでトイレに誘ってみましょう。
そして、ママ会で話題にあがるのは「おしっこは立ってする?座ってする?」ということ。男の子は二通りの排泄の仕方がありますよね。
近年は、座ってする人も増えてきていますが幼稚園や小学校など公共の場では、立ってするトイレが多いので、最終的には「どちらでもできるようになる」ことが必要です。
トイトレの順番としては、補助便座やおまるにまたがって「座ってする」ことから練習し、その後、「立ってする」ことを覚えていけばいいでしょう。
3歳、4歳のトイトレ 具体的な事例
トイトレは失敗する事も大切。しかし、子どもの性格にもよります。
失敗後の立ち直りが遅い子には、沢山の失敗はNG。逆効果になり、排泄に悪いイメージをつけてしまします。
大人がしっかりタイミングをつかみトイレに誘っていきましょう。
気持ち悪いや汚いという事へも理解が出来ている年ごろなので、失敗時や成功時に「気持ち悪いね」「スッキリしたね」など感情を伝えよりトイレで行うことの大切さを伝えて行きましょう。また、お気に入りパンツを用意することで、「絶対、汚したくない」という気持ちを作ってあげるのもおすすめします。
最後に、幼稚園に入る前の子どもはもう自分の気持ちをしっかりとお母さんやお父さんに伝えられるはず。排泄は人生で最初の自立です。「もう赤ちゃんじゃないんだ」という気持ちをしっかりとご両親が持ってくださいね。
トイレトレーニングで大切なのは両親の心構え
お漏らしは「失敗」と感じますか?!確かに大人がお漏らしをしたらそうですが、最近までオムツだった子どもたちが、トイレまで間に合わなかったことは失敗でもなんでもありません。
おむつからトイレへ排泄場所が突然変わる事は、子どもにとっては大きな異変です。
「今日からトイレは全然違うやり方でしてください」なんて言われたら、大人だってすごく戸惑いますよね。
おむつもトイレも、大人の都合だと考えてみて!
なぜ、赤ちゃんにオムツをするのでしょうか?!排泄を自分で出来ないからなのもありますが、一番は垂れ流しのままだと部屋を汚されては困る大人の都合も考えられませんか?
トイレだって大人が作ったルールですよね。
大人の都合やルールに子どもたちが合わせてもらうのがトイレトレーニングなのだと考えれば、大人と同じくらい体も心も成長していないとできないことを、理解してあげられるのではないでしょうか。
トイレができない大人はいない!焦らないことが肝心
うまくいかないと焦りがちなトイトレ。上記に記載があるように「大人の都合だから仕方がないとはわかっているけど・・・」とママやパパも心に余裕をなくしてしまう事って沢山ありますよね。そうなってしまう事は悪い事ではありません。みんな一人の人間です!!そうは、い
ってもダラダラとトイトレも困りものですよね。トイトレは子どもが一番大変。見守り伝えるママやパパにはどっしりと構えていてほしい物です。
子どもはすぐに親のイライラが伝わって、トイレ自体を嫌ってしまうこともあるのが現状です!。そこで、大人であるママやパパが少し工夫をしてみることでトイトレの完了を早められたり、ママやパパの心の余裕も出て楽しいトイトレができますのでご紹介します。
空間づくりをしてみる。
トイトレにはまず、子どもだけが頑張る場ではありません。ママもパパも一緒に頑張っていこう!同じ仲間だよ!!と見せて行くことで、一緒に足並みを揃えてスタート出来ます。
トイレが好きになるように、ママとパパでトイレ空間を子どもたちの好きなもので飾ったり、上手にできたらうんとほめてあげたり。子どもたちはママやパパが喜ぶ顔が大好きです。ちょっとイラっとすることがあっても笑顔でその気にさせてあげましょう。
男の子はパパの出番!
男女では用の足し方が違うので、パパがどうやってトイレを使っているのか見せてあげましょう。パパが積極的にトイレに誘っていくようにママとパパで家族会議をして決めて行きましょうね!また、男の子の場合このトイトレからパパを男同士の○○のように仲間の素晴らしさも学べるチャンスにもつながります。
最初はできなくて当然!絶対に叱ってはダメ。とにかく褒めちぎる事
トイトレで大切なのは成功体験をさせることです。トイレが楽しい、トイレ排泄するとほめてもらえると思わせられるよう決して叱らずにほめちぎる事です。また、習慣になるまではご褒美などでやる気をUP手段としてもいいですね。
周りの声は気にしない。親子のコミュニケーションを大切に
おむつが取れる時期は人それぞれです。2~3日でとれる子どももいます。トイトレもそれぞれ違います。周りの声を気にしてしまうと上手に行かない時はつい、イライラしてしまいがちです。周りの声は気にせずに、自分たちにあったトイトレでいきましょう。トイトレは大事な親子のコミュニケーションの一つです。
トイレトレーニングの流れ
トレーニングというのだから、すぐに出来るわけではありません。ダイエットも同じですよね!リバウンドしたりなかなか痩せなかったり。痩せないからと他の人から叱られたらやる気をなくすのは、大人だって一緒です。そのことを念頭に置き進めて行きましょう。
トイレについて、排泄について教えてあげましょう。
ダイエットであれば、なぜ痩せるのか・痩せ方の方法を学んでから始めますよね!子どももおなじです。「はい!今日からここがトイレで排泄ね」と言われてもすぐにはわかりません。
子どもがしっかり理解して取り組めるようにママとパパで絵本や動画などの目から見て学べる環境を用意しましょう。そして遊びながらトイトレは楽しいなど、トイレへのプラスな印象をつける事も大切です。
まず補助便座やおまるに座らせてみましょう。
排泄のタイミングがだいたいわかってきたら補助便座やおまるに座らせてみてください。座って排泄する感覚を身につけ成功体験を重ね、子どもに自信をつけさせてあげてください。
最初からトイレ・おまるで排泄できなくても大丈夫。まずは座る感覚に慣らす事をメインに考えて行きましょう。
トイレに行く習慣をつける
1日に数回、毎日同じタイミングでトイレに行くことで、ママやパパが子どもの排泄タイミングを計れるようになります。そのタイミングをつかんでから、排泄を成功させるように配慮していけばいいのです。
トレーニングパンツ・パンツをはいてみる
トレーニングパンツは、おしっこが1回分くらい吸収できるようになっている「厚手の防水パンツ」のことです。
このトレーニングパンツは6層・4層・3層とあります。層が多いいほど漏れにくいです。
子どもにはオムツよりも快適!かっこいい!お兄さん・おねいさんになれると思わせるのが大切です。濡れた不快感がわかれば子どももトイレの快適さを実感出来ます。
トレーニングパンツをはかせる目安は、トイレでの成功率が5割を超えたあたりがいいようです。
※トレーニングパンツでなくて普通のパンツをはかせてもかまいません。もれる量は多くなりますが、おしっこが出たことが分かりやすく、洗濯して乾きやすいというメリットがあります。普通のパンツの上に紙おむつをはかせる人もいます。
洗う負担を考えるとおむつでもOKです。漏らした時の不快感を教える為におむつに布をひく「おしっこ吸収パット」などお勧めします。
排泄のタイミングを教えてもらう
子どもから「おしっこ行きたい」と言えるようになれば、ほぼトイトレの完了です。
まず、排泄する際に「しーしー」「うーんうーん」など声をかけ、言葉と排泄を結びつける事が大切です。
言葉の理解力と伝える力が備わった子どもには「出そうになったら教えてね」と伝えて、排泄する前に申告してもらうようにしましょう。これも、どのタイミングで伝えればいいのか子どもが学ぶ場になるので失敗しても叱ってはダメ!「大丈夫だよ。さっぱりしようね」と優しく声をかけ着替えに誘いましょう。
トイトレは親子で楽しく!イライラ解決体験談
楽しくトイトレする方法、親子、パパと協力できるアイデアなどトイトレはやっぱり、楽しい空間作りからしていきましょう。
怖いイメージを持ちやすいトイレに大好きなキャラクターを飾ってみたり、「おしっこ出来たよ」シールを貼るなど工夫が必要です。また、ママだけでなくパパにもトイレに誘ってもらい褒めてもらいましょう。いつもと違う人から褒めてもらえると一層やる気がみなぎるはずです。
そして失敗は絶対に怒らない事を共有して置く事も大切です。
イライラ実体験
エピソード1
長女が2歳半の春先にトイトレを始めました。失敗は付き物で、初めはタイミングが読めず失敗。初めのうちはおおらかに対応していたのですが、2か月目になると毎回の洗濯物の多さや洗っても落ちない排泄の匂いでクタクタになっていました。
失敗するたびに足でピチャピチャと踏む娘。タイミングもつかめてはいるものの必ずその時にトイレに誘うのですがトイレでは出ず、その直後に必ず漏らす娘についイラっとしてしまいます。
ある時限界が来てしまい「いい加減にして!」と声を荒げてしまいました。それでも、トイレに連れて行った直後に必ず漏らすのです。
エピソード2
次女が3歳9か月の出来事。次女は1歳10か月でオムツが完全に取れていました。姉もいたので失敗も少なめでした。そして2語も話すためビックリするほどスムーズでした。
しかし、3人目を授かったことを期に失敗の日々が2ヶ月続きました。心の不安定さでおもらししてしまう事は理解していましたが、約2年パンツでいれたのにという私の気持ちと妊娠中の体調の悪さが、余計に私の余裕をうばっていきました。つい怒鳴る自分にも嫌で苦しくてたまりませんでした。
イライラ実体験の解決法のカギはこれだった!
エピソード1
娘の観察が大きな鍵に!
お漏らしを続けると、どうしても片付けの大変さで頭がいっぱいになってしまいます。そんな時、パパが休みの時はお漏らしの片付けはパパが担当してもらうように協力してもらいました。
ママだってやりたくない休みたい時もあります。そこを理解してもらい協力してくれることで、一歩落ち着いて娘を見る事ができたのです。
我が家ではおまるではなく補助便座でのトイトレをしていました。足が付くように足の台もあります。タイミングは完璧なのに娘がなぜトイレではせず、トイレ後に漏らすのか観察をしてみました。
すると、足を一度開いてから漏らす行動をとります。我が家の踏み台はトイレの正面に設置してある為、股を閉じた状態でトイレに座る感じではありました。まさかと思い早速、踏み台を横に付けるように設置してみると、大成功!!股を大きく開けていなかったので出にくかったようです。台の設置後スムーズに排泄が出来るようになりお漏らしも3日目でなくなりました。パパの少しの協力とママの心のゆとりからお漏らしの解決が見えたエピソードでした。
エピソード2
絵本が救世主☆そして「大好き」と「おねいさんは素敵」の魔法のことば!
不安からくるお漏らしだったので、寝る前のスキンシップを長めに取ることにしました。絵本をいつもより2冊多めにしたり、必ず寝る前には「大好きよ!愛している」と呪文のように唱え眠りにつかせていました。それだけでは、なかなか安定しませんでした。
そこで毎日読んでいる絵本のチョイスを変えてみました。今までは眠る方向の本でしたが今回は「おねいさん」や「赤ちゃん」などが関わる絵本に変えてみると、イメージが持てたのか、10日目から一切お漏らしがなくなったのです。絵本のパワーと伝える言葉の大切さに気付いたトイトレでした。
失敗エピソード~そんなこともあるある~
ご褒美シールがダメだった!!
長女にはとても良い方法でトイトレを楽しく出来た方法が、ご褒美シール大作戦!でした。
貯まったシールを嬉しそうに眺めながらやる気を出してトイトレを成功させていましたが、次女には全く意味がありませんでした。
逆に排泄はしないでトイレに行っただけなのにシールをねだるようになったのです。シールが貼りたいからトイレに行く。シールをくれないならトイレに行かない。初めはそれでもいいかと思いましたが、徐々に行く回数も増え主旨がかわってしまったので、すぐにやめました。
やめたことによりトイレの回数も安定し、私も頻繁にトイレに行かなくていいのでストレスなくサポートできました。
トイトレは様々です。その子にあった方法を試し、見つけていきましょう。
トイトレ野外編・外出や保育園に預ける時の準備をしよう。
トイトレ中の外出や保育園は不安がいっぱいですよね。公共の場で漏らしてしまったらどうしたらいいのだろうか、すぐにトイレはみつかる?などでも大丈夫!!みんな同じ不安だけど何とかやってこれました!そんなポイントや注意することなどご紹介します。
トイトレ中に外出する時のポイントと持物は?
1.外出先のトイレ場所を把握しておく
ショッピングセンターなどには、補助便座や子ども用便座があることも多いものです。
こういった場所へのお出かけなら、スムーズにトイレができるので安心ですね。
補助便座がない場合には親が子どもの体を支えてあげましょう。
外出先のトイレや自動洗浄の音などを怖がる子どももいます。
その場合は「大丈夫だよ」と声かけをしながら乗り切りましょう。
2.移動が長い場合(車の渋滞)はオムツでもOK
この時ばかりは、なかなか急なトイレに寄ることは難しいと思います。その時は、子どもにしっかりとお話をしてその時だけオムツにしてもらうように声かけしていきましょう。臨機応変も大切。
3.着替えを2セット以上準備する(靴(サンダル)と靴下も)
失敗してしまったときのために、予備の着替えやタオル、ウェットティッシュなどは多めに用意しておきましょう。
トイトレ中はこんな服がよかった☆
女の子は・スカート・ワンピースがおすすめ。パンツを脱がすだけですぐトイレができちゃうのがポイント。また失敗しても、パンツだけ濡れてスカートが無事な事もあります。
男の子はやや大きめののびが良い布製のものを履かせれば、トイレや着替えがスムーズになります。
そして、皆さんが忘れてしまいがちなのは、靴下と靴です。どうしても足に伝って濡れてしまいます。私はそんな時は靴ではなくサンダルを準備していました。寒い冬ならば靴下を多めに履いて暖かくしてはかしていました。サンダルなら拭けば濡れないからです。
4.トレーニングパンツを活用
トレーニングパンツなら、失敗してもある程度パンツに染み込むので、大丈夫です。トレーニングパンツでも6層や3層と厚みが選べますのでお子さんにあった漏らし方のトレパンを買いましょう。
おむつライナーやパッドを活用するのもGood!。
5.いつも以上に「声かけ」をしよう
お出かけの前には、子どもにきちんとトイレについて説明します。
「おしっこ行きたくなったら教えてね」「トイレが近くにないこともあるから、早めに教えてね」などの声かけが大切です。
外出中の子どもはついついトイレのことを忘れてしまうものです。
こまめに「トイレ行く?」と声をかけてあげましょう。
「言ってもわからないだろう」とは決して思わずに、根気よく声かけするようにしてください。
もちろん、「トイレが成功したらいっぱい褒めること」「失敗しても怒らないこと」はとても大切です。
保育園に預けるときに何をどうしたらいいの?
保育園はトイトレのプロ☆小さい時から保育園に入っているお子さんであればいつの間にか保育園の先生がトイトレをスタートさせてくれたりタイミングを見てくれています。しかし、家庭の事情もありますからママが先にトイトレを始めたのであれば、伝えるべきです。
・いつから、どんなタイミングでトイレに行っている。
・こんな仕草があったらトイレに誘ってほしい。
・保育園でもトイレに定期的に行ってほしい。
・トイトレ中の失敗、成功を伝えでほしい。
などを保育園の先生に伝えると、よりトイトレをスムーズに完了することが期待されます。
親・親戚・友達など、親しい人に預けるときの注意点は?
出来れば、いつも使っている補助便座などを持っていくとより安心してトイレに行ってくれたりします。また、最後にトイレで出た時間から2時間おきなどに声をかけてもらうように伝えます。
子どもにも必ず「○○さんにトイレ教えるんだよ!」と声をかけて行きましょう。また着替えなども少し多めの4着あると預かる人は安心するようです。またトイトレ中で漏らして汚してしまうことを必ず了承得てから預けましょう。
外出時にも使える「折りたたみ式・補助便座」はおすすめです!
トイトレ体験談、我が家の場合
我が家で三姉妹分け合って甥っ子を育てた時の体験談です。
☆2歳1か月ではじめた煌太君のトイレトレーニング(甥っ子を育てる)
その日は突然やってきた!
なるべくおむつ替えもトイレでするようにし、トイレへの認識をしていきました。
女の子と違い男の子はトイレに行く事すら嫌がることがあると聞いていたのですがビンゴ!トイレを拒否。
隠れておしっこをして「出ていない」と隠すのです。
そこで、男の子が好きそうな的当てシートを購入。おしっこをかけると絵柄が浮き出る仕組み。初めは、同い年の優芽(次女)に試してみると、楽しそうに「パンダ出た!」と煌太(甥っ子)に報告。二人で眺めていました。すると、
煌太(甥っ子)が「やる」と言ったので早速トライ一生懸命おしっこをかけて二人で楽しそうにトイトレをしていまいた。的当てシートを購入後は、昼間のおしっこは完璧。しかし、夜は全く取れませんでした。一度寝てしまったら起きません。仕方がないので諦めオムツで就寝。
3歳4か月目に自分から「オムツは嫌だ」とパンツにしてほしいと言ってきたので、お漏らし覚悟でパンツにしました。
すると、あんなに漏らしていた夜が嘘のように朝まで漏らさずおきられたのです。
たまに失敗する事もありますが、本人の自覚が芽生えれば夜の失敗も少なくなり卒業の日が突然やってくるものだと男の子のトイトレを実感しました。諦め本人に任せるという方法も正解です。
☆2歳7か月ではじめた優花ちゃんのトイレトレーニング
うんちに苦戦!
おしっこは2歳ぐらいでとれていました。2時間~3時間おきにトイレに行くタイミングでおしっこをしてくれていたので濡れることはありませんでした。
しかし、うんちがどうしてもトイレでできないのです。気持ち悪いのもわかっています。「出た!」と教えてくれるのでとりかえますが、優花(三女)にはうんちをする時必ずうんちすわり(和式の時に座る座り方)で踏ん張るのです。そこで便座に座るのではなく、便座の上でうんちすわり(和式の時に座る座り方)でうんちが出そうなタイミングでトイレに行ってみました。
なかなか、思うようにいかなかったのですが7週間目にトイレで出たのです!
それからはうんちすわり(和式の時に座る座り方)でうんちに成功!!3歳の保育園入園時はまだ、うんちすわり(和式の時に座る座り方)での排便でしたが、保育園のトイレは子ども用なので園では普通にできているようでした。入園から半年後には、家でも普通に座ってトイレが出来るようになったのでした。
トイトレは事前の準備で心の余裕を
その子、その子の排泄スタイルもあります。いつかはみんなと同じような排泄スタイルやお漏らしなどもなくなるので、マニュアル通りのトイトレは必ずしも正解ではなく、ママやパパ、そして子ども本人が楽なトイトレで始めればいいのだと感じました。
「焦らず」・「楽しみ」・「褒め」・「体感」することを余裕もってスタートしていけるといいですね。
あわせて読みたいトイトレの記事はこちら
トイトレにオススメの絵本はこちら
トイトレの体験談はこちら
その他のトイレの悩みはこちら