思わず口ずさみたくなる!言葉のリズムやテンポが楽しい絵本
こんにちは!
ママライターのまるやまひなです。
我が家の息子は、実は2歳まで発語がなく、鼻歌ばかり歌っている子でした。
コツコツ溜めるタイプなので、いつか爆発するだろうと思っていたものの、焦る親心。
「言葉って面白いな」
「なんだか話すって楽しそう」
そんな気持ちを持ってもらえたらいいな!
と、まるで歌のような、言葉のリズムやテンポが面白い絵本をたくさん読んでいました。
今回は、そんな言葉を楽しめる絵本を紹介します。
現在、お子さんの発語で悩んでいる方も、そうじゃない方も、絵本を通して「言葉」を楽しむ時間をつくってみませんか?
クセになる不思議な言葉♪『ぽんちんぱん』
作:柿木原 政広
出版社:福音館書店
「ぱんぱんしょくぱん ぽんちんぱん」
「ちぎちぎぱっぱで ぽんちんぱん」
という歌のような、おまじないのような、言葉のリズムが楽しい一冊♪
大好物のパンが出てくる!
パンにお顔ができる!
と、我が家ではハマるポイントがたくさんありました。
ママ以外の発語だと「ぱん」が一番最初だった息子。
この絵本にも助けられたのではないかと感じています。
5ヶ月の娘にも読んでみたら、偶然にも「ぱっ」と音が出てきて驚きました(笑)。
「ぽんちんぱん」の読み方に正解はありません。
現在3歳の息子は、自分なりにイントネーションやリズムを変えて楽しんでいます。
これがなかなか面白くて、私も大爆笑!
大人にも言葉の面白さを再認識させてくれます。
おもしろ列車の音に興味津々!『かんかんかん』
文:のむら さやか
制作:川本 幸
写真:塩田 正幸
出版社:福音館書店
息子が1歳の頃からずっとお気に入りの絵本です。
リズミカルな踏切の音を聞くと、どんな列車がくるのかワクワクします。
また、通る列車も個性的!
「んまんまれっしゃが とおります」
「んまん ままん んまん ままん」
と面白い音で走っていきます。
最近、息子は食べたお皿やフォークなどを片付ける時に
「さらんらーん さらんらーん」
「フォクスプーン フォクスプーン」
と走行音を考えて、台所まで持って来るようになりました。
ちょっとイヤイヤしている日は
「コップ列車、くるかなくるかな?」
などと声を掛けるとニヤニヤ動いてくれることも。
電車好きさんのご機嫌になる遊びとしても良いかもしれません(笑)。
69音の食べ物が大集合♪『あっちゃん あがつく』
原案:みね よう
作:さいとう しのぶ
出版社:リーブル
50音に、濁音や半濁音も合わせて、69音の頭文字がついた食べ物やおやつが登場する言葉遊びの絵本です。
「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」
「いっちゃん いがつく いちごじゃむ」
親子ともにすぐ覚えてしまうような、テンポの良い文章が魅力!
○ちゃん ○がつく・・・と頭文字や結びつく食べ物を考えて遊ぶこともできます。
「ぴっちゃん ぴがつく ぴたごら!」
「はっちゃん はがつく はやぶさ!」
など、息子も自由に考えては大喜び♪
69音もあって、読むのは少し大変かもしれませんが(笑)
幼児から小学生まで長く楽しめるのではないでしょうか。
絵本で、豊かな言葉を身に付けよう♪
今回は、息子と娘が大好きな言葉のテンポやリズムが特徴的な絵本を紹介しました。
シンプルな音の繰り返しや心地よいリズムは、言葉をより身近にしてくれます。
日常会話では得られないような豊かな表現も体験させてくれます。
そのおかげか、ひたすら言葉を溜めていた息子も話してみたくなったのかもしれません。
今では妹に読み聞かせをしてくれるほどになりました。
絵本それぞれに対象年齢は記載されていますが、あくまで目安。
あまり囚われず、ぜひ子どもたちと言葉遊びを楽しんでみてください!