子どもの偏食

好き嫌いだけでなく、決まったものしか食べないというお子さんがいらっしゃいます。
決まった野菜だけ、決まった味付けだけ。いわゆる子どもの「偏食」に対して、親は何をしてあげれば良いのでしょうか?

好きなものしか食べないのは、大丈夫?


画像出典:PhotoACより

小さい子どもはただでさえ、大人よりも好き嫌いが激しいのに、中には特定のものしか食べないという「偏食」になってしまうお子さんもいらっしゃいます。

特に2歳前後は極端な偏食になりやすく、親が何をやっても偏食をやめないこともあります。
この時期は親としても接し方が難しいですが、いろんなものが食べられるように”すきを見て”いろんなものを食べさせるようにすることも大切です。

基本的には「期間限定の偏食期」なので、気にしすぎないようにしてくださいね。

偏食中の栄養不足は大丈夫?

偏食が激しいあまり、食事をなかなか食べてくれず栄養失調になってしまうのではないか、不安に思うときがありますよね?

もちろん、いろんなものを食べて栄養が取れることにこしたことはありませんが、それが難しいときは「体重の増減」を1つの目安にしてみてください。

仮に偏食がひどかったとしても、体重がほとんど変わっていないようなら、人まずは安心です。
中にご飯と氷しか食べないという極端な偏食もあるそうですので、あまりにも心配な場合は、かかりつけ医に相談をするようにしてくださいね。

濃い味付けのものが好き

子どもはソースやケチャップなど、とにかく濃い味付けが好きになりがちです。
確かにソースなどの調味料は美味しいけれど、塩分も高いし、コレステロールもカロリーも高め。

小さな子どもは味覚が発達段階なので、どうしても味が薄いものよりも、濃いものの方が好きですが、家族全員で「薄味に変える」ことで子どもも自然と濃い味のものよりも、薄味のものを食べるようになります。

また、どうしても濃い味のものしか食べないときは「●●(薄味のおかず)を食べないとこっち(濃い味のおかず)をあげないよ?」と言い聞かせることも重要です。

偏食は一時的なもの!また味の好みも変わっていきます。

小さい子どもの偏食は、一時的なもの。
ママに安心して欲しいのは、子どもの味覚は成長して食べられるものが増えていくということです。

年齢とともに、子どもの味の好みも変わっていくので、必要以上に心配になる必要はありませんよ!

[参考]『困った! 子どもの偏食』|NHK すくすく子育て より

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