子ども達は、大好きなママの事をよく見ています。

ママの真似をしたい!ママのようにやってみたい!と思っています。お料理も、その中の一つです。

そんな子ども達の『やりたい気持ち』をくすぐって、親子で一緒にお料理してみませんか?

奮闘子育て中の我が家の体験談(失敗談)も交えて、親子で一緒にお料理する事のメリットやかかわり方のポイントをお伝えします。

 

『やりたい気持ち』を大切に

幼児の好きな遊びの中に『おままごと』があります。

大人から見るとただの『ごっこ遊び』ですが、子ども達は役に成りきって遊んでいます。

そうしているうちに『ごっこ遊び』では飽き足りなくなって、ママの真似をしたい!ママのようにやってみたい!と言い出します。

我が家でも、その日は突然やって来ました。

 

~初体験は『お米とぎ』~

我が家の息子が二歳の頃でした。

息子が一番最初に興味を持ったのは『お米とぎ』でした。

もともと水に触るのが大好きな息子は、私のやるのを見ていて『僕もやりたい!』と思ったようです。

『お米とぎ』は料理ではありませんが、私は息子の『やりたい!』を叶えてやりたくて、気楽な気持ちでやらせてみました。

しかし、これが大きな落とし穴だったんです!!

~部屋の中は大惨事~

いざ息子に『お米とぎ』を、やらせちみると本当に大変でした。

濡れてお米が付いたままの手を振るので、米粒が部屋のあちこちに飛び散るし、水滴で床や周りはベチャベチャになるしで、部屋の中は大惨事になりました。

子どもがすることだから多目に見てとも思いましたが、私は『これは何とかしなくては!』と思ったものです。

 

汚れても大丈夫で安全な場所(環境)を整えること

悩んだ私は、先輩ママや支援センターの先生方に相談したりしました。

その結果、汚れても大丈夫で安全な場所(環境)を整えることに気付きました。

*床や周りは新聞紙を敷いておき、その上でお米とぎをする。

*散らかすのは、やり方が解らないからなので、まず私がやってみせる。

*次に子どもにやらせてみせる。

*上手く出来たら褒めまくる!(大袈裟なくらいでいい

*子どもが満足した気持ちのまま終わる。

そして一番大切なのは『大人が口を出しすぎないこと』

そのためにも、ママに時間や気持ちのゆとりがある事が大切です。

始める前に止める時間を決めておく事も大切ですね。

いっぱい楽しんで笑顔になって、満たされた気持ちのまま終わりましょう。

 

料理を作ることで得られる4つのメリット

料理を作ることで4つのメリットがあります。

◇やった!出来た!の成功体験や達成感を味わい自信がつきます。

お料理をすることで、子ども達はいろんな経験をします。
初体験も多いでしょう。

初めて包丁を持ち、野菜を切る。
野菜や肉を茹でたり炒めたりする。
などなど

どんな事でも初体験は、ドキドキです。だからこそ、上手に出来た時は嬉しくて『やった!』と言う達成感で心は一杯になります。

その成功体験や達成感で、子どものに自信がつきます。

◇いろんな食材に興味を持つ

料理を作ることで、実際にいろんな食材に触れて興味を持つようになるので、偏食や食べず嫌いを治すきっかけになります。

◇段取り力がつく!

料理には食材の選択や計量。
作り方の手順。盛付け。最後に食器を洗い片付ける。などがあります。

料理をする事で、自然と段取り力が身に付きます。

段取り力が身に付く事で、勉強や仕事をスムースに片付けれるようになります。

◇親子で『楽しい思い出』『美味しい思い出』を共有出来る。

親子で料理をしたり、一緒に食べる事で『楽しい思い出』や『美味しい思い出』を共有出来ます。

そしてその『幸せの記憶』が子ども達の心のエネルギーとなって、生きる力になります。

 

チャレンジのタイミングと大人のかかわり方のポイント

では、いつ頃?どんな時に始めたらいいの?ですが、子ども自身が『やってみたい!』と言ってきた時です。

そして必ずママや大人に時間や気持ちのゆとりがある時です。

子どもは気まぐれです。今日やりたい!でも明日もやりたいか?と言うと、そうではありません。
子どもの『やりたい気持ち』に寄り添って、上手にのせて、うまく出来たらいっぱい褒めてあげてください。

子ども達に『やる気・できたの気持ち』をいっぱい増やしてあげましょう。

 

まとめ

親子で一緒に料理を作り、一緒に食べる事で『楽しい思い出』『おいしい思い出』を共有することが出来ます。

子どもの心に『幸せの記憶』が残ります。

それが子どもの心のエネルギーになり、生きる力になります。

ママから子ども達へ『一緒にお料理してみる?』と誘ってみてもいいかもしれませんね。

親子で、次は何を作ってみようか?と思いを巡らせてみるのも素敵ですね。

ぜひ、親子で一緒にお料理してみませんか?

 

我が子が、本好きになってほしいと願うママやパパは多いと思います。
幼い子どもでも本を読むことで、成長に大切な知識や、体験を得られると思います。

我が家では、子どもが一人で本が読めるようになる前から読み聞かせをしていました。
「奮闘子育て中の我が家の体験談(失敗談)も交えながら、親子で一緒に本を読むことのメリットとやり方とヒントをお伝えできたらと思います。

 

本を読むと得られる3つの育ち

多くのママやパパが、我が子に愛情をかけて育てたいと思いますよね。それは優しい子なってほしいからです。

そのためにはどうしたらいいか悩むと思います。初めての子育てならなおさらです。
私もそうでしたが、私の住む地域ではブックスタートという取り組みがあり、4ヶ月健診の時全ての赤ちゃんに本が一冊プレゼントされます。それが本を読む一番最初のきっかけだったと思います。

それから我が家では子どもと本を読むことが、子育ての習慣となりました。

 

◇人の気持ちが分かる!思いやりを育てる

本の中にはいろんな登場人物が出てきます。
絵本などは特に個性豊かな登場人物が出てきますよね。

その中で巻き起こる様々な出来事を、物語として幼いながらに子どもは吸収します。

良い人だけで無く意地悪だったり、自分勝手だったり。
でも最後にはみんなが仲良くなるお話しが多いですよね。

なので、一緒に読んでいる時は登場人物の心境になってお話しすることをしています。

なんで悲しんでいるのかな?
なにが嫌だったのかな?
どうして喜んでいるのかな、
なぜ笑っているのかな?
などなど。

相手の気持ちの変化を、なぜ?と言う理由を一緒に分かるように読んでいます。

 

◇ことばを覚える。

本を読む事でことばを覚えます。

まだ話せない赤ちゃんも、繰り返し本を読んで耳で聞くことで、ことばを覚えます。
我が家では幼児のころから本を読見聞かせする事で、新しいことばを知り、語彙が増えたと思います。

本にはたくさんのことばが詰まっています。
まだ知らないことばでも、語りかけ読み聞かせすることで、子どもの記憶な中にきっと留まると思います。

無駄なことは何一つないので、幼いころから一緒に声を出して読んであげましょう。

 

◇空想・イメージ力そして心が豊かになります。

こども達が一番最初に出会い、読むのは絵本だと思います。

絵本に描かれた絵やことばから、子ども達はいろんな事をイメージします。
絵やことばから、たくさんの空想の世界が広がり、夢をみて心躍らせます。

初めての経験や体験を通し、空想が発送となり知識となり、その蓄積で心が豊かになるとます。

本を読み聞かせている時の子どもの瞳は、とてもキラキラして表情もイキイキしているでしょう。
そんな瞬間を見ることが出来たら、親として本当に幸せですよね。

 

本の選び方、読み方

何を読む?どうやって選ぶ?。本選びは迷いますよね。

先ずはママが選んでいいと思います。
絵が可愛い・人気だからでもいいです。育児雑誌のオススメでもいいと思います。
ママやパパが子どもの頃読んで好きな本もいいですね。そんな感じで気軽に選んでみてくださいね。

一緒に読み聞かせしていると、だんだん子ども達自身が自分で読みたい本を選ぶようになります。

その時、こんな本が好きなんだと成長を感じれます。

いつ?どこで?誰と読む?

好きな時に読めるのが本の良いところです。
赤ちゃんや幼児は、眠る前の読み聞かせが一番やりやすいタイミングだと思います。
我が家は毎食後いつも読んでいました。お家以外でも、児童センターや支援センター、図書館で読むのも楽しいです。

場所によっては、日時を決めて『読み聞かせ』をしているところも多いので、是非調べてから行かれてみるのもおすすめします。

一緒に読み聞かせしてる人と情報共有するのも良いですよね。

 

まとめ

子ども達は、本を読んで貰うのが大好きです。

中には、ごそごそして落ち着いて聞いてくれない…というお子さんもいるかもしれません。
でも諦めないでくださいね。たとえ本に興味が無くても、大好きなママのお膝でママの優しい声を聞いて過ごす時間は、子どもにとって安心なひとときです。

絵本を通したコミュニケーションは、育みと親子の絆を芽生えさせます。

それが子ども達の自信となって、チャレンジや困難を乗り越える力のもとになります。

是非、親子で一緒に本を読んでみませんか!