科学館はどんなところ

科学館へ行ったことがありますか?

私は博物館の中では科学館が1~2位になるぐらい好きな場所です。
その影響もありよく子どもと1年に1回はかならず足を運ぶ場所になっています。さて、科学館はどんなところでしょうか?

子どももママにもオススメな科学館について詳しくお伝えします。

 

科学館とは

科学館とは、自然科学に関連する展示を行う博物館です。蒸気機関のしくみや、力学のモデル、化学物質の分子模型などを展示しているもの、交通、通信、鉄道、産業技術に特化した科学館、子どものための理科、科学教育を目的のためにつくられています。

 

科学館の展示物

1.力のしくみの科学・物質とエネルギーの科学

からだを使った体験から、ものに働く力のしくみや、さまざまなエネルギーについて学びます。飛行機などのなど乗り物の操縦をシュミレーションする産業ロボットを動かします。ロボットがピアノを弾く、ロボットが字を書くなどの展示物があります。

2.宇宙と地球

臨場感あふれる宇宙空間の中で、地球や太陽系の惑星について学びます。地球以外の惑星に行った時の体重計やフーコーの振り子などの展示物が展示しています。

3.地学
地層、海岸、海底の模型、岩石、鉱物の標本が展示されています。

4.情報の科学
私たちのまわりを取り巻くさまざまな情報について、音や光、電波や波などから情報の原理を学びます。実際固定電話をかけて遊ぶ、模型でつくったまちの取材をする体験ができます。

5.生き物

動物や昆虫、植物の剥製、標本が展示しています。昆虫標本や押し花標本、恐竜の骨組みなどが展示しています。

6.生物

DNA細胞から体のふしぎ、生命の神秘などを学びます。また、人体模型や食べ物を食べた後どうなるかトンネルを通って消化の様子を学びます。

7.進化

恐竜など古生物の化石、進化の系統図が展示しています。植物の進化や動物の進化の系統図はよく科学館で見ることができます。

7.環境
地球温暖化、酸性雨、光化学スモックなどの経年変化や現象の展示物があります。

8.ミクロ
原子や分子構想の展示物があります。

 

プラネタリウム

プラネタリウムとは、投影機から発した光をドーム状の天井の内側に設置された曲面スクリーンに映し出すことで星の像およびその運動を再現する設備あるいは施設です。

1.サイエンス番組(全天周映画)
最先端の科学と技術を紹介するとともに、さまざまな社会問題や身近な事柄などに関して科学の視点で切りこんだものです。
番組例
『HAYABUSA2 RETURN TO THE UNIERSE』

2.こども番組
小学生の子どもや幼稚園児を対象にしたプラネタリウム番組です。
番組例
『くるりんぱ』
『すいきんちかもくどってんかいっ!』

3.星空ライブ投影
日没から夜明けまで、今夜の星空とともにテーマに沿った天文のお話です。
テーマ例
『恒星』
『惑星・彗星』

 

科学館のイベント

科学館では常に様々なイベントを催しています。体験型から学習イベントまで幅広い年齢の方々に楽しんでいただけるイベントを開催しています。家族で参加するイベント、親子で参加するイベント、1人で参加するイベントがあります。イベントによっては対象年齢、定員、参加費が必要になる場合がありますので、それらの事項を確認したうえでの参加をしてください。

イベント例
1.小学生の自由研究・工作の展示
各学校から選ばれた作品が展示されるイベントです。

2.昆虫巨大迷路
巨大迷路に隠された昆虫たちに出会いながらゴールをめざす迷路です。

3.ロボットプログラミング教室
自動運転とは車が人間の代わりに運転してくれる技術です。自動運転を実現するためにたくさんの技術が必要で今もどんどん技術開発が進んでいます。

自動運転の例
無人農業ロボットの自動走行システム。

4.天体観察
必ず科学館には天体望遠鏡があります。日食、月食など見られるときは天体観測を行う科学館が多いです。

 

ミュージアムショップとレストラン

来館者へのアフターフォローで、見学後の定着、関心の向上・維持が図れるようにしたものです。オリジナル商品の開発、百貨店等への納品、インターネットによる通信販売をおこなっている例もあります。それらにより、ミュージアムショップは博物館の収入源の1つにもなります。再び来ていただくために、こうした役割は重視していかなければならないとされています。近年では図書室やレストラン・カフェと並んで、科学館にはなくてはならない付属設備となっています。

科学館以外にも美術館、記念館、資料館、文学館、歴史館、水族館、動物園、植物園にも必ずミュージアムショップとレストランは存在します。

科学館のミュージアムショップには、宇宙食や、工作キットなどがあります。私と子どもがいった科学館のミュージアムショップには、『親子の時間研究所』で話題になっているつかめる水の工作キットがおいていました。

科学館は日常生活で不思議に思ったことを解決してくれる場所であると私は思います。また、イベントたくさんで子どもの大人も楽しい場所です。さぁ子どもと一緒に科学館へ出かけてみてはいかがでしょうか?

 

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