オススメの仕掛け絵本
小さい頃、私自身も飛び出す仕掛け絵本が大好きでした。
今では世の中に沢山の仕掛け絵本がありますが、その中でも子どもがお気に入りの絵本を紹介したいと思います。
メイシーちゃん およぎにゆきます
「メイシーちゃん およぎにゆきます」
作/ルーシー・カズンズ
訳/五味 太郎
発行所/偕成社
メイシーちゃんが着ていた洋服を脱ぎ、水着に着替えてプールへ泳ぎに行くお話です。
ページをめくる度に衣類を脱がせたり、水着を着せたり、最後は泳がせることも出来るのでどのページも楽しんで遊びながら見ることが出来ます。
手袋を引っ張って脱がせたり、洋服をめくったりズボンを下ろしたり…と色々な仕掛けがあるので、指先の運動にもなります。
おかしな もりの おかしな いえ
「おかしな もりの おかしな いえ」
作/中村 徹
絵/上野 直大
発行所/フレーベル館
りすのリリスくんが引っ越した、くまのクマンさんの家を訪れるお話です。
おかしなもりの途中で出会うおかしなどうぶつたちから、クマンさんへのおみやげにおかしをもらっていくのですが、チョコレートで出来たとりのチョコレートリや、ダイフクで出来たフクロウのダイフクロウ等、物語ではイラストしか出ていないどうぶつたちにもしっかり名前がついていて、最後のページに紹介されています。
繰り返し読む中で、大人も後で気付くような細かなイラストに、子どもと一緒に楽しめる絵本です。
ABCディズニー
「ABCディズニー」
作/ロバート・サブダ
訳/きたむら まさお
発行所/大日本絵画
物語ではなく、AからZまでのイニシャルのキャラクターたちが1枚ずつ仕掛けになって出てくる絵本です。
1つ1つがとても凝って作られていて、フェアリーゴッドマザーはカボチャがガラスの馬車に変わったり、ピノキオは鼻が伸びるときに目も動いたり、アースラはページを開くと鏡越しに顔が出てきたり…飛び出すページでは子どもが思わずのけ反ることもあります。
大人はもちろん、小さなお子さんでも楽しんで見られます。
きょうのおやつは
「きょうのおやつは」
作/わたなべ ちなつ
発行所/福音館書店
ネコのクロと一緒にホットケーキを作るお話です。
かがみの絵本になっていて、90℃に絵本を開くと立体に見え、出来上がっていくホットケーキも本当に美味しそうです。
イラストがとても綺麗なので、つい何度もページを戻って見てしまう絵本です。
おわりに
仕掛け絵本はこだわって作られている物が多く、大人も引きつけられる程楽しい絵本が多いです。
お子さんと一緒にぜひ、楽しんで見て下さいね。