里帰り出産で住民票異動

子連れの里帰り出産

第一子の時とは違う、子連れでの里帰り出産について。

他府県にある実家での里帰り出産について、子どもと一緒に帰った私は住民票を移動しました。

住民票をわざわざ移す必要はありませんが、妊婦検診の助成金や子どもの保育について、また医療費の払い戻し等、実親からのすすめで住民票を移動しました。

手続きについては各市町村により異なるかと思いますが、検索してもなかなか自分と同じケースを見つけられなかったので、どなたかの参考になれば幸いです。

上の子どうする?問題

子連れでの里帰り出産でまず最初に考えるのが上の子のこと。

私の場合は上の子が2歳4か月ごろのことでした。

入院中はもとい、産後も新生児のお世話を並行していくことは子どもにとっても、産褥期の自分にとっても負担の大きいことだとは容易に想像できました。

実親はまだ現役で働いているため日中頼ることは難しく、里帰り先での保育園入園を検討しました。

しかし、入園させるには里帰り先の市町村では住民票を移す必要がありました。

これは各市町村により異なりますので、ご自身の里帰り先や住所地のホームページや問い合わせをして確認する必要があります。

広域保育制度の検討

市町村によっては、広域保育制度を採用しているところがあります。

千葉市の例)

千葉市に住民登録のある方で市外の保育園・認定こども園等を利用したい場合

(1)利用の要件

本市においては、勤務先がある場合や里帰り出産の場合などが要件となります。また、入園を希望する保育園・認定こども園等の所在する市区町村においても利用の要件を定めております。詳細については、住民登録のある保健福祉センターこども家庭課及び保育園・認定こども園等の所在する市区町村の担当窓口へ直接ご相談ください。

千葉市

私の場合は住所地、里帰り先ともに採用されておらず転出して住民票を移動しないと保育園は利用できないと言われてしまいました。

他にも
・一時預かり保育
・緊急一時保育
などの選択肢もあります。(市町村による)

住民票を移動するのに必要なこと

いずれにしても私の場合は住民票を移す必要がありました。

事前に住所地のホームページで母子のみの転出について調べて、メールにて問い合わせをしました。

申立書が必要なこと、1〜2か月の滞在であれば転出が認められないこと、と返答がありましたので、申立書を準備して転出届の手続きを行いました。

しかし、窓口では1年以上の滞在の場合のみ…と言われて2度断られそうになりました。

最終的には、申立書に追記するかたちで転出が認められました。

転出には少し手こずりましたが、子ども手当や医療券の手続きはとてもすんなりと進みむした。

・子ども手当

受給者の住所地は変わらず、対象児童の住所変更
あわせて、監護の有無についての書類を後日提出する必要がありました。

また、第二子分についても同様の書類が必要でした。

・子ども医療

こちらは転出に伴い、返却しました。
里帰り先で転入手続き後、新しい医療券が郵送されてきました。

保育料は?

保育料は前年度の住民税額から算定されます。

我が家の場合は税法上も夫の扶養内のため、夫が支払った分の住民税額で算定されました。

これは住民税の移動はとくに関係なく算定されるかと思います。

1か月だけ、がポジティブに動くことも

実家から1番近く、送迎もしやすい園は空きがありませんでした。

ですが、ダメ元で第一志望で申込みをしたところ入園することができました。

一時保育が慣らし保育変わりに

詳細は分かりかねますが、空きなしでも入園できた理由として『1か月だけ』というのが大きかったように思います。

本来であれば2歳児クラスですが、1歳児さんとの混合クラスなら…という案内でした。実際はこの混合クラスと2歳児クラス、日替わりで息子は楽しんでいたそうです。

また、入園の前週は一時保育を利用していたことも理由の一つと考えています。

慣れたころには保育終了

子どもによって差がありますが、息子の場合は1週間で慣れました。

慣れると朝起きてご飯もそこそこに園に出掛けようとしたり、夜も寝ぼけて出かけようとしたり。

自宅で新生児中心の生活に合わせるより、息子も私も楽しかったです。

お友達とも仲良く遊んで、喧嘩したりすることもなく過ごせていたようです。

産褥期こそ穏やかに

canva

産褥期は言わずもがな、体力的にも精神的にもしんどいです。

新生児は癒し、とよく言いますが上の子が居るとそうもいきません。

どちらもかわいい我が子ですが、心に余裕がないととっても疲れます。

寂しい部分もありましたが、少しの時間でも子どもと離れることも大切です。

里帰りが終わった今、ほんとうに穏やかな時間だったなぁと実感しています。

また、その期間があったからこそこの慌ただしい毎日も過ごせているのだと痛感しています。

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