娘が通う幼稚園は、毎日、お弁当です。

添加物が入った加工品は極力使用したくない…。
衛生面から、再加熱せず使う食品も避けたい…。
何より、朝っぱらからあまり面倒なことはできない!笑

……でも、ちょっとぐらい可愛い見た目にしたい。

そんな試行錯誤の毎日から、自分の中で定番化した、いくつかのアイディアをリアルすぎる実例とともにご紹介します。

見た目で食欲をそそるようなアイデアを実践してみましたので、ぜひママのお弁当作りにお役に立てばうれしいです。

 

ポイントは『赤』!使える食材とアイディア。

赤のお弁当食材と言えばミニトマトですが、
苦手なお子さんや、温飯器で保温する場合は生では入れられませんよね。

そこで、ミニトマトと同じような発色で使えるのが、赤ピーマンやパプリカ!

 

マッシュポテトを詰めて焼いたり・・・。
(もちろん普通のピーマンと同じく肉詰めにも)

 

加工もしやすいです。

ケチャップも発色がよい赤の食材です。
ただ、かけたりのせるだけだと、お弁当箱のフタについたりしてグチャグチャになりがち。
上の写真では卵焼きの芯に巻き込んでいます。

他にはウインナーの切り込みに入り込むように炒めたりもします。

同じ赤系でも、赤紫~ピンクの色味だと、どことなくおしゃれな感じがしませんか?

鍵となるのは”アントシアン”。
紫系の色素で、色々な植物に含まれています。
特徴として、酸性になるとより赤い色味になるので、酢漬けにするような調理法だとより綺麗に発色します。

お手軽なのは赤しそ+梅酢のふりかけ。
(市販品では『ゆかり』が有名ですね)

ご飯にそのままかけるのはもちろんですが、大根などの淡い色の野菜の酢漬けやマリネに加え、ピンクの可愛い食材を作ることができます。

 

あく抜きしたレンコンを使って。
加熱しすぎず歯ごたえを残して仕上げるとより爽やかに食べられると思います。

 

ラディッシュもアントシアンが豊富。
生だと外皮が鮮やかな赤ですが、調理すると色素が果肉の部分にも馴染んでいき、全体がピンク色っぽくなります。
酢漬けにしたものを刻んで混ぜご飯に。

 

もちろん、お弁当といえば…の梅干しも。
幼児ですので、具としてがっちりいれるというよりは、おにぎりのアクセントに重宝します。

 

お野菜のお花。

にんじんがお花型なだけで、少しかわいさが出せます。
飾り切りはもちろん、抜き型も色々出ていますよね。

 

色が渋めの、いわゆる”茶色弁当”ですが、れんこんをお花型になるよう少し包丁を入れてアクセントを。
型抜きにんじんと、さりげなくピーマンもお花型です。

 

こちらは『星』。
オクラは形がしっかりしていて卵や肉巻きに使いやすいので、旬の時期にぜひ活用ください!

 

手っ取り早く。ごはんを飾っちゃいましょう。

型抜きパンチや小さなハサミを使って、海苔を飾ったり、おにぎりの具材を少し見せるように表面に配置したり。

 

混ぜごはんで彩りを加えると華やかになります。
上はコーンと、前述の大根赤しそ和えを混ぜ込んでいます。

 

手まり風に巻いた海苔に加えて、枝豆、白ごまを見えるように表面にまぶしてにぎやかに。

 

型いらずのラブリーおにぎりの作り方。

女児に好評だった、ハートのおにぎり&猫のおにぎり。
とっても簡単です。

写真ではおままごとのおにぎりを使っていますが、ラップしたままで成型するほうが安心ですね。

いずれも普通に三角おにぎりを握ったあと、

【ハート】
三角の一辺にくぼみをつくりつつ両端の角を丸く整え、
おしりになる頂点をつまむようにして尖らせます。

【猫】
三角のひとつの頂点にくぼみを入れて
ふたつの耳になるよう、少しずつ尖らせていきます。
ほっぺになる残り2つの頂点も、少し丸みをつけます。

多少ゆがんでいても気になりません!
お好みのバランスを見つけてみてください。

トリプルハート。
卵焼きは黄身と白身を分けて焼いてみたものです。

ダブル猫さん。
おかかをまぶして茶色の猫に。

 

試行錯誤も楽しんで♪

凝ったキャラ弁・デコ弁というのはなかなか難しいですが、少ーし、可愛らしさを足してあげるだけで子どもは喜んでくれたりします。

知恵を絞って楽な方法を考えつつ(笑)、お弁当作り、楽しみましょう!

 

幼稚園児の娘は「お料理だいすき!」。今までも白玉団子やホットケーキなど簡単なクッキングを楽しんできましたが、近頃は「もっと難しいものを作りたい」とのこと。
とはいえ小さな子には細かい作業や火を扱うことは難しいですし、親の負担があまりに大きくなるのも避けたいところです。

そんな折、作ってみたこんなお菓子が、達成感をくすぐるちょうどよい難易度でしたのでご紹介します。
ポイントは『凝って見えて』『ちょっと難しくて』『でも自分でできる』こと。

それでは、マシュマロクランチとチョコレートクランチの2種類、5歳児が作ってみます。

手軽にできて達成感を味わえる!必要な材料と手順を詳しくお伝えします。

 

材料と道具

【材料】
・ポン菓子(コーンフレーク、ナッツなどでも)
・マシュマロ・溶かしバター
・板チョコレート

【道具】
・耐熱性の器
・クッキングシート
・混ぜるためのスプーンなど

作り方

1.マシュマロクランチの作り方です。
マシュマロを電子レンジで加熱して柔らかくします。
(加熱時間は20秒くらいで様子を見るとよいと思います。全体が膨らみ始める程度でOKです)

 

2.溶かしバターにポン菓子を和え、1.のマシュマロに混ぜ合わせます。

 

3.マシュマロが全体に絡んだら、クッキングシートに載せます。
板状にしたい場合は、上からもう1枚クッキングシートをかぶせて平らに広げるとよいと思います。

 

4.次はチョコレートクランチです。
チョコレートを電子レンジか湯煎で溶かし、ポン菓子に絡めます。

5.絡めたものを3.と同様に、クッキングシートに載せます。

6.冷蔵庫で冷やし固めれば完成です。
今回は板状に広げて固め、カットすることにしました。
包丁を使う場合はしっかりサポートしてあげてくださいね。

 

達成感のポイント

見た目のバリエーション(2種類ですが)と、いつもより多めの工程で上級者心をくすぐり(笑)、それでいてひとつひとつは難しくない作業の積み重ね。
ところどころ手間取る部分もありましたが、やりきったという満足感が溢れていた娘でした。
親としても、あまり口や手を出さずに、穏やかに見守ることができてよかったです。

 

火を使うこともなく、最後のアレンジ以外では刃物も使わないので、安心してやらせられるのが良いところです。

子どもの大好きな食材を使うので、できた後も楽しめ2度おいしいお料理です。

お料理はママが毎日しているので、子どもたちが一番身近に感じて興味をもつことだと思います。
お料理への興味はお手伝いへともつながりますので、これを機会に様々なお手伝いを学ばせるのも良いですね!

お料理好きなお子さんとぜひお試しください。