気管支の弱い子はいつから強くなるの?
変な音の咳に注意!
弟は病院に行くと毎回の様に扁桃腺が大きいと言われます。そのせいで風邪をひくと40度近くの高熱が出やすく、声も出しにくくなります。
また、大きくはないですがイビキをかくこともあり、これも大きすぎる扁桃腺が原因かもと言われました。寝入りばなに突然咳き込むこともあり、続くときは気管支を拡げるお薬をいただきしばらく飲み続けます。
弟は扁桃腺が大きいせいか、よく風邪をひいていました。風邪を引いたときに注意しなくてはいけないのは咳の音です。弟は風邪のひき始めからゴホゴホ言うのではなく、ゼロゼロと乾いたような、痰が絡んだような変な音がしだすのです。その咳が出ると嫌な予感を抱きながら小児科へ向かいます。
大きな病院へ紹介状。
乾いた咳が出て小児科へ行き、胸の音を聞いていただくと、ここにはレントゲンがないから大きな病院へ行ってくださいと毎回言われてしまいます。
移動が車ならいいのですが、自転車と徒歩だと、遠くの病院へは公共の交通機関を使わなくてはいけません。それだけでも大変です。
次の日、電車とタクシーを乗り継いで大きな病院でレントゲンを撮っていただきます。結果は毎回気管支炎、または少し酷くなると気管支肺炎と言われます。
治るまでは保温と保湿をして安静にしてくださいと言われ、お薬をいただき、経過をみるために次回の予約をして帰宅します。
具合の悪い子どもを抱っこしながらの移動はとても大変です。小さな小児科でレントゲンがないことは仕方ないのですが、近くの内科と提携をしてレントゲンだけでも撮らせていただけたらと、常々感じていました。
体はいつから強くなる?
風邪をひく度に大事になっていた弟ですが、3歳を過ぎる頃には咳が出ても気管支炎になることはなくなりました。もちろん全然咳が出ないわけではないのですが、小児科でいただける気管支を拡張するテープやお薬で対応できるようになりました。
1年生の頃までは季節の変わり目毎に風邪をひいては病院に通い、先生からも中学生になるまで体の弱い子はしょうがないよねと言われていました。体力もなく、1回熱が出ると平熱になるまで2,3日はかかっていました。
でも、2年生の今はまだ1度もお休みをしていません。食べる量も増え、体力もついたことで少しずつですが体が強くなってきているのかなと期待をしています。
病気で苦しんでいる子どもは見ているこちらも辛くなります。咳き込んで吐いてしまうこともありました。夜も何度も目が覚めてしまうので、親も寝不足にもなります。ベッドに座りながら抱っこで寝させたこともありました。咳が出てると寝ていたとしてもかわいそうで、枕を高くして少しでも楽になるようにしていました。
小さいうちは自分で辛さを伝えられません。子どもの咳の変化や呼吸をチェックして、症状が重症化しないようにしていくことが大事だと思いました。