家族にとって赤ちゃんと出会うまでの10ヶ月間、待ち遠しい気持ちもある中で、産まれてからの生活が想像出来ない方も多いと思います。

妊娠中はお腹が大きくなり、なかなか普段通りの買い物をすることが出来なくなります。
また、妊婦生活は体調が変わりやすく、入院や安静を先生から指示を出される事もあります。
体調や時間に余裕がある時に少しずつ準備していきましょう。

何を揃えたらいいの?

必ずいるもの

●肌着
季節によって変わりますが、短肌着、長肌着を数枚ずつ。
冬産まれだと肌着も短肌着と長肌着を重ねて着るので、洗濯が間に合う程度に揃える。
前が大きく開く紐付きの肌着だと着脱も簡単です。

●上着
肌着の上に着る服を数枚。
赤ちゃんは首が座っておらず、思うようにまだ足が動かせません。
オムツを替えや、服を着替えるのに、前開きで、股のないドレス型を選んでください。
ボタンを付け替えれば股付きの服になる2wayオールだと、長く着ることが出来ます。

●おくるみ
赤ちゃんは自分で体温調節が出来ないので、冬はもちろん、夏も必要です。
退院時に産院から貰える事もありますが、洗い替えに1枚購入しておくといいでしょう。

●ガーゼ5~10枚
ヨダレやミルクが垂れた時、沐浴の時など何かと必要な為、多めに用意して下さい。出産直後から授乳等でも使用しますので、入院時には準備をしておきましょう。

●オムツ1袋
赤ちゃんは成長が早い為、オムツがすぐ小さくなってしまいます。退院後にとりあえず必要な新生児用を1袋だけ購入しましょう。

●お尻拭き2、3個
長期間使うものですが、メーカーによって赤ちゃんの肌にあわない事もあるので、まとめ買いは退院してからにしましょう。

●綿棒
耳や鼻の掃除、おヘソの消毒に必要ですが、退院時産院から貰える事もあります。ですが、耳や鼻の掃除で長期間使用する物なので、1個買っておいてもいいと思います。

●爪切り
赤ちゃんの爪は柔らかく折れやすいです。また、切るとき動いたりするので先の丸くなった赤ちゃん用の爪切りでこまめにきってあげて下さい。

●ベビーソープ
新生児でも使えるものにして下さい。石鹸タイプと泡タイプがありますが、片手で赤ちゃんを支えて沐浴する事が多いので、プッシュするだけで使える泡タイプがオススメです。

●ベビーバス
産まれたばかりの赤ちゃんは抵抗力が弱く、大人と一緒のお風呂では雑菌に感染してしまう可能性があります。生後1ヶ月程度は、ベビーバスで沐浴しましょう。色々なタイプがありますので、ご家庭に合わせて選んで下さい。

状況に合わせて揃えるもの

●ベビー布団
大人と一緒に添い寝する場合は必要ありません。ただ、お昼寝用や、添い寝の場合も、大人の掛け布団は赤ちゃんには重たいので、代わりのものがなければ購入しましょう。

●ミルク・哺乳瓶
出産後すぐ授乳が始まります。
退院時の授乳状況に合わせて必要であれば購入したので間に合います。その際、哺乳瓶洗剤や消毒も必要です。

●チャイルドシート
退院時、車を使用する方は必要です。出産までに購入して取り付けておきましょう。

●ベビーカー
退院してすぐ使用する事は基本的にありません。赤ちゃんが外出出来るようになって、成長に合わせたものを選ぶのもいいかもしれません。

ベビーカーやチャイルドシートは高額な買い物のため、早いうちから見に行ってどのような物がいいか考えてみましょう。

●抱っこ紐
買い物や、家事の時に使用すると便利です。赤ちゃんも抱っこされている感覚になり泣き止んだりする事があります。横抱き用や縦抱き用などがありますので赤ちゃんの成長に合わせて決めて下さい。

●ベビーベッド
ペットを飼っていたり、上の子が小さいと万が一の事故を防止する為使用するのもいいと思います。初めての子だったり、上の子が大きいと使わない事が多いです。家庭の状況にあわせて考えてみて下さい。

●オムツ用ゴミ箱
バケツ型など様々なもので代用が効きますが、室内へ置くと、どうしても匂いが出てしまいます。オムツ専用のゴミ箱だと匂いもあまり気にならず使用出来ます。

悩んだ時は

赤ちゃんグッズはたくさんあります。どれも可愛くて色々揃えたくなりますが、どのグッズも赤ちゃんに合う合わないがあるので、産まれる前は最小限に。産まれてから徐々に揃えていきましょう。
今ではネットやお店で簡単に揃える事が出来るので焦らなくて大丈夫です。レンタル出来る物も沢山ありますので、ゆっくり揃えていって下さい。

また、出産祝いで服や、オムツなどが貰える事も多いので、自分達であまり揃えすぎると、1、2回しか着ない服があったり、オムツが小さくなり余ってしまうこともあるので注意しましょう。
子育ては何かとお金が掛かかります。無駄をなくし、いざと言うときの為に、蓄えておきましょう。

私は、3度目の出産で双子を出産しました。

双子の出産はリスクが高く、妊娠後期には入院する可能性があると言われていました。

双子の妊娠は嬉しかったですが、周りに双子を産んだ人もおらず、費用など様々な不安がありました。

今回は私の体験した入院や分娩にかかった費用について紹介します。

高額医療費制度~入院した時の費用は?~

高額医療費制度とは、入院時、同じ月にかかった医療費が、一定の金額を超えた場合払い戻しされる制度です。
収入によって金額は変わってきますが、高額になると分かっている入院の場合は、早めに申請すると高額医療制度適応となった金額の支払いになりますので、自己負担額が軽減されます。

私は妊娠後期になり切迫早産で、子宮を結ぶ手術をするため、2週間ほど入院しました。
退院の時までに申請がギリギリ間に合ったので、高額な支払いはしなくてすみました。

出産一時金~分娩費は二人分?~

出産一時金とは、健康保険に加入または、被扶養者になっていて妊娠4ヶ月以上で出産した場合、42万支給される制度です。
1児42万なので双子だと84万支給されます。

現在は直接支払制度を申請すれば、出産一時金を直接出産する病院に払ってくれるので、自己負担がかなり軽減されます。また、費用が42万より下回る場合は、差し引いた額が返ってきます。

自己負担額

私の場合、3回目の出産だったこともあり、自然分娩での双子出産でした。

2週間前に管理入院し、出産。
子どもは小さかった為、近くの総合病院に入院する事になりましたが、高額医療費と直接支払制度を申請し、産院での支払いはありませんでした。
分娩まで1週間以上管理入院していたのも含まれていたので驚きました。

差し引いた額も返金され、その分子どもの入院費用も助かりました。

双子だとリスクも高くなり医療費等増えますが、給付金も2人分もらえます。
双子は帝王切開!!とゆうイメージがありますが、リスクが少なければ、自然分娩も多くなっています。帝王切開だと保険が適応されますが、自然分娩は保険が適応されません。
ですが、出産一時金として2人分給付されますので、金銭面の負担は少なくてすみます。

この記事を読んで、双子を妊娠中のお母さんの不安が少しでも軽減され、出産に挑んでいただけたらと思います。

次男が生後2ヶ月頃からおしゃぶりを始め、何処へ行くにも持参していました。忘れると親の私が焦っており、子どもより親の方がおしゃぶり依存に近かったと思います。

長男はおしゃぶりをしなかったので、寝かすのもずっと抱っこで大変でしたが、次男はおしゃぶりのおかげでグズグズ言うときや、寝かすときがとても楽でした。

ですが、そこで問題なのは卒業のタイミングです。
1日のほとんどおしゃぶりを吸っていた次男の、卒業したタイミング、方法について私の実体験をお話します。

おしゃぶりはいつまで?

「おしゃぶりは早めに辞めさせた方がいい」と周りから何度も言われていました。
歯並びが悪くなったり、言葉の発達が遅くなったりと様々なデメリットが有るとも聞きます。

大きくなると辞めにくくなってしまうので、まだ卒乳していない1歳頃からおしゃぶり卒業の練習する事をオススメします。

無理はしない

1歳にもなればおしゃぶりが外れると自分で探して口に入れるようになっています。それを無理やり外したり隠すと、凄い勢いで泣くので、明日からにしよう と何度も断念していました。

おしゃぶり卒業しようね。と説明して分かってもらえるのが一番簡単なんですけど、なかなかまだ難しいですよね。

まずは昼間の卒業

夜は寝て欲しいので、まず昼間の卒業から始めました。

始めるタイミングとして、【ご飯やオモチャに夢中になっている時】

この頃はご飯が好きな子、遊ぶ事が好きな子とその子の個性が段々と出てきます。好きな事に夢中になっている間におしゃぶりを隠していました。

もうひとつは、【お昼寝の時】

寝ている間に起こさないように外していました。起きてから少しの間はおしゃぶりの存在を忘れていましたよ。

子どもがない事気付いたら他の事で誘惑したり、外に連れて出てみたり、昼間はおしゃぶりをしないよう心がけていました。
ですが、それでも泣いたり、忙しい時などはおしゃぶりを渡していました。
それぞれの生活ペースに合わせてゆっくりでいいと思います。

昼間にいっぱい遊んで

昼間の卒業が出来たら続いては夜です。

1歳頃になると離乳食も後期になり、食べる量も増えてきます。
私の子はまだ卒乳してなかったので、昼間遊んで疲れていたり、ご飯を食べて寝る前にミルクも飲むとお腹いっぱいになって、そのまま寝てくれる事が多いです。
おしゃぶりを探しだしたら、昼間と同様色々な事で気を紛らわします。
ですが、無理はせずに。

私は、夜泣きをしたらおしゃぶりさせてました。夜に頑張り過ぎると昼間に眠くなってしまうので。
昼間にしっかり遊んであげると夜泣きも徐々に減って寝てくれるようになりした。

ゆっくりとたまには休憩も…

どんなに頑張ろうと思っても子どもがグズグズ言うときや、親の気持ちに余裕がない日もあります。そんな時は、焦らず、休みの日!!と決めてまた明日から頑張ってください。
私も何度かグズグズ言う時は、おしゃぶりをさせてました。ですが、1.2週間ぐらいで卒業する事が出来ました。

おしゃぶりの卒業は子どもや親にとっても大変です。
それを一つの子供の成長と考え、ゆっくり見守ってあげて下さい。

乳幼児がRSウイルスにかかると重篤化しやすいと言われています。

RSウイルスについて、私の体験談とRSウイルスの重篤化を防ぐ目的で開発された『シナジス』についてお話します。

RSウイルス

RSウイルスとは、ウイルスによる呼吸器感染症です。生涯にわたり顕性感染を繰り返し、1歳までに半数が、2歳までにほぼ100%が初感染すると言われています。
生後まもない子から、数ヶ月の時期にもかかる可能性があり、その中でも早産児、心疾患や免疫不全を伴う児は重篤化するリスクが高くなります。

重篤化の予防

重篤化を予防する注射で、シナジスがありますが、保険対象外で、効果が1ヶ月しかないため、流行する9月~3月まで毎月打たなくてはいけません。実費だとかなりの高額になります。
ですが、感染すると重篤化のリスクが高い早産児、心疾患・免疫不全の児は保険が適用されます。

軽い風邪と思っていたら…

私の子は生後1ヶ月でかかり、鼻水と少し咳をするぐらいで軽い症状でしたがしたが、生後1ヶ月とゆう事もあり、即入院。
早産で出産したので、1週間前にシナジスを注射していただけに、先生も驚いており「このまま酷くならないといいね~」と苦笑い。
「小さいと無呼吸になりやすくて、症状も変わりやすいから何かあったらすぐ知らせてね。」と説明をする看護師さんは笑っていましたが、無呼吸を気付かなかったら…、これからどんだけ酷くなるんだろうと不安でたまりませんでした。

日に日に悪くなる症状

入院時は軽い症状でしたが、半日経つとゼーゼー言うようになり、ミルクの量も減り、酸素濃度が低くなっていきました。
毎日の吸入や点滴、酸素の治療をしていましたが、症状は改善されず、点滴が漏れては泣いて、刺し変えての繰り返しで、早く良くなるのを祈る事しか出来ませんでした。

1週間経っても、改善する様子が見られなかった為、胸のレントゲンを撮る事になりました。結果は肺炎と無気肺。だから呼吸状態 が悪かったとのこと。

その後は抗生剤を投与し治療を続けました。すると、日に日に症状も改善し、4日後にはすっかり元気に退院することができました。

後々聞くと…

新生児だからこんなに症状が酷かったのだと思っていましたが、先生曰く、「症状がこれで済んだのもシナジスを打っていたからかもしれないね」との事でした。

小さいと無呼吸や脳症を起こす事もあるそうです。
これ以上酷い症状…と考えると今でも怖くなります。

これまで私は「うちの子は大丈夫だろう。」「かかってもそんなに酷くならないだろう。」と簡単に考えていました。ですが、今回の一件で何がどうなるか分からないし、ましてや小さい子どもに何かあってからでは後悔してもしきれません。

シナジスは金銭面的にも実費は難しいと思いますが、他の予防接種にも定期接種と任意接種があります。それぞれ副作用や、かかった時の合併症などをきちんと把握した上で打つ打たないを判断して頂きたいと思います。

この記事を読んで予防接種についての考えが少しでも変わって頂けたら嬉しく思います。