しつけの時に意識すべきこととは? 知っておきたいしつけの4つのコツ
2020年4月から、親の体罰が法律で禁止になります!
厚労省によって、親の体罰を禁止する「改正児童虐待防止法」が4月より施行されます。
一昔まえに比べれば「しつけのために子どもを叩く」というご家庭は、減少傾向にあるようです。
改めて考えると「しつけ」って、本当にむずかしい……!
体罰はしないまでも、上手にしつけるには、どうすれば良いのでしょうか?
しつけの前に一息ついて。しつけよりも大事な「親子の温かい関係づくり」を意識する
画像出典:NHK:しつけってどうすればいいの?より
具体的に「しつけ」って、どうすれば良いのでしょうか?
悪いことをしたら叱る、良いことをしたら褒める――でも、良いことも悪いこともわからない、生まれたばかりの子どもに、それをどうやって伝えれば良いのかは、ほんとうに難しい問題です。
しかし、しつけをする前に、本当に大切なことは「親子の温かな関係づくり」です。
叱ってしまう前に、まず「子どもと良い関係を作るのは、どうしかれば良いのかな?」と一呼吸置くことで、感情的に怒りにくくなりますよ。
また1日中、ずーっと”良いママ”では要られません。
ほんの少し、1日5分程度で良いから「子どもと良い関係を作るのは、どうしかれば良いのかな?」と考える時間を作ることで、自然としつけ方も変わってきますよ。
しつけの4つのコツ 上手な褒め方と叱り方
- ・ほめるときは具体的にほめる
- ・子どもの言葉を繰り返す
- ・なるべく子どものことを肯定する
- ・叱る時は子どもの人格まで否定しない
小さなお子さんをしつける時には、上記の4つのことを意識してみてください。
特に「ほめるときは具体的にほめる」と「叱る時は子どもの人格まで否定しない」は、しつけの時の盲点と言えるかも。
ほめる時も、怒るときも、それぞれ意識してみてくださいね。
「言い過ぎたな」って、ときは子どもに謝ることで子どもも安心します!
親だって人間です。子どもがいたずらしたり、言ったことを守らなかったら、怒ってしまうのは当然です。
そして、ついついキツイ言葉で叱ってしまって、子どもを泣かせてしまうことも……。
でも、そんなときに「さっきは、言いすぎてごめんね」と言ってあげることで、こじれてしまった親子関係も修復することができますよ!
教育と同じく、しつけにも「正解」はありません。
ご紹介したコツを意識しながら、お子さんと上手につきあってみてくださいね。