赤ちゃんは声・音の違いがわかってる?
赤ちゃんって、何を考えているのかわからないけど、ママやパパの声には反応してくれてますよね?
まだ生まれたばかりなのに、英語の歌を聞かせても反応するから「もしかしてうちの子天才かも!」とびっくりしてしまうかもしれませんね。
確かに、アナタのお子さんは天才ですが、赤ちゃんは英語ではなく、メロディを楽しんでいる気持ちの方が強いのかも?
赤ちゃんは生まれた時からリスニングの天才です!
画像出典:PhotoACより
大人になると、英語と日本語を聞き分けることが、なかなか難しいですよね。
しかし、赤ちゃんは生まれた時は英語と日本語を聞き分けることが出来るんです!
流石に何を話しているかまでは分かりませんが、赤ちゃんは脳で「これは英語かな」「これは日本語かな」という言葉の違いは理解しています。
英語の歌、日本語の歌の言語ではなくリズムが楽しい!
赤ちゃんのうちは、大人では聞き取りが難しい「L」や「R」の音を聞き分けることが出来ますが、だからと言って言葉の意味まで理解できているワケではありません。
例えば、英語の歌を流して反応があるのは、英語を理解している、というよりも「メロディが楽しい」からです。
また、この時期は言語ではなく、いろんな音を学習する時期でもあります。
あまり早期から英語学習を始めてしまうと、母語(日本語)の学習に問題がでるので、幼少期はそこまで意識して英語を教えなくっても問題ありません。
1歳半までは、自分の名前もわかっていません!
毎日のように、赤ちゃんの名前を呼んでいますが、赤ちゃんの耳は早い時期に発達しますが、まだ固有の名詞を理解できるほど脳は成長していません。
1歳ごろまでは自分の名前や他の人の名前を呼んでも「はーい!」と返事するように、聞き取れる力と脳の成長は別物なんです。
9ヶ月ごろまでは赤ちゃんの生活に必要な音を聞き分ける練習を無意識にしているので、赤ちゃんの健やかな成長のためにもいろんな音を聞かせてあげてくださいね。