あなたはどんなことばをかけますか?

ある日の一コマ。

手が滑って物を落とした私に「なにやってるの?!」と家族からの強いひと言。
わざとやったわけではないのに…なんでそんなに怒られなくちゃいけないの?と、
思わずムッとした私は「手が滑って、落としただけですけど!」と言い返してしまいました。

この「なにやってるの?!」ということば…

無意識に言ってしまうこと、ありますよね。
でも、よく考えたら、なにをやっているのか?って、見て分かっていることを相手に質問しているんですよね。

これって実は、『質問』というより相手を責めている『詰問』(きつもん)なんです!
「なにやってるの?」と言われると、怒られてるような感じがするのは『詰問』だからなのです。

子どもとの日常の中で「なにやってるの?」って思うこと、たくさんありますよね。

自分でお茶を入れようとしたらこぼしちゃった!とか、急いで走っていたらころんじゃった!とか
やめなさい!っていうことばかりするとか、言ってもなかなかやらないとか…

そんな時、あなたはどんなことばをかけますか~?

子どものやることって、大人から見たら失敗に見えることがたくさんあるけど
子どもは失敗しようと思って、ねらってやってるわけじゃない!

子どもにとっては「失敗」ではなく、すべてが「経験」「学び」になっています。

でも

何度言ったら分かるの?!
同じこと言わせないで!

そう感じることもありますよね。

そんな時って、ママはイラッとするけれど子どもは絶賛成長中!なんです。

どうせなら、何回言ったら出来るようになるか?数えてママも楽しんじゃおう!
多分…10回?20回?じゃきかないかも…ですが(笑)

出来るまで、繰り返し伝えて、教えていくのが「しつけ」だから…
「なにやってるの?!」と、子どもを責めても出来るようにはならないのです。

「こぼしちやったね」「ころんじゃったね」と、そのままをことばにして

責めるのではなく、怒るのではなく
次につながる経験として捉えていこう

「こぼしたら、拭けばいいから大丈夫。」と伝えながら
「どうやったらこぼれないかしら?」と一緒に考えたり
「こうやって持つといいかもよ」と教えたり

子どものこれからの成長につなげてあげよう!

ママは怒っているつもりはなくても
「なにやってるの?!」って言われると
子どもは自分をダメだと思っちゃうこともあるから…

「失敗」ではなく「経験」として、見守っていきましょうね!

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