「今日はどの絵本と帰る?」親子で図書館を楽しむヒント

お盆休みも終わり、夏休みも終盤になってきましたね。
後半は近場でゆっくり過ごそう!
と考えているご家庭も多いでしょうか。
それならば、図書館をお出かけ先にしてみませんか?
我が家は夏休み中、2週間に1回は涼みに行っています。
静かに・・・はあまりできていないのですが(笑)、
「セミのおはなし見つけたー!」
「トマト育ててみたいな」
「シロツメクサってこうなってるんだ」
と、まるで外遊びをしているような発見をたくさんしています。
一方で、
きょうだいの年齢差があって連れて行くのが大変!
どうやって一緒に楽しめばいいかわからない!
という声も聞こえてきます。
そこで今回は、親子で図書館を楽しむヒントをお伝えします♪
利用者カードは1人1枚♪
私、息子、娘、それぞれカードを作っています。
カード1枚につき10冊まで貸出可能なので、
「好きな絵本を10冊借りてもいいよ」
と息子に言うと、残り何冊かを確認しながらイキイキと選んでいますよ。

もちろん借りるところまで自分でやってもらっています。
図書館員さんにカードを出してピッとしてもらうのが大好きな息子です♪
口出しはしない!
子どもたちが自由に選んでいると
”その絵本この前も借りてたのに”
”季節外れの絵本選んでるな”
など、大人はちょっと口を出したくなることってありませんか?
でもそこはぐっと我慢(笑)!
「その絵本大好きだよね~」
「なんかおもしろそうなの見つけてる!」
など、肯定することを心掛けています。

この写真のときも”またそれ読んでるな”と思っていた私です(笑)。
子どもは選んで決める、大人は見守る、それぞれの練習にも図書館はもってこい。
親子ともに自立の経験を積むことができます。
自由に選んでもらうと我が子の意外な関心事を知るときもあり、面白いですよ♪
年齢差があるときは拠点を決める!
私が利用する図書館では、乳児絵本の近くに低くて大きなソファーがあります。
3歳差の我が子たちはそこを「拠点」としています。
1歳は母が持ってきた絵本をソファーの上で広げ、4歳は少し遠い棚から選んでは戻ってきます。
兄の選んだ絵本を読み聞かせするときは妹も興味津々です!
また、兄は妹用に絵本を選んでくれることも。
自然ときょうだいの温かな関わりも生まれています。
家では図書館コーナーに並べる!
帰宅後は、家の絵本棚とは別の場所に借りた絵本を並べます。
借りるだけで満足せずに家でも楽しめるようにと意識していますよ。
目につく場所にあると、その日の興味関心が新鮮なまま、遊びに発展することもあります!

図書館コーナーといっても、実はローテーブルに立てて並べるだけの簡単なもの。
力を入れすぎないことが「継続して楽しむ」秘訣だと私は思います♪
親子で図書館を楽しもう!

いかがでしたしょうか?
今回は、我が家流の親子で図書館を楽しめるヒントをお伝えしました!
図書館は「静かに絵本や本を読む場所」というだけではありません。
好奇心の芽を育てたり、親子やきょうだい間との関わりを楽しめたりと、色々な経験ができる場所です。
借りた絵本を自宅で読むことで、さらに学びも深まります。
「今日はどの絵本と帰る?」を合言葉に、図書館へ行ってみませんか?
新学期で慌ただしくなる前に、親子で心落ち着く時間が過ごせますように。