新型コロナとインフルエンザは、どっちが危険?
2020、21年の秋冬は新型コロナとインフルエンザの同時流行が懸念されており、新型コロナとインフルエンザの両方のパンデミックが同時の襲いかかる「ツインデミック」が懸念されています。
新型コロナの感染力は驚異!
画像出典:PhotoACより
当初、感染者数が減少すると考えられていた夏場になっても、その感染力は収まらず。
しかも、これだけ多くの方がマスクや手洗いうがいを徹底しているのにも関わらず、未だ一定数の感染者が出続けている新型コロナウイルスの感染力は恐ろしいものがあります。
単純な感染力だけ見れば、その感染力はインフルエンザ以上と言っても過言ではないでしょう。
またインフルエンザと異なり、新型コロナは症状が急速に悪化し、肺炎を引き起こし、特に高齢者の方にとっては、新型コロナに感染することは命に関わる可能性が高いと言わざるを得ません。
しかし、インフルエンザも恐ろしいウイルスです!
インフルエンザは、毎年1千万人以上が感染し、そのうち1万人がインフルエンザによって命を落とすと考えられています。
単純に死亡率だけで新型コロナとインフルエンザを比較することは出来ません。
新型コロナが恐ろしいのではなく、インフルエンザも新型コロナと同じぐらい恐ろしいウイルスなのです。
ただ、新型コロナとインフルエンザの2020年9月時点の大きな違いは「予防接種が出来るかどうか」です。
三密を避け、予防接種をすればインフルエンザは予防できる!
新型コロナも、インフルエンザも、それぞれ異なるリスクがあり。どちらも重症化すれば大人も、子どもも、高齢者も死に至るリスクがあります。
しかし、新型コロナとインフルエンザが現時点で異なる点が1つだけあります。
それはインフルエンザは予防接種によって、予防することが出来る、ということです。
インフルエンザワクチンの予防接種を行う、それだけで「風邪か?新型コロナか?」という判断が可能になり、医療負担を減少させ、アナタだけでなく多くの人の命を救うことにも繋がります。
大げさかもしれませんが、人類にとって、まだまだ未知な新型コロナからアナタと家族の身体を守るためにも、早め早めの予防接種を行ってくださいね!
[参考1]『新型コロナウイルスとは』|山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
[参考2]『新型コロナって、インフルエンザよりも危険なんですか・・・?』|ヤフーニュース