親子の時間研究所

卵が死んでいるかもしれない…。絶望に陥った私の不思議体験

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これは私が次男を妊娠した時に体験したちょっと不思議な出来事です。

思い過ごし、気のせい、ただの夢。そう言ってしまえる些細な事でしたが、妊娠初期に打ちのめされていた私には救いになりました。

赤ちゃんの魂は、生まれる前からママと一緒にいるのかも…。と思わせてくれました。

6年ぶりの待望の妊娠!からどん底に落とされた日

長男と次男は6歳離れています。その理由は、長男を生んだ後私が貧血や過呼吸を発症し、何年も生活に余裕がなかったからです。

長男が4歳くらいの頃には、身内や夫ももう妊娠は無理かな?と半ばあきらめていました。
年齢的にはまだまだ問題なかったのですが、精神的に疲弊していた私自身も、次の子を持てる自信はありませんでした。

それなら今元気に大きなって行く長男としっかり向き合って生きていこう。一人っ子でもさみしくないように育てよう。
そう夫婦で話し合ったりしていました。

そんなある日、私はいつになくいらいらが募って人に当たり散らしてしまったのです。
どちらかというとぼんやりしていて、あまりいらいらしたりしない自分だったので、違和感を感じました。

母体の本能だったのかもしれません。もしかして…と思った私はすぐにチェック薬を買って調べることにしました。

枯死卵と言われた時の衝撃

結果は陽性。思いがけないことだったのでただただびっくりしましたが、とにかく仕事中の夫に連絡。
私は産婦人科を受診することに。

正直不安もありましたが、赤ちゃんが出来たと分かると文句なしにうれしいものですね。その時から理性より本能の方が勝っていた気がします。

エコーでお腹を見てもらったところ、確かに妊娠の兆候が見られるとのことでした。
しかし、喜びもつかの間・・・。

「妊娠しているはずなのに、卵の姿がない。これは枯死卵かもしれないですね」

コシラン?一瞬意味が分かりません。病院の先生は続けました。
「受精卵が育たずに死んでしまっているかもしれないんです」

枯死卵の原因とは。母体の責任ではない

枯死卵とは、妊娠のごく初期に卵が発育を止めてしまう状態のことです。6週までに受精卵は胎芽という状態になります。これは、人の姿になる途中で、いろいろな組織も基礎が作られる大切な期間なのです。

妊娠7週目くらいまでに、胎芽が現れないと枯死卵であると判断されます。

原因として、受精卵の染色体異常か、もともと生命力が弱かったことなどが考えられるそうです。

お腹の赤ちゃんが育たなかった、と言われると自分を責めるママもいます。ですが、これはどうしようもないこと。

決して、生活態度や食事などに問題があるわけではないのです。


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ひたすら泣いていた時に聞こえた声

私が悪いわけではない。ある程度の確率で起こること。それに、まだ時期が早いからもう少しして様子を見ましょう。

病院でそう言われたあとのことはよく覚えていません。
呆然としたまま自宅に戻り、とりあえず知り合いの女性に電話を掛けました。この方は親類ではないのですが、長男が生まれた時から子育てを手伝ってくださったもう一人のおばあちゃんのような人です。

状況を説明しながら涙が溢れました。たくさん慰めてもらいましたし、まだ可能性がすべて消えたわけではないといわれました.

ですが、今まさにお腹の中に命を止めてしまった卵がある、ということは受け入れがたかったのです。

ただただ泣いて、電話を切ったときはすっかり脱力し、自室のベッドでぐったりとしていました。
そのまま少しうとうとしていたようです。夢と現実のちょうど真ん中くらいの意識でした。

まるで耳元で叫ぶような声で、
「生きてるよ!」
と言われてはっと我に返ったのです。

本当に生きていてくれた次男

あの時聞こえたのは、意識がまどろんでいたための空耳だったかもしれません。

でも、次受診したとき、お腹の中には胎芽の姿がはっきりと見えていました。あの時のほっとした、同時にうれしくて仕方がなかった気持ちは忘れられないと思います。

いま、次男は病気一つせず元気すぎるくらい元気です。

私があんまり落ち込んでいるから、励ましに来てくれたのかな? と今でも時々思い出します。

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