「化石」子どもの好きを育むヒント
子どもの「好き」や「コレクション」は、個性が現れて面白いですよね。好きを伸ばすのは、子育ての楽しみでもあり、難しいところかもしれません。電車、車、昆虫、宇宙、お姫様、アイドルなど色々ありますが、「恐竜・化石」に興味を持つお子さまも多いと思います。
子どものスイッチが入るきっかけを
親が知らない間にミニ博士のようになっていて子どもってすごい!親ができることなんて「ほんの少しだけの工夫」かも知れません。
絵本で興味を持ったら次に図鑑を、図鑑好きなら恐竜や化石が登場する絵本を探す…。
年齢があがると誕生日やクリスマスのプレゼントに迷うことがあります。我が家では、たまたまプレゼントにした発掘体験ができるキットに子どもたちは大盛り上がり!
考古学者気分がとても楽しかったようです。
このように興味と体験を「つなげて広げる」を意識します。知識や経験を立体的にしていくイメージです!
すると、子どもたちの好奇心のスイッチが入ります!
お弁当に恐竜が!のりとうずらの卵だけなのでパパッと簡単です。こんなキャラ弁なら男の子でも喜んでくれるでしょうか?
親子コミュニケーションのきっかけに
今回は、化石に注目して実物に触れる「化石探しおでかけ」コースをいくつか紹介します。
1、自然博物館
東京上野の国立科学博物館や福井県立恐竜博物館、群馬県の神流町恐竜センターといった公共の自然博物館が全国にはたくさんあります。皆さんがお住まいの地域にもあると思いますので探してみましょう。旅行先にしてもいいですね!
2、大学の研究博物館
今回、穴場的なスポットとして小学生向けに紹介したいのは、大学の研究博物館です。「東京大学総合研究博物館」(本郷キャンパス内)や、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」(丸の内KITTE 内)等は研究心をくすぐる施設で、化石以外にも子どもの興味が広がる展示がたくさんあります。テレビ番組でも紹介されていたのが、水田記念博物館「大石化石ギャラリー」(城西大学東京紀尾井町キャンパス内)です。なんと、紹介した大学の博物館はどれも無料で楽しめるのでたいへんお得です。
3、駅やデパート
東京メトロ銀座線三越駅前の構内ではこんなアンモナイトやベレムナイトが簡単に見つかります。他にも銀座駅のA2出口付近にのたくさんの二枚貝が詰まった柱が見られます。
こちらは日本橋三越本店のアンモナイト。特に本館の中央階段には見事に横にスライスされてた渦巻きが!その大きさは、図鑑では決して分からない迫力があります。
きっかけは身近にあります!
才能を伸ばすのは親の役目とは気負わずに、一緒に楽しみながら子どもの好きを育んでみませんか?
忙しい日常の中でも、きっかけはすぐそばに有ると思います!
素敵な親子コミュニケーションのきっかけを探してみてくださいね♪
presented by 触れる図鑑
このコンテンツの撮影画像には触れる図鑑『化石発掘』が使用されています。