ママライターのRINCOと申します。
わたしは、好奇心爆発中の息子(3歳)との時間を大事にしたいと思いつつも、なかなか思い通りに行かない育児生活に奮闘している日々。
これでだめならこうしていこう!と思っていても、日々のタスクに終われて出来ないことや忘れてしまっていることが沢山…

自分のことができないもどかしさから、ついイライラしてしまうことも。
子どもとの接し方もきつくなってしまいます。

考え方のコツをつかむだけで、いうことを聞いてくれない子どもと、ストレスなく接することができる方法を紹介します。

 

待ってあげること

子どもは遊ぶのもお仕事です。

お子さんが遊びに夢中になっていて、ごはんの時間なのになかなか席に着いてくれない。
お風呂の時間なのに「入りたくない」、「これが終わってから」と愚図る。
寝る時間なのに話も聞いてくれない。

こんな状況が続くと黙っていられなくなりますよね。
わたしは自分がこんなに短気だったかな?と思うほど、しょっちゅう息子に「早く○○しなさい!」と大きな声で「早く!」ばかり言ってしまっています。
反省するのにすぐまたやっちゃいます…。

 

息子は電車や新幹線のおもちゃが大好きで、この間も寝る前にレールの上で新幹線を走らせて上機嫌で遊んでいました。
寝る時間なので誘うも、全く聞かず遊び続ける息子に「早く!行くよ!」「寝よう!」と言い続けて疲れ切ったわたしは息子がどうやって遊んでいるかとか、何を楽しんでいるのかをちゃんと見てあげることもせずに大きな声で怒鳴ってしまいました。

すると、何かをおもちゃの棚に取りに行っていた様子の息子が、涙をボロボロ流して大泣きしながら戻ってきて「これをしようと思ってただけー!」と、駅のおもちゃを遊んでいたレールの横に置いて走らせていた新幹線をその駅で停車させました。

それを見た瞬間、「息子の事ちゃんと見てあげないとだめやん!」と反省すると同時に、涙がぽろぽろと出てきました。
こどもなりに、「まだ遊びたいけどもう終わらなきゃ」と一生懸命ゆっくり考えてるのに、「○○しないといけないのに!」という正しそうな事に一人でいっぱいいっぱいになって、息子のペースに合わせてあげる事ができていませんでした。

遊びから学ぶことはきっとたくさんあるはずですよね。

ちょっと待ってね。ぼく いま たくさん考えてるんだよ。

 

大声で怒鳴っても何も伝わらない

頭では理解できていても、息子があまりに言いたい放題言うと、ついこちらまで子どもに戻ってしまって大声で怒ってしまうことも。

3歳児検診でお世話になった心理担当の先生にも「あなたの方が当然大人なんだから大人になって接してあげて」と言われたの全然、大人になれてません。こっちがお子ちゃまです。

大声で怒ってしまった後、息子はいつも「おこらんといてーよー!おかーさん、おかーさん」と、もの凄く悲しい不安そうな顔で大泣きします。
「お母さんが、この先ずっと僕のこと嫌いになっちゃうかもしれない!」というぐらいの悲しい表情で目いっぱい泣いているのです。

 

その後どうするか。心のケアが大切です。

ママも人間なので、正しい事ばかりできるわけではありません。
子どものしつけの為に愛のある叱りは大切ですが、自分の思い通りに行かない育児へのイライラ感情から出た怒りは子どもに恐怖を与えるだけになる事が多いと思います。

そんな時、わたしは息子に謝るようにしています。ぎゅうーっと抱きしめながらお話しします。
「お仕事がとっても忙しかったから疲れていたから怒っちゃった。大きな声でびっくりしたね、ごめんね。」
こんな風に理由も説明しながら、ゆっくり話すとちゃんと聞いてくれます。
ママも自分の気持ちや思っていることを聞いてもらえると、すっごく穏やかになれる気がします。

 

楽しく促すと子どもも自分も穏やかになれる

最近は、イヤイヤ期 真っ盛りのわが子に何を言ってもすんなり進みません。

わたしはもう、真面目になって怒るのを辞めてみました!
危険なことや人様にご迷惑がかかる事はしっかり叱りますが、そうでなくただ甘えて「いや~」「遊んでから~」と言っている時には、くすぐるふりをして「コショコショ攻撃。コショコショするぞ~!」と思わせる手の動きをそーっとしながら近づきます。

我が家はこれで乗り切っています(笑)。

みなさんも、怒る前に一度 お子さんのペースに合わせてゆっくりじっくり見てあげてください。
お子さんがなにを事を考えて遊んでいるのか観察するのって楽しいんです。
待ってあげられなかったら、ぎゅーっとして自分の気持ちをお話してあげてください。
子どもも親も「分からない」事って不安になるんじゃないかなと思います。

子どもがぐずるには必ず理由があります。

まずは一息ついて待ってあげてください!
そしてお子さんの行動を、良く観察してみましょう。

子どたちの思いに気づければ接し方も変わり、ママのストレスも減ると思います。