子どもの高血圧にご注意を!予防法は減塩と……
「高血圧」と聞くと、大人や高齢者の病気と考えがちですが、実は違います!
高血圧は年齢に関係なく、塩分のとりすぎが原因で起こります。特に小さいお子さんの場合も大人と同様に肥満がきっかけとなって高血圧になるケースもあります。
子どもの高血圧は、ほとんどが無症状?成長してからが怖い!?
大人、特に中高年の高血圧はさまざまな病気の原因となりますが、子どもの場合は高血圧の症状が表面化することは、ほとんどありません。
ただし、子どもの頃の高血圧が原因で大人になってからも、高血圧体質になてしまい。その結果、大人になったお子さんが心臓病や動脈硬化になってしまう可能性が高まります!
子どもが摂取できる塩分量は、かなり少なめだけど……
画像出典:NHK:【子どもの食塩摂取量】赤ちゃんから減塩して高血圧を抑える
より
厚生労働省では、子どもの食塩摂取量の目標(1日)を上記の画像のように定めています。
改めて見てみると、小さなお子さんが摂取できる塩分量は少ないですよね!
また毎日の食事では塩分に注意していても、スナック菓子に含まれる食塩の摂取量と合算すると、1日に摂取して良い塩分量をあっという間にオーバーしてしまうことだってあります。
子どもの高血圧予防の基本はお菓子を減らすことと減塩!
子どもだけでなく、大人だって高血圧予防は先々のために行った方が良いのは変わりません。
一部の学校給食でも減塩を進めており、あまり知られていませんが、子どもの減塩に対する意識は一昔前と大きく変化しています。
ただ、先にも触れたようにいくら毎日の食事で減塩していても、間食をしすぎてスナック菓子をいっぱい食べてしまっては意味がありません!
今と未来の子どもの健康を考えるのなら、減塩をして。間食も減らす努力を親子でなるべく行うようにしてくださいね。