スプーンを上手に使えるようにするには?
もう1歳になるのに、スプーンを上手に使えないけど、どうすれば良いの?
そんな悩みを抱えているママさん、それって子どものせいじゃなく骨格や身体のつくりのせいかもしれません!
1歳まではスプーンは使いづらいんです!
画像出典:PhotoACより
小さな子どもが手づかみでご飯を食べると親からすると「やめて!」と、ついつい言いたくなってしまいます。
でも、ちょっと待って!子どもも好きでスプーンやフォークを使わないわけじゃないんです。
特に1歳ごろの子どもは、骨格的な問題で脇が大人のようにしまりません。
スプーンでご飯を食べように、身体の作り的に非常にむずかしいんです。
だから1歳ごろまでは手づかみで食べても、大目にみてあげてください。
成長するにつれて、自然とスプーンを使って食べることが出来るようになりますから。
1歳ごろまでは食べ物を指先で勉強中!
私たち大人も、ぷにぷにとした触感のものがあれば、ついついそれが面白く触り続けてしまうことって、ありますよね?
実は小さな子どもたちにとって、食べ物を触ることは、その感覚に近いんです。
食べ物を手づかみで触りながら子どもたちは「これは、どんな触感がするのかな~?」と1つひとつのことを勉強していきます。
子どもがスプーンをママに渡すのは信頼の証
子どもにスプーンを渡すと、逆にママに渡し返されることがありますよね?
あれは子どもが甘えているからではなく「その方が確実に食事ができるから」に他なりません。
しかし、逆にある程度子どもが成長して「あ、これは自分で食べなきゃいけないんだな」と考えるようになったら、自然に自分の手でスプーンを使って食事をするようになりますよ。
決して甘えているわけでも、ママが食べさせて甘えさせるわけでもないので、安心して食べさせてあげてください。
子どもの成長にあわせて食器も選ぼう!
小さな子どもがお箸を使えるようになるのには、ずいぶんと時間がかかってしまいます。
そして、意外かもしれませんが、スプーンやフォークを上手に使うことが出来るようになるのにも、個人差はありますが時間がかかってしまうんです!
だから、最初は上手にスプーンを使うことが出来なかったとしても大目にみてあげてくださいね。
また先にも触れましたが、1歳でスプーンやフォークを上手に使えないのは、骨格上しょうがないことです。
手づかみで物を食べても怒らず、子どもの成長を待ってあげてくださいね。