子の寝ぬ夜に試すこと
ASOBI NO OWARI 子どもたちはベッドで跳び跳ねている
時計は9時を回り、楽しい楽しい一日も終わりです。
しかし子どもたちのハチャメチャは終わりが見えず、ベッドに来ると跳び跳ねて新たな遊びが始まっています。
こんばんは!二人の子どもたちの母の新茶です。我が家はこんな時、あえて怒らず、楽しい雰囲気のままにします。
上の子のほーりちゃんが小さかった頃、ネンネにはとても苦労しました。寝なくて、寝れなくて、親子二人とも苦しく、
怒ってしまい悲しませて自己嫌悪になったことも。
一日の終わりを、素敵な気持ちで送ってあげるために我が家には儀式があります。
子どもたちの電池を切りましょう。
私は小さな頃から本が好きで、絵本が無くてもその場で何となくお話を作って話すことが出来ます。
その中でも一番、子どもたちにビビッと効いたお話は、単純に100まで数える話です。
すっごくつまらないんでしょうね。
つまらないことが眠りには不可欠です。
般若心経なども試しましたが、逆に面白くなってしまって、10時越えてしまいます。
しかしあまりシンプルに数えるだけでは嫌がって怒り出すので、すこし肉付けをしました。
亀さんが100歩歩いてるうちに…
我が家では数える系と呼ばれている話のネタなのですが、ひとつのパターンは100階建てのビルで一階ずつお店を紹介する内容。これはその時目の前に見えるもののお店を挙げていくだけで、自然と寝てくれます。
カーテン屋さん、電気屋さん、パジャマ専門店などで良いのです。
もうひとつのパターンは、亀さんが100歩歩いて、スーパーに向かうという話のネタです。
亀さんなので、とても遅くて、よく休みます。
我が家ではピンクメロンサイダーを買いにいくという設定にしますが、いつも忘れ物を取りに行くのに戻ったり、転んで河川敷に座り込み夕日を見たり、殆ど進みません。
ダラダラしているうちに、30歩歩いた頃には、子どもたちは眠りについてます。
早く眠りにつくと、ピンクメロンサイダーは自動販売機で買って話は終わりになります!
とにかくつまらないことが一番重要なのです。
うんざりするようなお話は子どもの電池を切るにはピッタリです。
子どもたちと幸せな気持ちのまま、お布団にくるまって眠りに落ちるのは、どんな栄養ドリンクより明日の活力になります。
おやすみなさい。