ベビーカーに乗ってくれない悩み~なぜ私の子どもだけ~
長女が生後半年を過ぎたころから、ベビーカーに乗せると大泣きするようになりました。
抱っこは正直疲れるし私は大変困ってしまいました。どうしてそこまで嫌がるのか、私はベビーカーを嫌がる長女の抗議の意味がなかなか理解できず、イライラが募るばかりでした。
同じ月齢ぐらいの赤ちゃんはきちんとベビーカーに乗るのに、なぜ長女はベビーカーに乗らないのか、ひょっとしたら発達が遅れているのか気になりました。
なぜ長女がベビーカーを嫌がったのか、保健師さんのお話とベビーカーに乗ってもらうために試した私の体験談を紹介します。
ベビーカーを嫌がる理由
1.ママの顔が見えない
ベビーカーに乗っている時、ママの顔が見えないことで不安を感じて、ぐずってしまう子どももいます。
後追いがひどかった長女はまさにこれです。
2.シートの座り心地や角度が気に入らない
低月齢の子どもは、体に対してベビーカーのシートが大きすぎて落ち着かないことがあります。
体の両わきに丸めたタオルや薄いブランケットを入れて、すき間を少なくしてあげましょう。窒息を避けるため、顔の近くには置かないようにしてください。
また、おすわりができるようになったからといって、シートの背もたれを立て過ぎると子どもは疲れるそうです。眠そうなときはシートをフラットにしてあげましょう。
3.寒すぎる・暑すぎる
ベビーカーに乗っている赤ちゃんは、想像以上に外の気温に影響されやすいです。冬は足元や首周りが冷えやすくなり、夏場は路面の熱がシートから伝わって暑く感じることもあります。
ベビーカーに乗っているときに寒さや暑さを強く感じると、ぐずったり泣いたりしてしまいます。
季節や気候にあわせて、ベビーカーの暑さ・寒さ対策グッズを用意するのもおすすめです。
4.退屈してしまう
小さい子どもは興味をひきやすいけど飽きやすいです。
ベビーカーに乗せっぱなしにしていると、子どもは飽きてしまいます。移動が長くなるときは、こまめに話しかけたりおもちゃや絵本を持たせたりしましょう。
ベビーカーに乗ってもらうために試したこと
1.対面式ベビーカー
ベビーカーには対面式にできるベビーカーがあります。対面式にすると赤ちゃんはママの顔を見ることができるので安心感が生まれます。
ベビーカーを対面式にすると乗ってくれるようになる子どももいます。対面式でもベビーカーに乗ってくれるとママは大助かりです。
2.ベビーカーに工夫をする。
ベビーカーに子どもが興味を引くおもちゃをぶら下げておくと、ベビーカーに乗ってくれるようになる子どもがいます。
3.背もたれの調節をする。
子どもの成長にあわせてシートの角度も変えることもポイントです。
背もたれを立てているときに大泣きしたらフラットに、フラットにして泣いたら背もたれを立ててみましょう。
4.割り切って抱っこしてあげる。
1も2も3も長女は駄目でしたので結局抱っこをするしかありませんでした。
少しでも楽に抱っこができるように抱っこひもを変えたことを覚えています。1番抱っこすることに負担を感じなかったのはエルゴの抱っこひもです。
エルゴの抱っこひもは肩だけではなく腰で支えるので子どもを抱っこした時の負担が少なくなります。常にお出かけはエルゴの抱っこひもを持参していました。
5.時がたてばベビーカーに乗るようになりました。
1歳すぎて歩くようになったころ、行動範囲が広くなり電車やバスなどの乗り物に興味を見せ始めた影響が大きかったのか、急にベビーカーに乗ってくれるようになりました。
しかし、すごい好きと言うほどではなく固定したベルトから足を抜いて変な姿勢でのる、ベビーカーの上で立つなどの行動が目立ちました。
まわりを気にしないで
私の場合、同じ月齢の赤ちゃんがきちんとベビーカーに乗ってくれていることに焦りました。当時、ベビーカーに乗ってくれないことが気になり保健師さんに相談に行ったほどです。
ベビーカーに乗ってくれないことは、発達とは関係なく赤ちゃんの性格によるものです。
結局、次女を妊娠したことを境に、私はその同じ月齢の赤ちゃんとママとあまり会うことはなくなり、別のママと会うことが多くなりました。別のママと合うようになってから、ベビーカーに乗ってくれないという赤ちゃんが結構いるとわかり安心したことを覚えています。
赤ちゃんがベビーカーを嫌がることで悩まないでください。時がたてば乗ってくれますし、いずれは1人で歩かなければいけない時期が来ます。1人歩き時期になってもベビーカーが大好きだとそれはそれでママは困ります。
今は大変かもしれませんが、子どもが成長するとあの頃はベビーカーに乗ってくれないで大変だったなと思い出話です。