お誕生日には子どもの好きなメニューで毎年盛大にお祝いしたいものですね。
週末に誕生日が当たればゆっくり準備もできますが、平日の仕事が忙しい時期に当たってしまうこともしばしばです。
繁忙期だったりすると、誕生日直前に買い出しへ行ったり、準備に時間を掛けられない年もあると思います。
なんとか仕事を定時で切り上げて、そこからお誕生日を盛大にお祝いしたい、大事な我が子の喜ぶ顔が誕生日当日に見たいという方へ、お助けメニューの変わり種手巻き寿司をご紹介します。

あらかじめ週末に買っておくもの

手巻き寿司といえば新鮮なお刺身が定番ですが、子どもが小さいうちは意外な具材の方が人気があったりします。
我が家で人気の具材には、こんなものがありますよ。直前に仕入れなくても、時間に余裕のある週末にあらかじめ買っておけるものばかりです。

(オススメ具材)
・魚肉ソーセージ
・ウインナー
・ハム
・カニカマ
・スライスチーズ
・ツナマヨ
・焼肉
・卵焼き
・ひきわり納豆
・きゅうり
・アボガド
・トマト

焼肉は、冷凍食品でも十分に美味しいです。卵焼きなんて、チルドで売られている寿司用の厚焼玉子の方が、手作りよりもむしろ美味しかったりします。
焼く手間を省いて、フライパンいらずで用意できる食材を揃えておくと、当日は楽に準備できますよ。

当日朝は炊飯器の予約スイッチを入れるだけ

出勤前のドタバタと忙しい朝ですが、炊飯器の予約スイッチを入れることだけは忘れないよう注意します。
普段炊飯する時よりも、水加減は少なめに。炊き上がったお米へ、合わせ酢を混ぜるとグッと味が引き締まって本格的になりますね。

帰宅してからの準備では、子どもにお手伝いをお願いして

家へ着く頃にお米が炊けていれば、あとは次々と具材を用意するだけです。
あまり余裕のない時間帯ではありますが、ぜひ子どもにお手伝いをお願いしてみましょう。
「一歳分大きくなったから手伝って」、「さすが◯歳になると違うね。立派だわ」と盛り上げていくと、今まで以上に頑張ってくれるはず。

ハサミを安全に使える年頃であれば、海苔のカットを子どもに手伝ってもらうのがオススメです。
全型海苔とハサミを渡して、「6等分するにはどう切る?」、「次は4等分にしてみよう」とか正方形や長方形の図形の説明をしてみると、楽しく算数のお勉強につながっていきます。

他にも、すし飯を作る時、うちわでバタバタ扇ぐお手伝いをお願いするもの良いですね。たくさん扇いで腕が疲れたら、その分さらにお祝いメニューが美味しく感じられるかも。

誕生日というだけで、子どもは1日特別な気分でいるはず。
どんなに忙しくても、準備に掛ける時間を短くして、簡単なお手伝いをどんどんお願いして、楽しい誕生日の思い出を作りましょう!

楽しかった旅行の思い出、子どもはどれくらい覚えているもの?

夏休みや冬休みには、子どもと一緒に家族旅行をゆっくり楽しみたいものですね。
楽しい旅行の思い出、どんな風に子どもの心に残っているのでしょうか。
せっかく頑張って遠出したことは、親だけではなく、子ども心にも素敵な思い出として、できれば細かいところまで覚えていてほしいなというのが、大人の願いです。

でも、後から子どもに質問してみたら、「車に乗ってる時間が長かった。」とか「あの遊具で遊んだところ、どこだっけ。」なんて素っ気ない答えが返ってきてしまうことも。

今回は、旅行の思い出を子どもの心に出来る限り細かく刻んでみるためのオススメの方法をお教えします。

赤ちゃん・幼児の頃

まだ旅行慣れしていない赤ちゃん・幼児の頃は、思いがけず場所見知りしてしまったり、思ったより大きくてびっくりしてしまい、ぐずってしまうことも。
目的地に着く前に、ガイドブックやPR動画を見せて、「こんなところに行くんだよ。」、「すごく大きい動物さんいるよ。」なんて話しかけてみましょう。ちょっとでも心構えがあると、意外と泣かずに楽しめたりしますよ。

帰り道では、現地で撮影した動画や写真を見せて、「こんなことできたね!」とできたことをたくさん褒めてあげましょう。

旅行で頑張るとたくさん褒められて何だか楽しいと感じてくれるはず。

字を読み書きできるようになった年長・小学生の頃

夏休みの定番の宿題である絵日記は、旅行の思い出を心に刻むのに良い方法として知られていますね。

ですが、宿題として学校に提出できるような完璧絵日記を楽しい旅行中に仕上げるのは、子どもも添削する大人も結構しんどいものがあります。
一方、会話だけで振り返ろうとすると、「楽しかった」、「すごかった」なんて一言で終わってしまい、それもさみしかったりしますね。
そこでおすすめなのが、旅行中に振り返りのタイミングを少しの時間だけ作ること。

宿泊先のホテルに着いて一息ついた時など、簡単に子どもが振り返ったことをメモできるような、5W1Hを取り入れた一問一答のインタビューメモを作ることです。

5W1Hとは?

5W1Hとは、伝えたい情報を過不足なく伝えるためのコミュニケーションツール。
Who(だれが)
When(いつ)
Where(どこで)
What(なにを)
Why(なぜ)
How(どのように)

この5W1Hを取り入れて、白紙のノートにいくつかの質問と答えを書くスペースを用意します。

例えば、
(1)今日は誰と出かけましたか?
(2)どこへ行きましたか?
(3)どうやって行きましたか?
(4)着くまでにどれくらいの時間が掛かりましたか?
(5)着いてから、何をしましたか?
(6)今日行ったところへ、また今度行ってみたいですか?それはどうしてですか?

細かい質問をいくつか用意することで、1日の流れを思い返し、自分の言葉で説明しようとするので、文章力が上がって旅行の思い出もしっかり心に刻めます。
字を読み書きできるようになってきたお子さんとの旅の思い出を大事にしたい方へオススメです。