思わず笑ってしまう絵本

 

皆さまは普段どんな絵本を読んでいますか?

絵本は気持ちを豊かにしてくれるツールの一つです。私は、子育ての中で絵本を子どもと共有できる読み聞かせの時間が大好きです。

またお家遊びや外での時間潰しや愚図り防止の一環として積極的に絵本を取り入れております。

今回は、思わず笑っちゃう絵本を二冊紹介します。

 

『ぶたのたね』

 

ぶたのたね 書名

佐々木マキ 作

絵本館 出版社名

こちらはシリーズである絵本。

これまで様々な絵本におおかみは登場してきましたが、こちらに出てくる おおかみは、他の絵本にでてくるおおかみとは少し違います。足が遅く、今までやさいと木のみしか食べた事がない、菜食なんです。しかし、どうしてもぶたをつかまえて食べてみたくて、きつね博士から「ぶたのたね」を手に入れます。
せっせと水をあげると、みるみるうちに「たね」は育ち、ぶたは、、、

「たね」が育った時のページの絵のシュールさが本当に笑えます。

とにかく1ページ1ページめくるごとに予想を裏切られ、想像超えるユーモラスに驚きと同時に笑いも込み上げてきます。

左上にいる鳥の表情も変化していていくのですが、その発見となんとも言えないシュールさに、クスッと笑ってしまいます。

次に紹介するのは、

 

『くだものだもの』

くだものだもの 書名

石津ちひろ文
山村 浩二  絵

福音館書店 出版社名

 

こちらもシリーズであります。

身近な食べ物たちが登場人物達。コミカルに繰り広げる食べ物たちの動きと思わず口ずさんでしまうリズミカルな言葉の絵本です。

ページをめくるたびにクスッと笑っちゃうんです。

この本は食に興味が無かった娘に食に興味を持つきっかけの一つになればと、当時表紙とくだものだものというダジャレのような題名をみて即決で買いました。

とにかく文章がリズミカルで、なおかつストーリーもあり、子どもだけではなく大人も楽しめちゃう絵本に娘はのめり込み、一歳半頃購入し月日がたちいつのまにか幼稚園にはいるころには絵本丸々暗記して言えるまでに、それほど繰り返し読みました。

また日常でも、スーパーに行ってもこのくだもの、『くだものだもの』にでてくるくだものだー食べてみたいと食に興味のない子から食べてみたいと催促されるまでに。

リズミカルな文章だけでなく、絵でストーリーが繋がっていたりするので子どもと一緒になって見つけていく楽しさがあります。

 

幼少期の絵本の出会いは語彙力が身につき、想像するチカラや豊富な知識が身につき、さらに豊かな感性を育みます。

絵本の時間を親子共に楽しみにできる時間にそして、ぜひたくさんの絵本に出会えますように。