【イヤイヤ期】何を言っても「イヤ! 」どう動かす?
2歳~3歳にかけてのイヤイヤ期
「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」
日々子育てに奮闘するママなら、一度は耳にしたことのあるワードではないでしょうか。
布団から出るのがイヤー!お着替え、朝ごはん、おトイレ、お買い物…全部イヤー!!
朝起きてすぐから戦いはスタートします。
もう本当にママの体力も気力も見事に奪っていきますよね。
わが家では、まさに次男が「悪魔の3歳児」を通過中です。
次男の場合は、最近長女が生まれたことによる「赤ちゃん返り」も重なって、現在の悪魔レベルはMax状態!
お店で転がって泣くまではいきませんが、まわりが振り返るほどの声で泣き叫ぶことはしょっちゅう。
そんなときの視線ってホントに痛いですよね。虐待しているわけではないのに、そんな目で見られてるようで…
「○○しないと、あげないよ」や「▲▲しないと、連れていかいないよ」をポジティブワードに
つい、私もイライラして言ってしまいがちなワードです。
でもこのように言うと、もっと状態が悪くなって「やるのー!!」「いくのー!!」となってしまいます。
なのでこんなときは、一度深呼吸…それから、ポジティブワードに変換してみます。
例えば、「おかたづけしないと、おやつあげないよ!」と言ってしまうところを
「おかたづけしたら、いっしょにおやつたべようね!」としたり
「靴下はかないと、お外に遊びにつれていかないよ!」ではなく
「靴下はいたら、お外で○○してあそぼうね!」など!
ちょっとしたぐずりからの「イヤイヤ」の場合、これだけでビックリするぐらい素直に「うん」とお返事してくれることがあります。
もちろん、効く効かないは、その子の性格や状況によってですが、ポジティブワードを使うことで、ママ自身の気持ちが少し優しくなれます。
自分の気持ちが少し優しくなることで、「イヤイヤ」を受け止めてあげるスペースがほんのちょこっとでも心にできるのが、子どもにも伝わって素直になってくれるのかもしれません。
しかしわが家の場合でも、次男にコレは通用しますが、長男の場合だと余計にこじれたりします(笑)
「おかたづけはしたくないけど、おやつはたべたいーー」とか、あるあるですね。
ここで怒ると、さらに「おこられたーーー!!」と火がついてしまい収拾がつかなくなってしまいます。
おなじ男の子ですが、性格は本当にそれぞれ違うものですね。
食事のときは、謙遜ワード
食事中のイヤイヤ好き嫌い、食べ残し、こちらもなかなか困るものです。
わが家も、長男はなんでも食べますが、次男が偏食小食・野菜嫌いで毎日の献立が大変です。
だいたい、残り三分の一ぐらいになると「もういいの~おなかいっぱ~い!イヤ~いらな~い」と席を立ちたがります。そんなときは「謙遜ワード」をおおげさに使います。
例えば、「ごはんもういらなーい」と言ったら「じゃあ、あと1口だけ食べようか」と、私が言います。
するとすかさず夫が「え?あと5口も食べちゃうの!?いいよいいよ~そんなに食べなくて~」と言います。
さらに私も乗っかって「5口も!?いいよいいよ~△△(次男)はそんなに食べられないから3口でいいよ~」と、少し量を減らして言います。
そうすると次男は「じゃあ…これだけたべる!」と自ら五本指を自慢げに掲げて、ピカピカにしてしまうのです!
食べ終わったら最後に褒めることも忘れずに、おおげさに驚いてあげます。
「え?全部食べちゃったの??すごーーい!!」
もちろん、おかずが残っていたり、お味噌汁が残っていたりしますが、そこは目をつぶって、ひとつでもピカピカにできたことを褒めて、終わりにしてあげます。
できたら全部食べてほしいのが本音ですが、「食べなさい」と怒られて食べ終わるよりも、自ら満足して食べ終わったほうが、子どもの気持ちも違うのです。そうすることで、次の食事の時にもつなげることができます。
子ども自身に、「これだけ食べる!」と言わせる謙遜ワード。ぜひ試してみて下さい!
☆『イヤイヤ期』ママたちの体験談はこちら
・【イヤイヤ期】何を言っても「イヤ! 」どう動かす?
・【イヤイヤ期】を乗り切るコツ
・【イヤイヤ期】お風呂嫌い解決のコツは親子共に気分転換
・【イヤイヤ期】がやって来た!本当に叱るべき3つのポイント
・【イヤイヤ期】魔の2歳児の特徴と対処法