私は娘が生後2か月から読み聞かせを始めました。
現在も、毎日読み聞かせ継続中。

いろいろな絵本がある中、ファンになってしまったのが三浦太郎先生の絵本。

今回三浦太郎作品の中で紹介するのは、0歳児におススメ3作品です。

 

 ・くっついた

 

くっついた/作画 三浦太郎/出版社 こぐま社

 

児童館でおすすめされた絵本。

いろいろな生き物がくっついていく。分かりやすい絵本。

自然と親と子どもでくっついてスキンシップとれる。

子どもが喜ぶんだのはもちろん、寝かしつけ前にちょうど良か文の長さも絵も。

この絵本読んだ後にスキンシップをとって、親子でくっついてギュッとしたりしてからベッドに行くと、我が家の娘はにこにこで寝てくれる気がします。

寝かしつけだけじゃなく、今日はちょっと怒り過ぎちゃったなんて時も、

上手くスキンシップをサポートしてくれる、ほっこりした気分にさせてくれる1冊です。

生後5か月の娘は、この本を読んでスキンシップすると、声を出して笑います。

同じ作者の「なーらんだ」も楽しい絵本です。

 

・あー・あー

 

あー・あー/作画 三浦太郎/出版社 童心社

 

あかちゃんのクーイングが始まったら、読みたい1冊。

娘の初めてのクーイングは「あー・あー」

そんな娘を膝の上に乗せ、一緒に「あー・あー」と言っているとなんだか楽しくなってくるから不思議。

あー・あー以外にも、同じ音の繰り返しがあかちゃんを楽しませてくれます。

表紙が、あかちゃんが好きな丸い顔なので、

表紙をみると、「あ!」という顔を見せてくれました。

月齢の低い時は、繰り返し読んであげた1冊です。

・おやすみ ぞうちゃん

 

おやすみ ぞうちゃん/作画 三浦太郎/出版社 講談社

 

次の行動が予測できない、自由なぞうちゃんのお話です。

自由なぞうちゃんに、大人は思わず顔がほころんでしまう一冊。

予測不能なぞうちゃんと、自分の子どもが重なってみえてきます。

家の娘は、生後2か月からぞうのおもちゃで遊んでいたので、そもそもぞう好き。

だからなのかこの絵本を読み始めると、腕をぶんぶん。

興奮しながら聞いてくれました。

 

3作品とも絵はシンプルで、やわらかいフォルムをしています。

月齢が低い時期から、娘もじーっと絵に興味をもってくれていました。

そして紹介した作品は、作中に言葉の繰り返しが何度も登場します。

「あー・あー」では、同じ音の繰り返し

「くっついた」では、くっついたというフレーズ

「おやすみ ぞうちゃん」では、冒頭のフレーズが繰り返し使われています。

同じ言葉を繰り返すことで、読んでいて気持ち良く、音のリズムの楽しい絵本になっています。

月齢や赤ちゃんの様子に合わせて、「あー・あー」、「くっついた」、「おやすみ ぞうちゃん」の順に読み聞かせしていくのがおススメです。

親子のコミュニケーションにもなる読み聞かせ、三浦太郎作品で楽しい読み聞かせタイムを過ごしてはどうでしょうか。

 

 

 

前編では、あかちゃんのスキンケアの重要性について書いていきました。

では、実際のスキンケアの仕方はどのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか。。

〇間違っていた私のスキンケア

保湿剤 画像
生後1か月までは沐浴。

生後1か月過ぎごろから、あかちゃんと大人が一緒のお風呂に入るご家庭も多いのではないでしょうか。

我が家も産院での1か月検診でOKが出たので、一緒にお風呂に入ることしました。
ただ、あまり洗い方が分かっておらず。沐浴の時と同じようにしていたんです・・・。

顔はガーゼで拭くだけ。

あかちゃん用の石鹸で頭、体を洗った後にガーゼを濡らして泡を落とすというやり方をしていました。

「顔は絶対濡らさない」と

第一子だったので、あかちゃんにお湯をかけるのが怖かったんです。

しかし、これは間違っていました。

結果、生後2か月で湿疹が出来てしまい、小児科で上の画像の保湿クリームを処方されることに。

そして私は湿疹がトラウマになり、小児科のスキンケア外来で看護師さんから指導を受けることにしたのです。

 

〇あかちゃんのお風呂で気をつけること

手のひらに泡 画像

・頭はあかちゃん用シャンプーを、体はあかちゃん用ボディーソープ を使う。

頭は他の部位より皮脂腺が集中しているので、あかちゃん用ボディーソープ、石鹸では汚れが落としきれないそうです。

落としきれないと頭に湿疹ができてしまうことも。

なるべく頭と体で分けた方がいいと指導されました。

また、良く泡立てて洗った方がいいそうです。

泡立てるのが大変なら、液状や固形のものではなくて、泡状で出てくるものに変えた方が良しとのこと。

・手で洗う

スポンジとかではなく、手でしっかりと。手の方が隅々まできちんと洗えるのでと言われました。

顔も指先を使って。洗う順番は頭、顔、体と上から順に汚れを落としていく。

 

≪顔、体を洗う時のポイント≫
1.顔は最初にあご、鼻筋、ひたい、ほほに泡をのせてクルクルと。

2.細かい所は指先を使い、鼻のわき、目頭、まぶたなどもしっかり。眉毛、耳の後ろも忘れずに。

  我が家はしていませんが、耳の中も泡で洗うと良いと看護師さんは言っていました。

3.体はしわを伸ばして洗う。

  ムチムチの太もものしわのところや、手首、足首の前後ろのしわも伸ばしてしっかり。

  垢や汚れがたまりやすいので。

・しっかり流す

かけ湯よりシャワーの方が、一気にきれいになります。弱めの水流で、39度ぐらいがいいそうです。

 

 

〇保湿はどのようにするのか

保湿 背中画像
・保湿は入浴後10分で。

入浴後10分を過ぎると、急激に肌の水分量が減るそうです。

なので早め早めに保湿を。とりあえず我が家は自分のことは後回しで、娘優先でしています。

・パッチテストは必ず 。

市販の保湿剤は低刺激と書かれているものでも、実はあかちゃんには強すぎる場合もあるそうです。

初めて使う保湿剤は必ずパッチテストをおススメします。

娘もある市販のベビーローションは合わず、赤くなったことがあります。

パッチテストする時は、体の中でも皮膚の薄い場所、足の付け根や、太ももの内側が良いそうです。

保湿剤は保湿力の高いもの、ベビークリームやベビークリームローションがおススメ。

・各部位に塗る量は500円玉の大きさ。

保湿剤はたっぷりです。多すぎるかなと思うぐらいでいいそうです。

ビチャビチャになっているぐらいの量をそれぞれの部位に伸ばしていきます。

「保湿剤をたっぷり塗ると、洋服を着せづらくなり、洋服の傷みも早くなってしまうのだけど、それが保湿頑張っている証拠。」

という看護師さんの言葉を思い出しながら、毎日娘をテッカテカに塗りたくっています。

 

〇いつまでスキンケアは必要か

スキンケア中の赤ちゃん
看護師さん曰く、「思春期、第二次成長期が始まるまで。」とのこと。

思春期ぐらいになると皮脂の分泌が多くなり、ニキビなどが出来やすくなる、この時がスキンケアの仕方の変え時だそうです。

その子の成長によると思いますが、女の子なら10歳くらい、男の子なら14歳ぐらいでしょうか。

長い期間なのでなかなか続けるのは大変だと思いますが、

幼少期は親がスキンケアを続けてあげ、ある程度大きくなったら自身で行ってもらようにしていけたらいいですね。

 

出産前はあかちゃんの肌は、何もしなくてもプルプルなイメージでした。

産後はあかちゃんの肌は、肌トラブルがおこりやすくアレルギーに関係してくることを知りました。

我が家は母の私がアレルギー体質なこともありますが、これからもスキンケアをしっかり続けてあげたいです。

 

 

 

娘が生後2か月ごろ、赤い湿疹が、首、太もも、股関節、お腹にバーッと出来たことがあります。

急いでかかりつけの小児科に行き、塗り薬を処方してもらい良くなりましたが、

広範囲にできた赤い湿疹がけっこうトラウマになった私。

かかりつけの小児科が無料で行っている、スキンケア外来に参加し、

看護師さんにあかちゃんのスキンケアについて教わったことがあります。

そこで、看護師さんから口を酸っぱく言われました。「十分すぎるぐらい、しっかりスキンケアしてあげて下さい。」と。

そして娘5か月の現在も、スキンケアは続けています。

 

〇なぜスキンケアが大切なのか

雑誌 表紙

育児雑誌でもスキンケアの特集やスキンケアがテーマの本も出ているくらい、

あかちゃんのスキンケアは、重要視されています。

なぜなんでしょう。私が子どものころはそんなに気にしていなかったような。

実は新生児の免疫システムは、異物(アレルゲン)に敏感な状態だそうで、

スキンケアがその後のアレルギー体質に関係してくることが、最近分かってきたそうです。

敏感な状態のこの時期に、ダニや花粉などのアレルギーの原因になり得る物質がカサカサの肌に付着すると、

その子の持って生まれた体質にもより、アトピー性皮膚炎を発症してしまうこともあるそうです。

アレルギーを防ぐには、スキンケアをして肌をアレルゲンからバリアしてあげることが大切なのだそうです。

また、アレルギーは成長と共に症状が変わっていくことが分かっています。(これをアレルギーマーチという。)

例えば生後6か月ごろはアトピー性皮膚炎だったものが、3歳ごろには気管支喘息、

それ以降にアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎に変化していくといった状態。

もちろんアレルギーマーチまでいかず、自然によくなる場合もありますが、

次々違うアレルギー症状が出るのは、お母さんにもお子さんにも負担が大きいですよね。

そのため、最近では早いうちのスキンケアは、アレルギーを防ぐ目的で大切だと言われています。

 

〇いつからスキンケアをするの

女の人考えている写真

上にも書いた様に、生まれた時からスキンケアは大切です。

ただ、生後2、3か月までは、お母さんから受け継ぐホルモンの影響で、

大人と同じ量の皮脂量があり汗もかきやすく、汚れやすい。

そのため、「こまめに清潔にする+保湿」が必要だそうです。

3か月を過ぎると、皮脂の分泌量が大人の3分の1程度になると言われています。

つまりグンと乾燥しやすいお肌に変わってしまいます。

なので、3か月過ぎからは「清潔にする+たっぷり保湿」の、保湿重点的に行うスキンケアに。

生後3か月までと、生後3か月過ぎではスキンケアの仕方を少し変えるのですね。

私が小児科で教わった1日のスキンケア回数は、1日2回。朝体を拭いた後と夜のお風呂後でした。

 

〇スキンケア以外に気をつけてあげたいこと

ダニアレルギーチラシ

親がスキンケア以外に気をつけてあげられることは、アレルゲンの除去。

アレルギーは、3つの要因が揃うと発症すると言われています。

・その子の体質 

3・4か月検診の先生がおっしゃってましたが、

親のどちらかがなんらかのアレルギーを持っている場合、アレルギーになりやすい体質だそうです。

・肌状態が悪い 

カサカサの肌の時。

・アレルゲン物質が多い環境 

ダニや花粉、ほこりなどのアレルゲン物質が多い環境にいる。

 

体質は変えることはできませんが、肌状態と、アレルゲンの除去は親が気をつけてあげられることではないでしょうか。

我が家は、私が花粉症持ちなので、スキンケアとアレルゲン除去はしっかりしてあげたいなと思ってます。

 

しっとりとあかちゃんの肌を守ることは、アレルギーを防ぐ意味でも大切だと言われています。

前編はあかちゃんのスキンケアの大切さについて書いていきました。

後編では、スキンケア外来で習った、スキンケアの仕方についてです。