入院と産後に備えよう!~出産準備あれこれ~
妊娠期間も後期になると、間近に迫るお産の日を思ってなんだかそわそわしますよね。今回は出産や産後に備えて妊娠後期にやっておくべき準備についてお話します。
準備がしっかり整っていれば、きっと心穏やかにお産に臨めるはず。
私は2年前に出産を経験していますが、その時の経験をふまえお伝えしたいと思います。
入院セットを準備しよう
用意するべき基本的な入院準備の品は、分娩予定の病院から指示がありますね。バスタオルや前開きのパジャマ、骨盤ベルトなど…。
産院によって用意するものは異なるので早めに確認して揃えておきましょう。
ただし、早くから準備した場合はちょこちょこ中身の確認や整理をすることをおすすめします。
私は随分早くから入院セットをまとめていたのですが、知らない間にバッグの中で液体が漏れていて、いざ入院当日に開封したらバスタオルが使い物にならなかったという悲しい思い出があります。
産後のつらい体をひきずって院内のコインランドリーに行ったりコンビニに買い足しにいったりと、体に無駄な負荷をかけることとなってしまいました。入院セットに不備があると産後にダメージを受けた体にも、心にも負担が大きいですよ。ご注意を!
また持ち物リストにはないかもしれませんが、スマホの充電器や眼鏡、日常で使っている薬やスキンケア用品なども必要ですよね。
忘れなく用意しておきましょう。
あると便利!なオススメグッズ
1人目を産んだ時の経験から、産院からの持ち物リストにはなかったものの用意しておくと大変便利なおすすめグッズをご紹介します。
・ペットボトル用ストローキャップ
これは必須のグッズでした。ペットボトルの飲み口に装着しストローが挿せるようになるものです。陣痛が強くなってくると起きあがることすら難しくなります。これがあれば寝たままでもペットボトル飲料が飲める!100円均一で購入可能ですよ。
・ハンディパックタイプの飲料
これも上と同様です。陣痛やお産の最中にペットボトルでは水分補給がしづらいため、同じ飲料でもゼリー飲料のようなハンディタイプのパックに入っているドリンクが断然飲みやすかったです。
・育児ダイアリー
産後に授乳やオムツ替えの記録などを記す育児日記をつけたいと思っている方。入院時から手元にあるようにすれば産まれたその日から記すことができます。私は1人目の時、入院時の記録を後から書き写したりして手間がかかったので、2人目の今回はあらかじめ用意しておいて産後すぐから書けるよう入院バッグに忍ばせています。
・ヘアゴム、ヘアクリップ
出産後、すぐに始まる授乳。授乳の際は基本下を向いていることが多いので、はらはらと落ちてくる自分の髪が邪魔になりがち。授乳は1日何回も行います。ヘアゴムやヘアクリップがあれば余計なストレスに悩まされずにすみますよ。
退院後のこと考えていますか?
退院後は、自宅に帰りますか?しばらく実家などで過ごしますか?
いずれにしても、産後すぐのママと赤ちゃんは思うように外出することができないし、昼も夜も赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいに。
退院後に必要になりそうなものはあらかじめ用意しておくと安心です。
今回は赤ちゃん用品ではなく、産後のママのためにあったほうが良いものをご紹介します。
・生理用ナプキン
人によりますが、産後1ヶ月近くは悪露という出血が続きます。生理用ナプキンで対応できるため、事前に用意しておくと買い物を頼んだりする必要もなく安心です。
・授乳クッション&円座クッション
授乳クッションは授乳中に赤ちゃんを支え、ママの体の負担を和らげる半月型のクッションです。我が家では授乳期を終えたあとも親子でお気に入りのクッションとして使っていますよ。
円座クッションは産後のお股の痛みを緩和させるグッズです。私はこのクッションがないと座ることができなかったため、退院前にあわてて家族に用意してもらうことに。ただし必要かどうかは自然分娩かどうか、会陰切開をしたかによっても異なるため、事前に用意するかどうかは見極めが必要です。
・乳頭保護クリーム
赤ちゃんの口は小さく、おっぱいに慣れないうちは上手に乳首を吸ってくれません。またママも初めての授乳には戸惑うことが多いですよね。授乳が軌道にのるまでの間に、ママの乳首に傷が出来てしまうことは珍しくありません。乳頭保護クリームをすぐ使えるように用意しておくと、辛い思いをせずに済むかもしれません。
お産はいつ始まるかわからないもの。余裕のあるうちに準備をしておくとスムーズです。
陣痛が来たときにすぐ対応できるよう、家族とで相談したり、産院やマタニティタクシーの電話番号を共有しておくことも忘れずに。
赤ちゃんに会える日を安心して迎えられると良いですね。