スマホ育児をプラスに変えて上手に付き合うために
こんにちは、ワンオペ育児に七転八倒&息子のお茶目な一面に抱腹絶倒しているMASHIROです。
ワーママ(パパ)さんは仕事から帰っても保育園のお迎えに行って夕飯を作ってと、ひと息つくのもままならない日々だと思います。だがしかし、やらねばならない家事育児。
保育園から帰った直後に甘えたい気持ちと腹ペコのダブルパンチでグズグズな時、ありませんか?私もよく「頼む息子よ、せめて15分でいい、母に自由(作り置きをチンする時間)をくれ」と辟易してしまいます。
そんな時、私が頼るのは「動画配信サービス」です。
それっていわゆるスマホ育児じゃないの?と、ネガティブな印象を持ちがちですよね。
もちろん、目に負担のかかる小さい画面のスマホを使う事そのものはおすすめしません。
ただ環境と内容さえ気を付ければ、むしろお互いにとってプラスにできると思うのです。ママ(パパ)は家事に集中できる時間、子どもにとっては「好き」を見つける時間です。
大きめの画面(TV・PCなど)で、輝度は若干低めに、ボリュームは小さめに、しっかりと距離を取るといった基本的なケアは心がけましょう。
ちなみに外出の移動中に息子くんがグズった時もできるだけスマホは避けて、ミニタブレットを使うようにしています。
どんな動画配信サービスがあるか、比較して選ぼう
① Netflix
我が家がメインでお世話になっているのがNetflixです。
料金プランは月額800円から1800円(共に税別・2019年11月現在)で、最高4台まで同時視聴可能。乳幼児向けの番組は、日本の地上派では観られない海外制作ものが多く配信されています。
アカウントもキッズ専用と大人用に分けることができ、キッズ専用では検索できる番組に制限をかけてくれます。
特徴は言語のチョイスの豊富さ!字幕・音声ともに自由に組み合わせられますし、ものによっては韓国語やポルトガル語、スペイン語など英語以外でも視聴できます。もしパパやママが海外出身なら、母国語に親しむという楽しみ方もできますね。
質が高いと評判の乳幼児向けNetflixオリジナル作品にも、おすすめコンテンツがたくさん!動物の赤ちゃんたちが遊びの中で言葉を覚えていく「ことばのパーティー」は歌やダンスもあって、息子くんも大好きなアニメのひとつです。その他にも魅力的なコンテンツがありますので別の機会にご紹介したいと思います。
②Hulu
Netflixの次にお世話になっているのがHuluです。
料金プランは月額933円(税別・2019年11月現在)の1プランのみで、複数台視聴可能はできません。
基本的な仕様はNetflixとあまり変わりませんが、特筆するとしたら国内制作ものに強いです。地上波放送のお気に入り番組がすでに決まっている場合はHuluが活躍してくれます。手遊び歌などもたくさん配信されていますよ。
私も、Netflixでは配信されていない国民的2番組のために会員登録をしました(苦笑)。
ちなみにこちらで現在選べる言語は、日本語・英語の2通りのようです。
③YouTube
3つ目はYouTubeです。
えっ、YouTubeはあまり良くないのでは!?と、思いがちですがそんなことはありません。
確かに意図しない関連番組がサムネイル表示されたり自動再生されるイメージですが、活用すべきは公式チャンネルです。
なので検索で表示されてもそこから必ず公式チャンネルに飛んで視聴しましょう。YouTubeでしか配信されていない質の良いキッズ番組もちゃんとあるのです!
英語で童謡や手遊び歌が楽しめる「Cocomelon」、韓国で人気を博した「ちびっこバス TAYO」「ロボカーポリー(他サイトにもあり)」、中国の知育アニメ「BabyBus」の日本語吹き替え版が代表格でしょうか。
有料コンテンツはちょっと…という方はぜひYouTubeでいろいろ探してみてください。
動画配信サービスはほかにも様々なものがありますので、どれにするか迷ったら公式サイトで下調べしてから無料お試しを活用し、使用感を確かめてみるのも良いですね。
約束ごとを決めて、子どもの“好き”を見つけよう
子どもの心にささりやすいのは、歌があって動きがあってワンシーンが短い番組です。10分程度のシリーズもの、さらにCGアニメーションやクレイアニメの方がお気に入りになる確率が高いです。
そしてお気に入りは「ひとつずつ増やしていく」ことがポイント。
私は同じ番組をくり返し観るほど、集中力と大好き!の気持ちが高まっていく感じがしました。ダラダラ流すのでは無く時間を決めてメリハリをつけた方が、子どもにとって特別感が増すので集中して観てくれるようになりますよ。
そのターンを過ぎてさすがにあきて来たかなぁと感じたら、次のお気に入りを探すお手伝いをしてあげましょう。少しずつお気に入りを増やせたら「大好きなもの」の中から「選ぶ」という新たな楽しみを見つけられるようになります。喃語で一生懸命に観たいアニメを伝え、正しく伝えられた時の嬉しそうな顔は可愛くてたまらないし、子どもの成功体験にもつながるのではないでしょうか。
ただ、1つだけ注意点です。
「ご飯の時はテレビはバイバイね」「あと1回だけ見たらナイナイだよ」というルールを”イヤイヤ期が来る前”に徹底しましょう!テレビの見過ぎ、消すと癇癪を起こしたりなど新たな悩みが生まれてしまいます。たとえイヤイヤ期だったとしても、落ち着いているときに根気よく言い聞かせることが大事です。息子くんも、繰り返すことでだんだんと理解してくれるようになりました。
デジタルネイティブと呼ばれる我が子たちの世代。
動画配信サービスやテレビをダメダメと制限するばかりでなく、子どもたちが大きくなっても上手に付き合えるように意識しながら活用していきたいですね。