親子で学んで・食べて・遊べる!『かまぼこ博物館』

こんにちは。
お出かけするには気持ちの良い季節となりましたね。
徐々に成長してきた子どもたちとのお出かけ先に頭を悩ませるmihhyです。

今回は、関東近郊で親子で楽しめるおすすめスポットをご紹介します。

小田原にあり、150年余りかまぼこ作り一筋という『鈴廣』が手掛ける『鈴廣 かまぼこ博物館』。
箱根や伊豆方面へ旅行の際にはアクセスが良く、目的地までの間にお子さんが飽きてしまったりぐずってしまった時には気軽に立ち寄れるので、ぜひ利用してみて欲しい施設です。

入館料無料で色々学べて遊べちゃう!

私たち親子は雨の日に急遽利用しました。
“暑い日や雨が降った日でも子どもたちと楽しめる施設”は、知っていると重宝しますよね。
入館するために特に予約などは必要なく、しかも無料で入館できるので便利!

施設は1階から3階まであります。

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かまぼこのおいしさのヒミツを遊びながら学べるエリア

1階にあるのは、かまぼこの歴史や不思議、素材や栄養のことなど楽しみながら学べるエリア。
見て・触って・遊びながら子どもだけでなく大人も夢中になってかまぼこについて学べる仕掛けがたくさん!
お魚スロットやかまぼこ職人が使う道具などを使って、かまぼこの豆知識を知ることができます。
展示物はお子さんが興味を示す形式になっているものも多く、ワクワクしながらエリアを回れるので飽きません。
かまぼこの歴史や栄養について、小さいお子さんにとってちょっと難しい内容の部分はママやパパと一緒に、小学校高学年以上のお子さんならひとりでじっくりと見て学べそう。

身近なかまぼこの今まで知らなかったヒミツを知ることができ、子どもたちは「かまぼこ博士」の気分。
私たち親にとっても「なるほど〜」と、知らなかった知識がたくさん。

他にもミュージアムショップ、かまぼこやちくわの手作り体験ができる大きなキッチンやかまぼこ職人の技を見学できる工場がありバラエティに富んでいます。

また、予約をすれば職人さんと一緒にかまぼこやちくわの手作り体験もできます。
自分だけのオリジナルかまぼこやちくわを作って食べてみるのも、ステキな思い出になりそうですね。

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かまぼこ板をキャンバスに。『かまぼこ板絵美術館』

2階には『かまぼこ板絵美術館』があります。
いつもは捨ててしまっていたかまぼこの板をキャンパスにした作品が展示されていました。
ゴミになってしまうかまぼこの板がキャンパスになるという発想は、子どもたちにとっても意外だったよう。
個性ある作品の数々にじっくりと見入っていました。
「今度かまぼこの板に絵を描いてみようかな」
と、ものを大切にする気持ちが芽生えたようです。

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奥が深~い「かまぼこ」の科学が学べるエリア

3階にあったのは『かまぼこの科学のエリア』。
「科学まで学べるなんて、すごい!」
と、親が感心しているうちに子どもたちは五感を使って遊べるエリアに夢中。
「体にとりこまれたたんぱく質はどう変化するの?」「かまぼこのおいしさのヒミツは?」
といった疑問を、映像技術や様々な仕掛けを使ってやさしく学ぶことができました。

お仕事体験で子どもの真剣な眼差しを見守ってみては?

隣接する施設『鈴廣かまぼこの里』では、「こどもおしごとたいけん」が実施されていました。
各店舗で実施するお仕事に挑戦すると、「かまぼこ給」というお給料がもらえます。

「箱根登山鉄道の車掌さん」や「おべんとうやさん」、「カメラマン」や「名探偵」など子どもたちが憧れるお仕事がたくさんありました。
その他、かまぼこに関するお仕事も多くどれも楽しそうです。
土日限定のお仕事もあるので、予定に合わせて挑戦してみてはいかがでしょう?

「こどもおしごとたいけん」の開催時間・参加費はそれぞれ異なるのでホームページなどで確認してみて下さいね!

小学校低学年と高学年の我が家の子どもたちは、この日すぐに参加可能だった「かまぼこバーのかまぼこソムリエ」に挑戦しました。
小学生以下が対象の「こどもおしごとたいけん」なので、お仕事内容によっては未就学児のお子さんでも挑戦できそうです。

3種類のかまぼこを見たり、香りをかいだり触ってみたり。
真剣な眼差しでかまぼこの違いを見付けようとしている姿は、まさにソムリエそのもの!
近くで見守っているママやパパも、子どものいつもとは違う真剣な表情に思わず「ウフフ」と笑みがこぼれてしまいそう。

お仕事を終えると、お給料「かまぼこ給」を手にし、ご褒美においしいものと交換してもらえました。
「プニプニ(弾力)とキラキラ(色つや)の違いが難しかった~!」
と、食べ比べた感想を言い合いながら自分たちで働いたお給料でおいしいものを食べられ、とても満足した様子。

遊んで学んで食べて。
身近な“かまぼこ”で、親子そろって様々な体験ができる施設でした。

“暑い日や雨が降った日でも子どもたちと楽しめる施設”

いかがでしたか?
親子での楽しいお出かけの参考に少しでも役に立てたら嬉しいです。

ママやパパたちが日常を忘れて子どもたちと一緒に楽しむお出かけは、いくつになっても大切な親子の思い出として残るはず。
たくさんの体験を通して、子どもたちが様々なことを感じてくれたらいいなと思います。

みなさんも親子の時間を豊かにするお出かけをしてみませんか?

鈴廣かまぼこ博物館 

住所:神奈川県小田原市風祭245
電話番号:0120-07-4547
駐車場:あり
HP:https://www.kamaboko.com/museum/
Instagram:https://www.instagram.com/kamaboko_museum/

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