食事に集中しない子どもは、どうすれば良い?
食事の時間だというのに、あっちを見たり、こっちを見たり。
それだけなら良いけれど、おもちゃで遊びだしたり、アニメがみたいと騒ぎ出したりすることだってあります。
落ち着いてご飯を食べて欲しいのに、食事に集中してくれない子どもに思わずイライラ……!
そんなママにおすすめな食事に子どもを集中させるテクニックとは?
「けじめ」をつけて食べることに集中させる!
画像出典:PhotoACより
例えば、食事をしているテーブルの上におもちゃが置いてあったら、遊びたくなるのが子どもというものです。
大人だって、テーブルの上にスマホがあったら、食べながらチェックしたくなりますよね?
根本的なところは、実は大人も子どもも変わりません。
大人もそうであるように「今は食事の時間だから、おもちゃは後にしようね?」「おもちゃのバイキンがご飯についたら危ないから、後で遊ぼうね」と諭して「食事は食事」というケジメを付けることで、子どもは「今はご飯を食べる時間なんだ」と理解していきます。
また、あえて「遊ぶ部屋」と「食事をする部屋」をわけて、食事に集中しやすい環境を作ることも大切かもしれません!
もちろん、この時に親が毅然とした態度で子どもに接することもそうですが、普段からパパもママもご飯を食べながらスマホを触らないなどの態度を子どもに見せておくことも重要ですよ!
ただし、ある程度の年齢までは子どもは言うことを聞かないもの
親がどんなに注意したとしても、小さな子ども――特に1~3歳ごろの子どもは、興味の対象がコロコロ変わるので、食事になかなか集中することができません。
アナタがしっかりと注意して、細かな点に気をつけていたとしても、言うことを聞いてくれるとは限りません。
子どもの中で、アナタの言葉が響くのにはまだまだ年齢的な時間が必要なのです。
逆に5分でも、10分でも良いから食事の時間に集中してくれたら、褒めてあげてくださいね。
そうすることで子どもたちは「集中してご飯を食べると褒められるんだ!」と学習し、少しずつ落ち着きを持って食事をするようになります。
家では集中できない子どもも保育園では、大丈夫な場合も!
家でまったく、食事に集中しない子どもが保育園では、大人しく食べている、という場合もあります。
これは子どもが集団生活の中で、しっかりと食事に集中することを勉強しているからです。
しかし、家は保育園とは違う、開放感のある時間です。
だから、家の中ではあれこれ食事に集中できない、というケースもあります。
もし、お子さんが家で食事に集中していない場合は、保育園ではどうなのかを保育園の先生に聞いてみると良いかもしれません。
保育園でしっかりと集中して食事ができているのなら、ひとまず安心されて良いでしょう。