親子の時間研究所

妊娠初期のつらい便秘!飲んでもいい便秘薬と予防法&腹痛と流産の関係

この記事は約3分で読めます。

「妊娠してから便秘がひどい」「便秘のせいでつわりの症状がより酷くなる」「便秘でお腹がいたいけど流産の痛み?」そんな不安を抱える妊婦さんは多いですよね。この記事では妊娠したからこそ便秘になる理由と予防法、妊婦さんが飲める酸化マグネシウムの便秘薬、そして腹痛と流産の関係や判断基準を紹介します。

妊娠したから便秘になる!

妊娠してから便秘に悩む方は多くいます。筆者もそれまで一度も便秘を経験したことがなかったのに、妊娠した途端ひどい便秘に悩みました。

妊娠中に便秘になる理由は次の4つ!

・ホルモンの影響で腸や筋肉の動きが抑えられてしまう
・つわりで食べる量が減ったり、食べる物が偏ったりする
・運動不足
・血液など体内で必要な水分量が増え、便に回される水分が激減する

妊娠したからこそ便秘になりやすい体になる、と言っても過言ではありません。さらに妊娠後期になると大きくなった子宮が腸を圧迫してしまうので、もっと便秘になりやすくなってしまいます。妊娠している間は便秘と隣り合わせと考えておくといいでしょう。

便秘予防策

妊娠中の便秘の理由が分かれば対策が取れます。妊娠中の便秘予防にはできる範囲でいいので、次の3つの対策を取りましょう。

・バランスのよい食事+水溶性食物繊維が多い食材を積極的に摂る
・ウォーキングやヨガなど、自分に合った運動をする
・水分を積極的に(多めに)摂る

つわりの間は偏った食事になったり、ほとんど食べられなかったりするので無理をする必要はありませんが、できるだけ食べられるものを複数食べるようにしたいもの。特に水溶性食物繊維が多く含まれるコンブ、ワカメ、果物、コンニャク、麦などを口にするのがベスト!

筆者がつわりの時は、ワカメと刻んだキュウリに寿司酢をかけて食べ、唾液が止まらない時にはコンブを囓っていました。無理なく口にできるもので対策を取るようにしてください。

食の改善と合わせて軽い運動で筋肉を動かし、腸を刺激するようにします。そして水分をしっかりとって便が硬くならないようにするのも大切です。

こうした対策は出産するまで続けて便秘を予防してください。


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市販薬はNG!薬は産婦人科でもらおう

いくら予防しても便秘になるときはなってしまうもの!そうなるとお腹が苦しくて日常生活に支障が出ることもあります。

そんな時は無理せず、薬の力を借りましょう。ただし、勝手な判断で市販薬を飲むのは絶対にNG!

薬は販売される前に治験で作用と副作用が確認されています。しかし、ほとんどの薬は妊婦さんで治験をしていません。ですから、妊婦さんが使った時に胎児に対してどんな副作用が起こるか分かっていません。勝手な判断で市販薬を使うのは危険です。

妊婦さん向けの便秘薬は産婦人科でもらえます。主に酸化マグネシウム配合の便秘薬で、腸に水分を集めて便を柔らかくするタイプです。

腸を刺激するタイプではないので「便が詰まった腸が刺激されて痛い!」ということがありません。効き目は緩やかですが、安心して使えますよ。

酸化マグネシウム配合の便秘薬をもらったら、とにかく水分を多く摂るのが重要です。便を柔らかくするために意識して水分を摂ってくださいね。

便秘の腹痛と流産の腹痛を見分ける方法

妊娠中の腹痛は「流産かも!」という不安が付きまとうのですが、痛みの度合いで便秘か流産かを判断することはできません。

というのも、便秘が長く続いて腹痛が耐えきれないくらい苛烈なものになり、救急搬送される妊婦さんもいるんです。単なる便秘でも流産の時の痛みと変わらないくらいの激痛になることもあるんですよ。

ただ、便秘と流産の痛みには大きな違いがあります。それは出血です。

流産の時は、生理のような大量の出血が起こります。筆者が流産した時は、ベッドの上でうずくまって身動き取れないくらいの腹痛と便器の中が真っ赤に染まる大量出血(多い日の夜用ナプキンが必要)がありました。この生理のような出血は一週間上続き、結果的に流産に。

便秘で腹痛に悩む方も生理のような出血がなければ流産ではないと思って大丈夫です。また、妊娠初期の流産は受精卵の異常が原因なので「便秘で何度もいきんだからだ!」なんて思わないでくださいね。

いきんでも胎児が苦しくなることはない

妊娠中に便秘になると、お腹に力を入れるのが怖くてトイレに行くのが不安になるものです。

でも、安心してください。排便のためにいきんでも胎児が苦しくなったり、子宮が収縮したりすることはありません。

胎児は子宮に守られ、羊水という水の中に浮いています。この羊水が衝撃から胎児を守ってくれているので、妊婦さんがいきんでも赤ちゃんが圧迫されたり苦しくなったりすることはないんです。

便秘になると妊婦さん自身が苦しいですし、つわりの症状がひどくなることがあります。便秘対策を取って、しっかり排便するようにしたいですね。

妊娠すると便秘になるのは普通のことです。バランスの良い食事と水溶性食物繊維が多い食材を積極的に摂り、水分も多めに摂りましょう。そして自分に合った運動で筋肉を動かして便秘を予防してください。腹痛の度合いで便秘と流産を判断することはできませんが、出血の有無で判断できます。いきんでも胎児に影響はないので、我慢せず薬の力も借りて解消するようにしてください。

 

イラストレーター:yan

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